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アナログ の商品レビュー

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105件のお客様レビュー

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2018/02/02

女子中高生のドリーム小説が携帯小説なら中年以上の男性が書くドリーム小説がこんな感じかなあ、と。 出会って恋に落ちるのがほぼ一目惚れで、なのにあっという間にのめり込むので置いてけぼりの気分になり。 さらにちょっと喫茶店で会っただけの男を簡単に信用して次の約束までしてしまう女性側に...

女子中高生のドリーム小説が携帯小説なら中年以上の男性が書くドリーム小説がこんな感じかなあ、と。 出会って恋に落ちるのがほぼ一目惚れで、なのにあっという間にのめり込むので置いてけぼりの気分になり。 さらにちょっと喫茶店で会っただけの男を簡単に信用して次の約束までしてしまう女性側にも違和感。 特に今、世間で介護の辛さが話題になった直後だけに、綺麗事しか描かれていない結末にもカタルシスを感じられなかった。 男三人の友情のわちゃわちゃ感は良かったけれど、いくら気心知れた仲でもお金のかかる事を任せたりするのはやめた方がいいと思ってしまう。 シビアな目で見て申し訳ないけれど、読み手の性別、そしてどの世代かで評価が変わりそうな話。 ビートたけしがこういう純愛物語を書けるというのは素直に驚きました。

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2018/01/30

メディアでみるビートたけしのイメージそのまま。 くだらない下ネタと掛け合いが約半分。その他が4割でお涙が1割くらい。 内容が薄過ぎた。 昔見た「菊次郎の夏」が自分の中で美化され過ぎているのかな?

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2018/01/28

狙いは分かりますよ。でも手法が悪過ぎた。何より、主人公の友達の二人の会話がひどすぎる。こいつらは昭和からやってきたという設定なのか?  まあ、太田光よりはましだったが、たけしさんはエッセイぐらいで置いておいたほうがいいでしょう。

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2018/01/25

著者は芸能人であり、大物芸人であるが、小説はビートたけし臭を感じず、スイスイと読めた。スマホなどがない時代の恋愛を、漫才のテンポも取り入れながら、楽しく愉快に描かれ、面白かった。今はスマホがあり、連絡は容易だが、それらがない時代の連絡は今からすれば不便なものに感じる部分もあるが、...

著者は芸能人であり、大物芸人であるが、小説はビートたけし臭を感じず、スイスイと読めた。スマホなどがない時代の恋愛を、漫才のテンポも取り入れながら、楽しく愉快に描かれ、面白かった。今はスマホがあり、連絡は容易だが、それらがない時代の連絡は今からすれば不便なものに感じる部分もあるが、待つ時間の間、恋焦がれる気持ちやワクワクドキドキ感、心臓がバクバクし、照れてしまうだろうなという思いを感じるのも、いい所だなとしみじみ。会えない寂しさやお互いを思いやる気持ち、三人の思いやりや情熱は良いものだと感じる。

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2018/01/24
  • ネタバレ

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もっと重いものを想像していたけれど、ほっこりした。 ビートたけしは本当に優しく、ピュアな人なんだなぁと改めて思った。 悟の母の骨上げのシーンは、 たけし本人の母の骨上げのエピソードを彷彿とさせた。 登場する地名も、完全にたけしローカルという感じ。 目黒通りから環八を右に折れて第三京浜に入り…なんて 「ああ、等々力の交差点か」って想像できる。 目黒通りに環八、広尾や大井町、高輪、そして渋谷。 自分に馴染みのある街がたくさん出てきてそれも楽しかった。

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2018/01/14

お金とか、セックスとか、損得とか、駆け引きとか、年齢とか、美しさとか、そんなことが小さく思えて、ただ、この人のために生きたいと思えたら、それが究極の生きる理由になると思う。 生きる理由があるって幸せなことなんだと最近はよく思う。 誰かを支えることが、誰かを支えている自分という一番...

お金とか、セックスとか、損得とか、駆け引きとか、年齢とか、美しさとか、そんなことが小さく思えて、ただ、この人のために生きたいと思えたら、それが究極の生きる理由になると思う。 生きる理由があるって幸せなことなんだと最近はよく思う。 誰かを支えることが、誰かを支えている自分という一番の心の支えになるから。 「人生で一度だけ、こんな恋がしたいと思った」と言ったビートたけしさんの気持ちが本の中に詰まっていた。 映画監督をされている人が書いた小説は、文字を目で追うことが映画を観ているような気持ちになることがあるけれど、この小説もそんなふうに感じた。 文章だけでは物足りない何かに肉付けされた映像を観てみたい。

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2018/01/08

携帯とかを持ってない時の恋愛はこうだったなぁと主人公の気持ちと感情移入出来て良かった こういう仲間がいるのは良いな

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2018/01/08

ビートたけしの漫才時代を知る世代だからというわけではないけれど、なぜ彼が製作する映画があれほど注目されるのか、また出演する俳優陣がこぞって彼を絶賛するのか、映画を観たこともないくせに不思議に思っていた。さらにいえば、この本はテレビの何かで本人が宣伝していたのを見て、本屋で見かけは...

ビートたけしの漫才時代を知る世代だからというわけではないけれど、なぜ彼が製作する映画があれほど注目されるのか、また出演する俳優陣がこぞって彼を絶賛するのか、映画を観たこともないくせに不思議に思っていた。さらにいえば、この本はテレビの何かで本人が宣伝していたのを見て、本屋で見かけはしたもののそれほど興味もなくやり過ごしていたところ、先日図書館で「新着図書コーナー」に置いてあるのを見かけたので、借りてなら読んでもいいかと手に取ったまでだった。 私自身は今の芸能界を外から見ているだけの一般庶民だけれど、芸人の大御所まで上り詰めたビートたけしを昔の漫才師時代の印象のまま見ていたこともあって、期待半分くらいで今朝から読み始めてあっという間に読了。 失礼ながら、結構楽しめた。ビートたけしってこんな話が「書ける」人なんだと初めて知った。。なんか普通の人たちの暮らしを知ってるんだというか、男と女の間にある気持ちの揺れや、男同士の友情や身内に対する愛情などたくさんの場面で共感できたし、何度か登場人物と一緒に涙した。 先入観や思い込みで自分の世界を狭めていることってたくさんあるんだろうなと改めて感じた。 ただ、自分の先入観や思い込みを全否定するのではなく、こういう(読書など)機会をより多く持つことで自ら気づくことができる日常でありたいと思った。

Posted byブクログ

2017/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シンプルな美しさやロマンティックさが映える。 が、ものたりない。勢いみたいなもので書いたのかな。 登場人物の作り込みや、時代描写はどうなんでしょう。 とても楽しみにしていただけに、うーんといった感じ。

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2017/12/12

読み始めてすぐ、本当にこれはたけしさんが書いた話なのか?と思った。 ピュア過ぎる。純愛過ぎる。 だけど主人公悟の友人、高木や山下の漫才みたいな会話を読むとやっぱりそうかと思う。 又吉さんに影響されて一気に書けた感はありますね。とても読みやすいです。

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