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サラバ!(中) の商品レビュー

3.9

191件のお客様レビュー

  1. 5つ

    34

  2. 4つ

    89

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2018/03/14

緩やかとだが、徐々に物語の核心に迫ってきている気がする中巻。 ゆっくりと成長していく歩。 そして、成長を止めてしまったような姉の貴子。 祈るという行為に縋っている。 信仰は、何でもいい。 自分が信じていれば対象は関係ない。 祈るという行為が大事なのだ。

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2018/03/11

主人公の歩が小学校、中学、高校、大学と多感な青春時代を送っていく。大学を卒業してフリーライターに。両親の離婚、姉の宗教への帰依、父のドバイへの赴任。歩を取り巻く女性も多い。大学サークルの後輩、鴻上なずなが印象的。私、50人くらいの過去と悩み知ってますよ!私、神社みたいでしょう?悲...

主人公の歩が小学校、中学、高校、大学と多感な青春時代を送っていく。大学を卒業してフリーライターに。両親の離婚、姉の宗教への帰依、父のドバイへの赴任。歩を取り巻く女性も多い。大学サークルの後輩、鴻上なずなが印象的。私、50人くらいの過去と悩み知ってますよ!私、神社みたいでしょう?悲しさを感じる科白です。

Posted byブクログ

2018/03/10

上巻よりも読むペースが速かったのは、主人公の歩がだんだんと自分の歳に近付いて共感できることが増えてきたからかもしれない。モテモテなところは全く共感できねえけどな! 歩にとっては衝撃的な出来事が起こっているのかもしれないけど、読んでいる自分としてはどこか滑稽なので「笑っていいのかこ...

上巻よりも読むペースが速かったのは、主人公の歩がだんだんと自分の歳に近付いて共感できることが増えてきたからかもしれない。モテモテなところは全く共感できねえけどな! 歩にとっては衝撃的な出来事が起こっているのかもしれないけど、読んでいる自分としてはどこか滑稽なので「笑っていいのかこれ…?」みたいな印象を受ける。その答えはもしかしたら、下巻にあるのかもしれないね。

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2018/03/01

家族のことを除いては順風満帆に見えた主人公の人生に影が陰りはじめます。自分の周りに起きている物事の捉え方次第で、その後の人生に大きく左右することを改めて感じました。

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2018/02/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

家族ってヤツはややこしく面倒でしんどい。圷家の崩壊?に向け、また姉の突拍子もない行動が際立つ。着地が見えない展開から下巻に突入します。

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2018/02/07

上巻と比べて話の展開が一気に進み、するする読めた中巻。宗教、姉の奇行、家族の崩壊など。 この先どうゆう展開がまっているのか、下巻へ続く…

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2018/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

レビューで中巻から一気におもしろくなると言ってるのがよくわかった。主人公の中学〜25歳くらいの話。 最後の1/5くらいがとても濃い。 SWITCHのインタビューでも西さんが言っていた、 信じることは自分で決めていいんだよ、 というメッセージが強く感じられる。 今橋家にとって邪魔なはずの姉がアーティストとして認められたり、 みんなにビッチと言われる鴻上なずなと親友になったり、 人気者なスクくんが阪神大震災で塞ぎ込んでしまったり。 みんなとかその社会がどう思っていても、自分がどう感じるかが大事なんだ、ということが、 「僕」の価値観が揺さぶられるたびに、ヒシヒシと伝わってきた。 その極みがおそらく彼の家族に対する考えで、 父も、母も、姉も、それぞれがそれぞれに対して感じることや、家族のあり方も違うんだ、と突きつけられた。 そのための刷り込みの上巻だった気もする。 そして、その上での信じることに対する推察。 どうにもならない気持ちを否したり、乗り越えるために信じるものや宗教があるという考えには、ハッとさせられた。 そして、小説やかくことに対する「僕」の考えも印象強い。 西さんは、かかれてる全てのことに理由を求められるのが怖い、と言っていたのでこれは深読みしないことに。 両親の離婚の真理、鴻上さんとのその後あたりがきになる。 早く下巻が読みたい!!

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2018/10/18

歩は帰国して小学生から、中学生、高校生、大学生を経てフリーライターとなり、26歳を迎える。 中学で彼女ができてから、男グループの中で落ち着く時期と、女と遊びまくる時期を交互に繰り返しながら成長していく。 自己嫌悪に陥る時期がありながらも、まあ普通の人生を歩んでいく。 姉は帰国し...

歩は帰国して小学生から、中学生、高校生、大学生を経てフリーライターとなり、26歳を迎える。 中学で彼女ができてから、男グループの中で落ち着く時期と、女と遊びまくる時期を交互に繰り返しながら成長していく。 自己嫌悪に陥る時期がありながらも、まあ普通の人生を歩んでいく。 姉は帰国してからいじめに会い、不登校になり、サトラコヲモン様にのめり込む。サトラコオモン様の招待を知ってからは危機的状況に陥るが、父とともにドバイに行き、帰ってきてからは父と暮らしながら謎のアーティストとしていつの間にか有名になる。 母は父に家と生活の援助を受けながら男と付き合い、再婚する。 父は修行僧のような暮らしを送りながら、母や娘や親戚を援助するだけの生活を送り、母が再婚すると出家する。 この先どうなるのだ?まったく読めない。 鴻上は急に出てこなくなったがもう退場なのか。また出てきてほしい。

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2018/01/18

なんなんこれ!なんちゅーオモロイねん! 上巻を読み終わった後のレビューでは微妙な評価と感想を書いてしまってホントごめんなさいって感じ(笑) 物語はこの中巻に入った途端に加速度的に面白くなってくる。もう上巻全部、壮大なプロローグやったんやなぁ… これ、もともと単行本では上下二...

なんなんこれ!なんちゅーオモロイねん! 上巻を読み終わった後のレビューでは微妙な評価と感想を書いてしまってホントごめんなさいって感じ(笑) 物語はこの中巻に入った途端に加速度的に面白くなってくる。もう上巻全部、壮大なプロローグやったんやなぁ… これ、もともと単行本では上下二分冊だったのを文庫化する際に三分冊したことで、絶妙な構成が崩れてしまったんじゃないかなぁ。上巻だけ読んでやめた人、絶対中巻も読んだ方がいいよなぁ。

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2018/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中巻の舞台は日本。歩の成長記録みたいになってる。思春期の男の子だなあ。 姉が、、、、。母親もそうだけど、女性が奇怪な人が多い。 下巻ヘー。

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