悲嘆の門(上) の商品レビュー
サイバーパトロール会社でバイトをする学生。警察退職後、病に苦しむ男性。それぞれが周りで起きた謎を追いたどり着いたのは、とある廃ビル屋上にあるガーゴイル像。 地味な登場人物・展開ながら、次が気になり読む手が止まらない、安定の宮部節。次巻(中巻)はどうなる?
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真菜ちゃんと母親の話は単なるプロローグだと思ったら、本編と関わる話しだったのか。新宿が舞台なのもいいな。久しぶりにパトロールに行きたくなったなぁ。
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と、とりあえず続きは気になる! でも実在しないガーゴイルと現実に起きてる切断魔、どうやって繋がっていくの? まったく想像つかんけど掴みはOKだ❢
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「英雄の書」の続きと聞いて読みました。 全く雰囲気は違いましたが、こちらもとても面白かったです。 英雄の書では主人公・友里子がいろいろな輪を飛び回っていましたが、こちらの主人公・孝太郎はあくまで自分の今生きている領域だけにとどまっています。今のところ上巻の時点では、ですが。 ...
「英雄の書」の続きと聞いて読みました。 全く雰囲気は違いましたが、こちらもとても面白かったです。 英雄の書では主人公・友里子がいろいろな輪を飛び回っていましたが、こちらの主人公・孝太郎はあくまで自分の今生きている領域だけにとどまっています。今のところ上巻の時点では、ですが。 英雄の書の続きということでモチーフは同じなのに、これほどまでに違う描き方もできるのかと驚きました。 社会問題のひとつであるネット問題にフォーカスしていて、物語の力・言葉の力の恐ろしさをより身近に感じます...。 初っ端から薄気味悪いゾワリゾワリとした恐怖。どうなっていくのか、読み進めるのが恐ろしい反面、展開が気になります。
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ミステリー小説か?と思いきやどんどん話が変わってきて不思議な感覚。暗闇や屋上を覗く瞬間を考えて少し怖かったり…。上巻一気に読み終えました。続きも楽しみます。
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全く内容を知らない中、勝手な想像だけしていたが、想像していた現実的な内容とは違った。 が、間違いなく面白い、すぐに(中)に進んでいる。
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宮部さんの未読本!改めて読んでみました! 上中下巻の上巻。辛い親子のプロローグから、ネットイジメ、指のない殺人、謎のガーゴイル。これはミステリなの、SFなの? 上巻の終わりが気になりすぎてそのまま中巻に突入。おもしろいです!
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思い出した。彼女の作品は刑事コロンボ風に、ゆっくりと核心に迫っていくのだった。遠く離れた所での出来事が、次第に近づき繋がり、結びついていく。元刑事都築と学生孝太郎が出会った。
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模倣犯→ソロモンの偽証と読んできて手に取りました。 プロローグが辛くて……何年も積読にしていたのですが、ようやく上巻読了です。 なにが起きているのかをわからない不気味な感じから、最後に一気にガバっと来ました
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久しぶりの宮部さんの現代ミステリー(と思ってた)。読みやすくてあっという間だった。 主人公の大学生三島孝太郎と退官した元刑事の都築茂典が、本作において不気味の象徴である西新宿セントラルラウンドビル、通称〈お茶筒ビル〉で鉢合わせ、そこで異形の者と遭遇するところまでがこの上巻。 ...
久しぶりの宮部さんの現代ミステリー(と思ってた)。読みやすくてあっという間だった。 主人公の大学生三島孝太郎と退官した元刑事の都築茂典が、本作において不気味の象徴である西新宿セントラルラウンドビル、通称〈お茶筒ビル〉で鉢合わせ、そこで異形の者と遭遇するところまでがこの上巻。 宮部さんの作品によく出てくるベテラン刑事さんが大好きで、(今回の方は退官してて元刑事だけど)都築さんパートが特に面白かった。
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