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そしてミランダを殺す の商品レビュー

3.7

162件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    69

  3. 3つ

    46

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2024/04/19

3部構成で凄く読み易かった。ミランダが中々殺されないでヤキモキした所もあった(笑)ある人物が早々に退場した事に驚いた。

Posted byブクログ

2024/03/03

最初から引き込まれて,中盤にはもうジェットコースターに乗っていましたね。一気に最後まで読んでしまいました!最後の最後までドキドキして手に汗握るとはこの事!と言った状況で読んでいました。最後の最後のどんでん返しもスパイス効いていてよかった! 久々に痺れるミステリーを読みました!

Posted byブクログ

2024/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・あらすじ 特大地雷女たちとそのいざこざに巻き込まれた男たち(と言っても男達も不運ではあるけど可哀想ではない)4人の話。 殺そうとするもの、殺されるものが入り乱れる。 ・感想 リリーの評価が男女でかなり差があるのが面白かった。 狩るものと狩られるものの視点が交互に書かれてるので物語の先が気になってすぐ読み終わってしまった。 読了後原題を知ったけど納得のタイトルだった。 しかしあの気持ち悪い刑事は何のために出てきたんだろう? ケイトが語らないことは、も読んでるけどどっちも自分勝手で共感能力が低く、思考回路が理解できない主人公だった。

Posted byブクログ

2024/05/16

詰まらなくは無いけど、物語が退屈、殺人計画も杜撰で運が良いだけ、今までの人生が上手く行き過ぎなんだよね。 最後のおちは確かに「太陽がいっぱい」を彷彿させる。 少し期待外れだった。 ミステリーをあまり読んだ事が無い人に薦めるには丁度良い作品。

Posted byブクログ

2024/01/17

痴情のもつれといえばそれまでだが、この小説ではそれぞれの登場人物(特に女性)の立ち位置が複雑になっていて、展開が気になってどんどん読んでしまった。 (ストーリーと関係なしに、アメリカやイギリスの小説を読んでいると、ティーンエイジャー達の生活の治安が心配になる)

Posted byブクログ

2023/11/12

ある日、出会った美女に殺人を持ちかけられたら? しゃれたタイトルと、あらすじ紹介の2行目で想像したのと似たようなタッチの作品ではありましたが。 展開は予想外で、クール! 空港のバーで、テッドは知り合ったばかりの美女リリーに妻が浮気していると喋り、殺したいと口走ると、当然だと言わ...

ある日、出会った美女に殺人を持ちかけられたら? しゃれたタイトルと、あらすじ紹介の2行目で想像したのと似たようなタッチの作品ではありましたが。 展開は予想外で、クール! 空港のバーで、テッドは知り合ったばかりの美女リリーに妻が浮気していると喋り、殺したいと口走ると、当然だと言われる。 妻の名はミランダ。 まさかと思いつつも、再会を約束する二人。 リリーというのが実は、普段は地味な勤めをしている目立たない女性。 テッドは企業家で大金持ち。 ミランダは美人だが気が強く、わがまま。 とはいえ、殺されるほどのことをしているかと言うと、そうでもない。 ただ、現実にも出会ったら、「嫌だな」と思うだろう‥ そういうタイプの存在を、さっくり殺してしまう、というのに、ちょっと笑ってしまうブラック・ユーモア。 動機としては弱いので、罪を犯してもバレず、すぐは捕まらないでいるのも。 こんなことを実行する人間は、普通ではない、サイコパスに違いない。 でも、「嫌だな」という気持ちの中には「こんな奴、いない方がいい」という考えも混じっているかも? いや、あくまでフィクションなので。 ダークめな犯罪小説だが、視点が変わる面白さや意外性ある盛り上がりがスマートに描かれています。 ミステリの各賞で2位と上位だったのは納得です。

Posted byブクログ

2023/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2023/8/16読了 原題は”The Kind Worth Killing”(殺されて当然の者). 何だかんだ惹かれ合ったテッドとリリーだったが、計画が成功して一緒になれたとしても秘密を共有したまま幸せに、とは行かなかっただろう。ミランダと同じく、リリーも“ひと目見た瞬間から、彼に助かるチャンスはなかった”タイプなのだ。P・スワンソン、初めて読んだけど、他にも買ってしまいそう。

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2023/09/09

いつ殺すのかなあってダラダラ読んでいたら、半分くらいで思いもしてなかった事態になって、震えて、それから最後まで一気に読んだ。 一つのシーンを2人の視点で描くのもよかった。主観と客観の違和感を、殺す人と殺される人で描くの天才すぎる。 最後までどうなるか読めないのも、好き。 サイコパ...

いつ殺すのかなあってダラダラ読んでいたら、半分くらいで思いもしてなかった事態になって、震えて、それから最後まで一気に読んだ。 一つのシーンを2人の視点で描くのもよかった。主観と客観の違和感を、殺す人と殺される人で描くの天才すぎる。 最後までどうなるか読めないのも、好き。 サイコパスの殺人鬼が主観なので気持ちいい読書ではなかったけど、完成度高すぎる。傑作であることは間違いない。

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2023/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すごく面白かった! 殺すつもりが殺される。追いつ追われつ、全く予想できないスリリングな展開で、連続ドラマにしたら面白そうだなぁと思った。解説に書いてあった映画化はどうなったんだろう。 主人公のリリーは独自の正義(倫理感)を持っているが、リリー目線で読んでいるとそれほどサイコパス感がないというか、不思議と嫌な感じに見えない。ただし、リリーの殺人の理由はやむにやまれて…というよりは、過剰防衛にも思えるが。 全く知らない地名ばかりだけど、リリーの育った郊外、リリーの通った大学、勤務先の大学、テッドの別荘を建設中のリゾート地、いずれも風景描写が印象的。月が海を照らしていたり、殺人の夜が満天の星空だったり、街に林檎酒の香りが漂っていたり。 ラストのリリーの父からの手紙に驚愕。私は、父はリリーの行動に気づいていると思って驚いたのだが、どうだろう?

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2023/09/03

おもしろかった! 導入部から最後の一文まで、 緊迫感が途絶えることはなかった。 最近読んだミステリーの中では 群を抜くストーリー展開の素晴らしさ。 (ただし、少々アダルトな展開も多めなので、 ああ、また始まったかー、な所もなきにしもあらず) タイトルの「そしてミランダを殺す」の...

おもしろかった! 導入部から最後の一文まで、 緊迫感が途絶えることはなかった。 最近読んだミステリーの中では 群を抜くストーリー展開の素晴らしさ。 (ただし、少々アダルトな展開も多めなので、 ああ、また始まったかー、な所もなきにしもあらず) タイトルの「そしてミランダを殺す」の通り、 最初はどんなふうにこの殺人が行われるのかという興味がメインだったのが、徐々に 登場する女性たちの頭脳戦にワクワク。 語られることのない結末までもが なんとも言えない余韻を残した。 ※全くの余談ですが、最後の方に出てくる弁護士の名前が「ステファニー・フリン」で、ポー&ティリーシリーズ大好きのわたしは同姓同名の登場に思わず叫んでしまった!

Posted byブクログ