きまぐれな夜食カフェ の商品レビュー
このシリーズはシャールさんがどんどん好きになる。今回は3つ目の話が衝撃もあり面白かった。濃い登場人物の過去の話が出てきて面白いなぁ。
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私たちの体と心は食べたもので出来ている。だからこそ、もっと自分の体に入れるものを大切にしなければなりません。自分も心を込めて作ったものを食べたいし、大切な人たちに食べさせたいと思わせてくれる素敵な作品です!
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シリーズ3作目。 1話目のワタキラの話は、今までの作風とは違い主人公の暗さとネチネチした雰囲気にびっくりしたが、そんな主人公にちゃんとシャールがそれなりの対応をしていたのが納得感あって安心した。 あと漫画家の青年と、丸の内のOLの女の子は、マカンマランで出会った縁が育まれている...
シリーズ3作目。 1話目のワタキラの話は、今までの作風とは違い主人公の暗さとネチネチした雰囲気にびっくりしたが、そんな主人公にちゃんとシャールがそれなりの対応をしていたのが納得感あって安心した。 あと漫画家の青年と、丸の内のOLの女の子は、マカンマランで出会った縁が育まれていることがとてもよかった!
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ほんとうにこのマカンマランシリーズは好き。 読んでいる最中はほっこりするのに、読み終えた後はじんわり。 今回は自分の人生から目を背けて間違った方向に向かった女性の話から始まる。これを読んで、そっか、そういえば今までの登場人物はみんな、なんだかんだ言って自分の人生や現実から逃げては...
ほんとうにこのマカンマランシリーズは好き。 読んでいる最中はほっこりするのに、読み終えた後はじんわり。 今回は自分の人生から目を背けて間違った方向に向かった女性の話から始まる。これを読んで、そっか、そういえば今までの登場人物はみんな、なんだかんだ言って自分の人生や現実から逃げてはいなかったんだ、と気付いた。 他人を罵ることは簡単、一瞬だけ愉悦に浸るけれど、でも後に残るのは虚しさだけ。 そういう人には甘やかしても無駄なのよね、依存されるから。 何しろ私自身がそういう人だから、「自身の毒」と称して保存食の作り方を伝えたのはすごく良いと思った。 後に繋がるけれど、ほんとうに「手ずからなにかを生み出すことほど人を満たすものはない」のよ。 他人から満たされたくても完全に満たしてくれる存在なんて無くて、だから自分から生み出す。 それは手芸でもいいし、料理でもいい。つい最近、手縫いで肌着を作ったことが重なってじんわりときた言葉。 それと、「若さは決して万能ではない」。 よく、若いっていいわねーと無責任に言われる言葉に辟易としていた思いが救われた気がした。 まだ若いんだから、もセットで。 若いからこそ苦しく感じることなんて沢山あるし、貴方だってあったでしょう?忘れたの?と問いたくなるほど羨ましさを全開にして言ってくるものだから、毎回胸につかえるような思いをしてた。良かった、若いだけで良い、なんてそんなことないんだよって言ってくれて。 他の方も書いてたけど、比佐子さんの猫の表現が素敵。 「この世のすべての可愛らしさを集めて毛糸を作り、編み上がった個体にほんの一滴”陰険”を垂らすと猫になるのではないかと思う」
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シリーズ3作目。 心がお疲れの人達がマカン・マランを訪れる。 今回はちょっと闇が深めな感じだったけど、シャールさんの料理はやっぱり絶大な癒やし効果がある。 第3話「風と火のスープカレー」では、少しうるっときてしまった。 シャールさんはもちろん好きだけど、御厨に会っていたら好きにな...
シリーズ3作目。 心がお疲れの人達がマカン・マランを訪れる。 今回はちょっと闇が深めな感じだったけど、シャールさんの料理はやっぱり絶大な癒やし効果がある。 第3話「風と火のスープカレー」では、少しうるっときてしまった。 シャールさんはもちろん好きだけど、御厨に会っていたら好きになってしまうかもと思った。
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前作とリンクしているところもあり、面白かった。シャールの「だからね、大事なのは、先のことをあれこれ気にかけるより、今をできる限り上機嫌に過ごすことなんじゃないかしら。」という台詞が好きです。前向きに生きたいと感じさせてくれる本です。
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第三弾ともなると、どんなに苦しい境遇の人物が登場しても「このあといい出会いがあって前向きになれるから大丈夫だよ」と言いたくなりました。やっぱりシャールさんの言葉は心に染みます。美味しいものを食べて身体と心の機嫌を取りたいです。
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☆4 シリーズ第3弾 またまたシャールさんに会いに「マカン・マラン」を訪れました。 第一話の「妬みの苺シロップ」が悪意に満ちたお話ということもあり、いつもの温かい雰囲気とは違う始まり方に驚きましたが、シャールさんの心に響く素敵な言葉の数々は健在で、今作でもたくさん救われました...
☆4 シリーズ第3弾 またまたシャールさんに会いに「マカン・マラン」を訪れました。 第一話の「妬みの苺シロップ」が悪意に満ちたお話ということもあり、いつもの温かい雰囲気とは違う始まり方に驚きましたが、シャールさんの心に響く素敵な言葉の数々は健在で、今作でもたくさん救われました❁⃘*.゚ 大好きなシリーズなので、残り1冊なのが寂しいですが…最後まで楽しませてもらいたいと思います!
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『衝立で仕切られた八十センチほどのデスクの上には、パソコンと、電話しかない。 一区切りついたところで、弓月綾は離席ボタンを押した。電話とコネクターでつながっているヘッドフォンを外すと、オフィスいっぱいに響き渡るオペレーターたちの声が、途切れることのない潮騒のように押し寄せてくる。...
『衝立で仕切られた八十センチほどのデスクの上には、パソコンと、電話しかない。 一区切りついたところで、弓月綾は離席ボタンを押した。電話とコネクターでつながっているヘッドフォンを外すと、オフィスいっぱいに響き渡るオペレーターたちの声が、途切れることのない潮騒のように押し寄せてくる。』
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ3巻目読了。 1冊読み終わる度に心が満たされたな〜〜と感じます笑 スープカレーの回で離婚式にシャールさんが登場したときは感動のあまり小声で叫びました。 関わる人たち皆の心を満たしてくれるシャールさん。私もマカン・マランの常連になった気分でお話に没頭しています。 最終巻も楽しみです!
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