1,800円以上の注文で送料無料

違国日記(1) の商品レビュー

4.4

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2017/12/07

わたしはいつになったら大人になれるのかなあとか。でも、わたしも観察日記は大人になってからのほうが楽しいと思う。そう思えるだけ大人になったのかなあ。

Posted byブクログ

2017/11/30

最近はとみに「二つの文化の接近遭遇の機微」みたいなのを描いているヤマシタトモコさんの新作。 槇生さんは言葉を大事にする人というところがありがたい。自分はダメな大人な方だけど、この状況に陥ったら、と思うとむしろ朝ちゃんのようなみぞおちになってしまいそうだ。 こんご何が描かれていくの...

最近はとみに「二つの文化の接近遭遇の機微」みたいなのを描いているヤマシタトモコさんの新作。 槇生さんは言葉を大事にする人というところがありがたい。自分はダメな大人な方だけど、この状況に陥ったら、と思うとむしろ朝ちゃんのようなみぞおちになってしまいそうだ。 こんご何が描かれていくのかとても気になる。

Posted byブクログ

2017/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

例えば幼いころ、大人はお菓子なんて食べないのだと思っていた。けれど実際はもちろんそうではないのだと、知ったのは自分が大人になったからだ。 ヤマシタトモコさんの描く大人はすごく魅力的で、とても好きなのだけれど、その理由はそういうところにあると思う。子供が思っているほど完璧じゃない大人の姿が垣間見えるところ、というか。 同じくらい、ヤマシタさんの漫画に出てくる、「きみ」「あなた」という二人称が好き。とても素敵な響きを持っていると思う。

Posted byブクログ

2017/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

叔母と姪の生活が始まる。 久しぶりのヤマシタ先生の新刊と友人から聞いて購入。待ってました。 ヤマシタ先生の描く関係性や温度感は驚くほど自身の理想と一致していて、この人はもしや私の魂を知っているのではないかと不遜にも勘ぐる。そんな独身の侘しい女の心を激しく掻き鳴らす、いつものヤマシタ節が光る1巻目だった。 特に印象に残っているのは叔母(少女小説作家)が(関係の悪かった姉の子供である)姪を引き取るときに放つ台詞。 「私はあなたを愛せるかはわからない。けれど私は絶対にあなたを踏みにじらない」 決意を滲ませ狼に似た鋭い眼光で宣言する叔母は、たしかに獣に似た矜持を持ち力強く映る。けれどこれを言わしめたのは仕事柄の理想と夢の大きさゆえだろうか。 誰もが願うこと。けれど、誰も口に出すにはあまりにも不確かで恐れが勝る。どれだけの人が願い、どれだけの人が叶えられず、でも諦められない望みなのか。情感に満ち満ち、奇妙な歪みすら見える繊細な観察眼でえぐり取られるシーンのひとつだ。 これからの彼女たちの生活で紡がれる日常がどのようなものか、穏やかに見守っていきたい。

Posted byブクログ

2017/11/09

ヤマシタさんの空白とかモノローグとかほんと好き…。ちょっとキーになっている「悲しくなれば」とか、なにがしかを含めた言い回しとかっていうことに、子どもの頃出会いたかったな、と思った。でもやっぱりそれは大人になったからそう思うんだろうな。

Posted byブクログ

2017/11/08

ヤマシタ先生の独白が好き。 料理とか掃除とか日常が書かれてるのがとてもいい。 巡って戻って来たなという感じ

Posted byブクログ