死刑にいたる病 の商品レビュー
人間の弱い部分にじわりじわりそしてさりげなく入り込む、そしてコントロールしていく。恐ろしいけど、弱さを持つ人間にとって、コントロールされることが安定や安心につながっていく。 結末が凄くて、人の不思議さや、やっぱり繋がりを求める人間の弱さを考えさせられた。
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面白かったからすらすら読めたけど、読み終わった後の気分は良くない。笑 イヤミス。 大和が気持ち悪すぎる。 映画が公開された時、見に行きたいと思ってたけどタイミングがなくて見れなかった。でも、見なくてよかったーーー。
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一つの事件は冤罪なんだ。 相手が何を求めているか直感的に分かるからこそ、求めている言葉を与えることが出来るのだろうな。 真実に上手く嘘を混ぜて話しているから、調べ直しても矛盾はないように感じて全てを信じてしまうのだろう。
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ある一通の連続殺人犯からの手紙で始まる 九人もの殺人を犯した罪で死刑囚となった榛村大和 八人の殺人は認めるが、一人は自分の犯行ではない それを証明して欲しいとの手紙を受け取った筧井雅也。 何故自分に送られたのか? わからないまま、榛村大和に面会に行くと、 幼い頃によく通ったパン屋...
ある一通の連続殺人犯からの手紙で始まる 九人もの殺人を犯した罪で死刑囚となった榛村大和 八人の殺人は認めるが、一人は自分の犯行ではない それを証明して欲しいとの手紙を受け取った筧井雅也。 何故自分に送られたのか? わからないまま、榛村大和に面会に行くと、 幼い頃によく通ったパン屋の主人だった。 雅也は事件を再捜査していくに連れ榛村に魅せられていく… 雅也の母、一輝、灯里の存在がいろいろびっくりさせてくれる 映画はまた少し違うようなので観てみたい
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酷い 表現になるが、終始 吐き気を伴いながら項を捲った。 シリアルキラーを生む 要因の一つに生育環境にある(愛されない)と言うことは わからなくもないが、 素直に怖いものみたさだけで手に取ってしまった。
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連続殺人犯からの手紙から、自分の過去なことや家族のことを知ったり、そういう話かー!といった感じ 連続殺人犯はほんと言葉たくみに人の心を掴んで、頭が良くて冷静なんだなぁといった印象 過去の虐待とか家庭環境の問題もあるけど、そういうところにつけこむのがこの犯人の狡猾さなんだろな
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おぉ…これは何とも。 シリアルキラーと呼ばれる人の多くが IQが高く自分自身を魅力的にみせる技に長けていると聞くが、本当のところはどうなのだろう。 人間誰しも欠けている部分はあるだろうし そこをピンポイントで突いてくるのが上手いのかな。 映画は阿部サダヲが怖くて観れそうもないな...
おぉ…これは何とも。 シリアルキラーと呼ばれる人の多くが IQが高く自分自身を魅力的にみせる技に長けていると聞くが、本当のところはどうなのだろう。 人間誰しも欠けている部分はあるだろうし そこをピンポイントで突いてくるのが上手いのかな。 映画は阿部サダヲが怖くて観れそうもないな。
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ルポタージュのような物語 凶悪な犯罪を犯す者が、感じることが思うことが常人の私には到底理解不能。 ただその人のポテンシャルも兼ね備えてないと、こういうことにはならないということもよくわかった。 人の闇に漬け込むこういう人は、少なからずこの世に存在するのは事実だ。 こういう人間には...
ルポタージュのような物語 凶悪な犯罪を犯す者が、感じることが思うことが常人の私には到底理解不能。 ただその人のポテンシャルも兼ね備えてないと、こういうことにはならないということもよくわかった。 人の闇に漬け込むこういう人は、少なからずこの世に存在するのは事実だ。 こういう人間には、出会いたくないというのが、今の本音だ。
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話の設定に無理があるよなと気になりながらも物語のスピード感が心地よくてのめり込んでいった。 途中で微笑む人を思い出すような流れになったが、あちらに比べるともっと書き方が親切。シリアルキラーについても詳しく描写されているので納得も強い。 ただここが難しいところで、辻褄が合うほどに既...
話の設定に無理があるよなと気になりながらも物語のスピード感が心地よくてのめり込んでいった。 途中で微笑む人を思い出すような流れになったが、あちらに比べるともっと書き方が親切。シリアルキラーについても詳しく描写されているので納得も強い。 ただここが難しいところで、辻褄が合うほどに既視感が増して魅力が半減していく。なんだか惜しい読後感…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
阿部サダヲ出演の映画化で話題になった作品 関係者の話から真相に迫るかと思わせるミステリーパート?も充分に読み応えがあるが、 そこに留まらないどんでん返しが面白い エピローグまで怖さを損なわなず、いいゾクゾク感を味わう事ができた一冊だった ただ、雅也が榛村に残虐な方向に影響されていく様は少々唐突だったように思うのと、 虐待や姑との関係性等の話は少々ありきたりな話が続いた印象もあり、 少々惜しくも感じた
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