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地の星 なでし子物語 の商品レビュー

4.1

55件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2022/10/08

少し終わり方があっけなく感じた また、わりとあっさりと成功してしまったかな この作家の作品は家族関係のものをいくつか読んだ 何も読みやすくわかりやすい 人生の道標になることも多いと思う

Posted byブクログ

2022/07/30

読み始めて話が見えずに悩んだ。読みとめて、天の花を先 に読んでから地の星に戻ってきた。 出版順に読んだほうがよかったのか、これでよかったのか。 とりあえず読後感は良かった。

Posted byブクログ

2022/05/27

単行本の発刊では2冊目だが、発表されたのはこっちが後。「天の花」の方がポプラ社の文芸PR誌である「asta*」で2013年の7月号から14年の9月号まで連載されたものの加筆、修正版に対してこちらは2014年の10月号から16年の6月号までの連載の加筆、修正版。発刊順で逆読みするの...

単行本の発刊では2冊目だが、発表されたのはこっちが後。「天の花」の方がポプラ社の文芸PR誌である「asta*」で2013年の7月号から14年の9月号まで連載されたものの加筆、修正版に対してこちらは2014年の10月号から16年の6月号までの連載の加筆、修正版。発刊順で逆読みするのが、作者の意図にも沿っておりいいとする人は多いようだが、私は連載順に読んで、その意図は全く分からないし、理解できない。連載順の時系列順で読んだ方が、この「地の星」での耀子にようやく寄り添える。やっと、やっとかい!長かった・・・ さあ、次は完結篇?「常夏の光」の連載も昨年(2020年)末に終了しているそうで発刊が楽しみ。舞台は、さらに10年、2008年とのこと。どうなったんだ「ミネの森」!

Posted byブクログ

2022/04/02

出版が何故この順番だったのかが分かるような気がしました。1作目のなでしこ物語とは全く異なるトーンの話ですが、続編として素晴らしい物語りでした。最後まで一気に読まされ、読後感も良く満足でした。間をつなぐ天の花は、地の星と同時かそれ以前に構想されていたのでしょうが、他の2作との内容の...

出版が何故この順番だったのかが分かるような気がしました。1作目のなでしこ物語とは全く異なるトーンの話ですが、続編として素晴らしい物語りでした。最後まで一気に読まされ、読後感も良く満足でした。間をつなぐ天の花は、地の星と同時かそれ以前に構想されていたのでしょうが、他の2作との内容の落差が大きく、辻褄合わせに思えてしまいました。3作目も読む必要はあるもののおまけと考えた方が良いかもしれません。

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2021/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

口コミで次作を先に読むべきか、 出版順に読むべきかが議論されていたので悩んだが、 出版順に読んでみることにした。 そこに作者の意図があるのかも。 まず、18年も経っていて、 燿子は結婚し子どももいて(しかも相手は立海ではなく)、 スーパーで働いていることにしばらくついていけなかった。 燿子は高校生の頃かなり優秀で、海外で働きたいと思っているくらいだったが、 あっさり結婚したらしい。 そして自身が「おあんさん」に。 遠藤家は更に没落していて、以前に働いていた人々は今は皆いない。 まだ若いのに、何回も転回している人生だなあ。 1作目のなでしこ物語から時間をあけずに読んだので、 あまりにも違うストーリーで「えーっ!」となったが、 おなじみの登場人物たちが出てきてほっこりしたり、 昔、隆盛を極めた常夏荘のゴージャスな埋蔵品たちに驚きながらも、 パートの主婦が起業するまでのストーリーとして楽しめた。 かつての青井先生の教えが燿子の中にずっと生きているね。 それにしても、燿子はなぜ龍治を選んだのだろう。 いろいろ疑問が残るところもあったが、次作でそれが解決されるのだろうか。 そしてこの後、龍治や立海との関係性に変化があるのか。 この話自体は明るく終わったが、とても気になる。

Posted byブクログ

2021/09/27

つ、、続きが気になる、、、 主人公の一人の耀子がここまでずっと芯がなく流され続けてて、好きになれなかった。 やっと自立自律に向かっていったお話。 立海くんがどうにもこうにも切なかった、、、 龍治さんも心配、、、、

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2021/09/15

『天の花』から10年後。 常夏荘の女主人となった耀子は、子育てしながら働き始める。 『自立』と『自律』に心に止めて歩んできた耀子の頑張りにエールを送りながら読んだ。 立海のことが気になって仕方ない。 続きがあるのだろうか?

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2021/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「なでし子物語」では、なぜ時代設定が昭和後期だったのか分かった気がした。 前巻とは全く異なった物語。本当はこちらが言いたかったことなのか?とも思える。 諦観した照子に対し、起業して自立しようとする耀子。これをリアルにするには平成の設定が必要だったのかも。 さらさらと流れる文章は読みやすくて止まれない。三巻も気になる~

Posted byブクログ

2021/07/16

「なでしこ物語」が あまりにも 良かったので (図書館に)返却すると同時に 続編「地の星」をお借りしました。 いきなり、「燿子」が二十八歳として しかも 次の「おあんさん」として登場したので びっくりしました 「なでしこ物語」の時は八歳 「地の星」では二十八歳 「星の花」では...

「なでしこ物語」が あまりにも 良かったので (図書館に)返却すると同時に 続編「地の星」をお借りしました。 いきなり、「燿子」が二十八歳として しかも 次の「おあんさん」として登場したので びっくりしました 「なでしこ物語」の時は八歳 「地の星」では二十八歳 「星の花」では十八歳 出版年だけを見て、追ったので このようになってしまいました さて 「地の星」ですが 一作目の「なでしこ物語」を 秀逸な児童文学であるなぁ と読み込んできただけに あれっ (悪い意味ではなく)の思いを 持ったまま 読み進めていったのですが 途中からは さすが伊吹有希さん 読み込ませてもらえました そして 読み進めながら 一見手弱女ぶりの女性が さまざまな困難を乗り越えて その途中に素敵な理解者を得て 徐々にたくましくなっていく そんな物語を どこかで経験したなぁ あっ そうだ これ 高田郁さんの「澪つくし 料理帖」 だ と 懐かしく思い出しました 良い物語は 良い余韻をもたらして くれます 贅沢な時間でした

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2021/04/04

「なでしこ物語」から18年後 28歳になった耀子は『おあんさん』となり、 そして1児の母になっていた。 先の「なでしこ物語」では、 自分は何もできない、 何をしてもグズだと、自信を持てないでいる 小さい女の子だった耀子が、 「どうして?ではなくどうしたら?」 と自分で考え、女性...

「なでしこ物語」から18年後 28歳になった耀子は『おあんさん』となり、 そして1児の母になっていた。 先の「なでしこ物語」では、 自分は何もできない、 何をしてもグズだと、自信を持てないでいる 小さい女の子だった耀子が、 「どうして?ではなくどうしたら?」 と自分で考え、女性として、母として、 自立・自律した大人になっていく耀子の 成長していく姿が描かれていて、 とてもカッコ良くうつりました。 ***ネタバレ*** しかし 龍治と結婚していたのにはビックリ! どこがどうなってそうなったのだろう? その辺りの事が次に出版された 「天の花 なでしこ物語」 で描かれているようなので、 引き続き、楽しみに読もうと思います。

Posted byブクログ