アナログ の商品レビュー
現実には起こりえないとは思いますが、もし現実に起こり得るとしたらなんて純粋な恋愛小説でしょうか。小説なのだから起こりえない話でいいのだと思います。純粋な恋愛小説に友情の大切さ、また彼特有のユーモアを交えてまるでいつも話しているたけしさんが本の中にいるかのようで、読みながらくすくす...
現実には起こりえないとは思いますが、もし現実に起こり得るとしたらなんて純粋な恋愛小説でしょうか。小説なのだから起こりえない話でいいのだと思います。純粋な恋愛小説に友情の大切さ、また彼特有のユーモアを交えてまるでいつも話しているたけしさんが本の中にいるかのようで、読みながらくすくすと笑ってしまいました。現代はSNSがあり、Lineがあり簡単に、軽くつながってしまう時代です。そんな中でこのアナログの恋であるから純粋でありうるのだと思いました。
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アナログ時計の針が進む様に、刻々と時を刻む包容力のある優しすぎる恋愛ストーリー。…悪友の高木さん、山下さんが素晴らしい
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こんな恋愛がしたいな、と思った。とても素直な気持ちで。 便利になったツールもそれが毒となることも多々ある。 PCはもちろん、メールやライン、SNSを使わずに生活をすることを好むデザイナーの悟はみゆきと名乗る女性に一目ぼれをする。 毎週木曜日“ピアノ”という名の喫茶店にみゆきはいる...
こんな恋愛がしたいな、と思った。とても素直な気持ちで。 便利になったツールもそれが毒となることも多々ある。 PCはもちろん、メールやライン、SNSを使わずに生活をすることを好むデザイナーの悟はみゆきと名乗る女性に一目ぼれをする。 毎週木曜日“ピアノ”という名の喫茶店にみゆきはいるといい、約束はせずに。次ほんとうに会えるのかわからないアナログな恋愛。 「お互いに会いたいという気持ちがあれば絶対会えますよ」か。こんな恋愛したいな。 随所でお笑いが散らばっているリズミカルなセンスもビートたけしならでは◎
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「人生で一度だけ、こんな恋がしたいと思った」 ビートたけし アナログとデジタルの違いを説明するのは意外に難しい。例をあげるとイメージしやすいのは時計。文字盤時計とデジタル時計。でもこれだと少しわかりにくい。主人公悟の職業はデザイナーでプレゼンでPCは使わず、縮小模型を愛用している...
「人生で一度だけ、こんな恋がしたいと思った」 ビートたけし アナログとデジタルの違いを説明するのは意外に難しい。例をあげるとイメージしやすいのは時計。文字盤時計とデジタル時計。でもこれだと少しわかりにくい。主人公悟の職業はデザイナーでプレゼンでPCは使わず、縮小模型を愛用している。こう考えると、デジタルは2次元でアナログは3次元て考えるとわかりやすいかもしれない。 悟の上司の岩本がカタカナ語を連発する部分は某都知事を連想してしまう。悟の友人二人の掛け合い漫才は笑える。悟と母親の関係は泣ける。悟が恋するみゆきはとても謎めいていて神秘的。後半意外な展開を見せる。しかしヤラレターとか騙されたーといった心地良い感想は読了後にはない。 映像がとても浮かびやすい情緒溢れる小説でした。
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よくこんなんで本名?で本出したなぁ。というのがまず。 新人賞に引っかかった程度に思える。ほぼ飛ばし読みでも、先は読める。チープな本。
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全体的にわかりにくい だれが何喋ってるのかが混乱してる 劇場が意識にあるのか、ないのか… ファンタジー感がちょっと受け入れがたい
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感情移入できたり、引き込まれるような作風ではなかった。二人の関係性に必要のない描写が多すぎるのだと思う。読み飛ばしても良い場面がかなりある。すべての描写が二人の関係性への伏線的なストーリーでないと恋愛小説としては盛り上がりにかける。お互いが惹かれあった相性である人物像であることも...
感情移入できたり、引き込まれるような作風ではなかった。二人の関係性に必要のない描写が多すぎるのだと思う。読み飛ばしても良い場面がかなりある。すべての描写が二人の関係性への伏線的なストーリーでないと恋愛小説としては盛り上がりにかける。お互いが惹かれあった相性である人物像であることも全く伝わってこなかった。アナログ好きな二人というだけでは・・・。醸し出す雰囲気など字面では綴ってあったが何も伝わってこなかった。表現力の問題か? そして二人の感情の揺れに繋がらないジョークは恋愛小説には全く必要がない。会話のセンスがない。 又吉には及ばない。
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又吉さんの本に触発されこの本を書いたと、テレビで言っていました。又吉さんの本は未読ですが、もしこんなふうな感じの本なのだとしたら、私は未読のままでいいなと思いました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
知人に薦められて読んでみました。 しかし何度も挫けそうになりながら頑張って読みきった、という印象。 人物描写が少なすぎて、みゆきがどれだけの魅力の持ち主なのか分からないし、悟の人間性もブレブレで掴めない。 もっと見た目とか醸し出す雰囲気とかを積極的に描写して欲しかった。 男性陣は総じて泣きすぎで涙の価値が無い。 内容にメリハリがなくて、悟の感情の起伏が伝わってこない。淡々と読まされた挙句あのラストは全く心に響かない。 あと、比喩表現がしつこい、かな。 たけしさんが好みそうな表現だな、言い回しだなと感じながら読めました。
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うーん、なんか既読感がある。 待ち合わせ場所に向かう途中に事故にあって重症を負い記憶も定かでなくなってしまってた。 でも一緒になる決意をする悟。 あれ、たしか”冬ソナ”もそうじゃん。 (連絡先をいっさい聞かずにおなじ曜日にその店に行くことが唯一会える手段ってのがアナログ) 施設に入っている母に会いにいくとこのシーンが良かった。
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