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悲嘆の門(上) の商品レビュー

3.8

63件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2024/04/29

サイバーパトロール、面白そうと思ったけど、そこはそんなにだった。著者の原題社会を舞台にした作品が好きだけど、ファンタジーで語らせるところがとっつきにくかったかな。

Posted byブクログ

2024/02/13

ファンタジーなのかと思ったら、普通の大学生が普通に生活しているところに、じわじわと不気味な影が差してくる感じ。本気でゾクゾクゾクしながら上巻は一気読み。この後の展開を楽しみに中巻を買いに行きます!

Posted byブクログ

2023/09/13

「<輪>を生み出し、咎の大輪を回し続けるおまえたちヒトの命の、何と力強いことだろう。そこから生まれ出る<渇望>の、何と大きなことだろう」 ……一つの物語を消費しても、また新たな物語を求め、本棚に収まり切らない本を買い込み抱え込む罪を、私は今後も繰り返していくのだろう。

Posted byブクログ

2023/07/09

感想は全部読み終わった時に。 この物語がどう言う方向に向かっているのか、どう言う結末になるのか想像ができてません。。

Posted byブクログ

2023/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

宮部みゆきの長編小説。再読。過去に読んでいるが、内容がうろ覚えであり、更に筆者のミステリーを長らく読んでいないので手に取る。小説版で三冊上中下巻のセットであり長いストーリーだが、宮部みゆきの真骨頂は長編ミステリーだと思っている為、楽しみたい。また、再読の為、物語の大枠は抑えているが、ジャンル分けする事でネタバレになる小説も珍しい。 上巻ではプロローグ、一章、二章の構成。  プロローグでは幼い女の子と貧しい母親の描写。第一章ではネットパトロール会社にアルバイトで勤める幸太郎の目線と元刑事で体調を崩し、現在は無職になった都築の目線で語られる。  背後に幸太郎の妹の同級生を絡めたいじめ問題、連続殺人鬼事件、そして廃ビル屋上に佇むガーゴイル像の事件と不穏な種まきがされている。  特に幸太郎がアルバイトする「クマー」はネット上の警備会社の為、様々な問題に直面する事が多く、第一部最後では同僚の森永がホームレス失踪事件に関わり、何かのトラブルに巻き込まれる暗示で閉められている。第一部はまだ種まきの段階であり、これからどの様な謎に道で行くのか。期待が膨らんでいく。(詳細までは思い出す程度で真新しい気持ちだ。) 第二章では一部の種まき部分が少し回収され、ガーゴイル像の謎は大きくなる一方、幸太郎と女の子、幸太郎と都築が出会う。それぞれガーゴイル像の秘密にたどり着き、廃ビルに潜入しその場で遭遇、それぞれある程度共通の認識があった為、何とか目線を合わせる事が出来たが第二章の結末で衝撃的な状態で閉められており、次巻のストーリーが気になるところだ。  この作品を最初に読んだ際は単純にミステリーとしてドキドキしていたが、筆者はファンタジー要素も得意であり、この時点でファンタジーミステリーだとは思いもよらなかった。  ネタバレになるが、どうしても表現が必要だった。中巻も楽しみだ。

Posted byブクログ

2023/05/14

1世代か2世代前のインターネット世界がテーマの1つになり、徐々にそのミステリー引き込まれて行く。最後の盛り上がりは中巻を待てない。

Posted byブクログ

2023/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

山科社長の「溜まり、積もった言葉の重みは、いつかその発信者自身を変えていく」という話、「言霊」みたいなものだなぁと考がえていたら、ちょっと違う発想になった。 バーチャルワールドで語ったことはリアル世界にも影響を及ぼすという話、この小説ではSNSと現実という違いだが、今や「メタバース」での出来事がリアルにも影響を及ぼすような世界。 我々人類は技術革新の恩恵により空間を超えられる新次元(4次元目?)を手に入れんとしているのだよね? これって、このバーチャルである新しい次元とリアルである3次元の世界を行き来することに人類はちゃんと適応できておかないと、さらに技術が発達して現実との区別がつかなくなったときには、シリアルキラーとかいうレベルではない、本当に大変な悲劇が人類全体に起きるのではないか?IT技術の発達と人間の精神の発達は車の両輪でないといけないのではないかな、と思った。

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2023/03/31

まさに言霊のことを言っている様に感じる。 自分が言ったことは全て自分に返ってくる。 これを肝に銘じたいと思った。 匿名で何か悪いことを誰かに言ったとして、自分自身がわかっている。その言葉は自分自身を変え、影響する。自分自身と切り離すことはできない。 最初は面白くなかったけ...

まさに言霊のことを言っている様に感じる。 自分が言ったことは全て自分に返ってくる。 これを肝に銘じたいと思った。 匿名で何か悪いことを誰かに言ったとして、自分自身がわかっている。その言葉は自分自身を変え、影響する。自分自身と切り離すことはできない。 最初は面白くなかったけどだんだん物語に深みが増してきた。

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2022/08/09

これぞ宮部みゆき。「英雄の書」も読むべきだが、おそらくこれほど面白くはないのではないか・・・と猜疑心が沸々。

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2022/02/01

三島孝太郎は大学一年生。 特にネットの世界に興味があるわけではないが、先輩の働く会社でサイバー・パトロールのアルバイトを始めた。 不可解な殺人事件が起きて、その監視チームにも入った。 そんな中、同僚のバイトである森永が行方不明に。 老人の失踪事件を追うと行っていた。 そんな森永を...

三島孝太郎は大学一年生。 特にネットの世界に興味があるわけではないが、先輩の働く会社でサイバー・パトロールのアルバイトを始めた。 不可解な殺人事件が起きて、その監視チームにも入った。 そんな中、同僚のバイトである森永が行方不明に。 老人の失踪事件を追うと行っていた。 そんな森永を探して孝太郎が行き着いた先は… 2022.2.1

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