アナログ の商品レビュー
何故か、とても感動してしてしまった。 アナログ時代になれている自分にとって、日々デジタル化されて行く世界ヘ 取り残されている感が、強かった。 一言で、アナログとデジタルの違いを比較を言葉に出来にくいのだが、、、 ビートたけし氏は、大芸人でもあり、大監督でもあるが、毒舌のある笑い...
何故か、とても感動してしてしまった。 アナログ時代になれている自分にとって、日々デジタル化されて行く世界ヘ 取り残されている感が、強かった。 一言で、アナログとデジタルの違いを比較を言葉に出来にくいのだが、、、 ビートたけし氏は、大芸人でもあり、大監督でもあるが、毒舌のある笑いの神様のような人物と、思っていたのだが、純愛小説をも描けるピュアな心を持つ人物であると、再確認。 清水デザイン研究所に勤める 主人公の水島悟の上司の岩本が、会議で発言しているカタカナ洪水の如くの話から始まっているのだが、、、 そのとおり、と、うなづけるカタカナの多さの最近のテレビニュースや、コメンテイターの方々など、この本の如きと、、、同じ思想と、思いながら、笑いながら読み進んだ。 又、悟の2人の悪友との会話も楽しく、主人公を引き立てている。 謎のみゆきとの再会に木曜日と場所だけの暗黙の了解に ドキドキと、その木曜日を待つ悟の心境も、昔はこんな感じで、あったのだと、、、 今のように、スマホや携帯などの繋がりで、いつでも連絡出来る方法が無かったのだから。 しかし、最後は、みゆきの為に悟が、アナログからデジタルへと、変貌をして、未来への生活を馳せている。 たけし氏の小説家の才能も、凄いと思った1冊である。
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決まった曜日に居るかなあって、連絡も取らず、その日が気になる日になる 体の関係が無く、側に居て心地好くて 理想だな(笑) 悟のまわりの人々も良かったあ
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ピュア、その一言に尽きる。 一つだけ心に残ったテーマは、自分の思い描いてる信念に憑りつかれるのではなく、その随所随所に応じて自分で考えて必要な時には信念を捨てて新しいものを取り入れること。
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誤解を恐れず書くと、素人っぽい小説。たとえるなら、作家志望の中高生が書きそうな雰囲気なのです。だから、たぶんビートたけしが言いたかったのであろうことも、どストレートに書いてあります。 でも。はたからは世の中をどんな角度から見ているのか分からないビートたけしが、素人っぽかろうとなん...
誤解を恐れず書くと、素人っぽい小説。たとえるなら、作家志望の中高生が書きそうな雰囲気なのです。だから、たぶんビートたけしが言いたかったのであろうことも、どストレートに書いてあります。 でも。はたからは世の中をどんな角度から見ているのか分からないビートたけしが、素人っぽかろうとなんだろうと、あえて書いたのはなぜだろう。あえて書こうと思わせる程に、世の中はなってしまっているのか。そんなことを考えさせられました。
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切ない切なすぎる、、、けど、少し未来が見えるような幸せを感じるラストにホッとしました。 毎週木曜日にこのお店でしか会えない二人、お互いの連絡先は聞かない約束、会えない期間にお互いのことを想像し、思わず微笑が溢れる。 デザイン事務所に勤める彼は人の温もりを感じられるようパソコンでは...
切ない切なすぎる、、、けど、少し未来が見えるような幸せを感じるラストにホッとしました。 毎週木曜日にこのお店でしか会えない二人、お互いの連絡先は聞かない約束、会えない期間にお互いのことを想像し、思わず微笑が溢れる。 デザイン事務所に勤める彼は人の温もりを感じられるようパソコンではなく、自身で作る模型に拘る。 随所に題目の『アナログ』に繋がる面白さはたけしさんらしいですね。
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ビートたけしさんといえば、もっとゴツゴツして猛々しい世界を描くのかと思ったら、純愛小説。はなまた友情物語。 やたら男達が涙をこぼすシーンが多く、そこが気に入っている。仕事に対して逃げないで立ち向かう姿や、友人達とのしようもないやりとりにたけしさんの姿勢を垣間見たような気がした。 ...
ビートたけしさんといえば、もっとゴツゴツして猛々しい世界を描くのかと思ったら、純愛小説。はなまた友情物語。 やたら男達が涙をこぼすシーンが多く、そこが気に入っている。仕事に対して逃げないで立ち向かう姿や、友人達とのしようもないやりとりにたけしさんの姿勢を垣間見たような気がした。 悲しいけれど幸せな人生。
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予約数が多く、やっと回ってきて即読み。 可も無く不可も無い。 ラブストーリーよりは、友人との友情のほうが全面に出ている。 この人が、殿とか呼ばれて慕われているのが、何となく分かる気がする。 情に細やかで、人をよく見ているのが分かるような。 インテリアデザインは、この人自身が造詣が...
予約数が多く、やっと回ってきて即読み。 可も無く不可も無い。 ラブストーリーよりは、友人との友情のほうが全面に出ている。 この人が、殿とか呼ばれて慕われているのが、何となく分かる気がする。 情に細やかで、人をよく見ているのが分かるような。 インテリアデザインは、この人自身が造詣が深いのかな。 そういうの考えるのが好きなのかなぁ? 映画監督でもあるから、色彩感覚も優れてるのかも。
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初読みです。 もっと、掘り下げることができる余裕が いろんなところにあるようで。 余白が十分にあり過ぎるような話だった。 最後のほうがはちょっと強引に着地させたかなぁと思う。 ここから広げたら映画になるんだろうなとどうしても 映像を思い浮かべててしまう。。 どこか物悲しい、北野...
初読みです。 もっと、掘り下げることができる余裕が いろんなところにあるようで。 余白が十分にあり過ぎるような話だった。 最後のほうがはちょっと強引に着地させたかなぁと思う。 ここから広げたら映画になるんだろうなとどうしても 映像を思い浮かべててしまう。。 どこか物悲しい、北野作品らしいと思った。 純愛と言われればそうなのかもしれないけれど ちょっと夢物語のような お洒落なお話、という感じもしなくないかな。
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綺麗におわりました。 ビートたけしさんが『みゆき』さんだったんだろうなと思いました。 二つある名前、ビートたけしと北野武。 大きな事故、バイク事故 すべてがたけしさんに繋がりますね。 事故は恋愛ドラマにありがちなことですが。 これがたけしさんとみゆきがリンクさせる意図があれば...
綺麗におわりました。 ビートたけしさんが『みゆき』さんだったんだろうなと思いました。 二つある名前、ビートたけしと北野武。 大きな事故、バイク事故 すべてがたけしさんに繋がりますね。 事故は恋愛ドラマにありがちなことですが。 これがたけしさんとみゆきがリンクさせる意図があれば意味が変わります。これはたけしさんの過去のifの世界かなと勝手に想像しました。 あと母への愛。悲しさを感じました。
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普通すぎて、気付いたら読み終わってたって感じ だけど、こんなにピュアな大人のお話しってないかも たけしの歌「嘲笑」を思い出しました
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