三度目の殺人 の商品レビュー
ストーリーは細かく計算されていて、作り込んでいるなと思いましたが、最後の方で迷子になりました。 おそらく寝落ちしてしまった際に、寝ぼけて読んでいて覚えてないページが4、5ページあって、作り込んでいる4、5ページを失ったことで、二度と戻ってこれませんでした。 読み返せよと自分自身で...
ストーリーは細かく計算されていて、作り込んでいるなと思いましたが、最後の方で迷子になりました。 おそらく寝落ちしてしまった際に、寝ぼけて読んでいて覚えてないページが4、5ページあって、作り込んでいる4、5ページを失ったことで、二度と戻ってこれませんでした。 読み返せよと自分自身で思いますし、100%落ち度は自分なのですが、結末は「何故こうなった?」のまま本を閉じることになりました。 寝不足で本を読むと、次読むときに異次元のページにしおりが刺さっている時がありますが、どこまで戻ればいいのかわからず、そこから読み続けてしまうのは、自分の悪い癖です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 重盛朋章46歳は同僚の摂津大輔53歳、川島輝29歳達と弁護士として働いており、食品加工工場の社長・山中光男を殺した元従業員の三隅高司の弁護をすることになる。三隅は30年前に強盗殺人で2人を殺害しておりその家ごと燃やしていて無期懲役の仮釈放中だった。 三隅の供述は二転三転し重盛達を翻弄する。山中光男にレイプされていたと話す娘の咲江、夫による娘へのレイプを見て見ぬふりして食品偽装も隠し通した社長夫人・美津江。三隅の供述は美津江をこらしめ咲江を救うためのものなのか。そう考えた重盛は真実を隠蔽し、検事達も三隅の否認を黙認、裁判長も訴訟経済を優先し公判を続けた。三隅は最後まで真実を話すことなくただ1人裁かれる。 【感想】 テレビも週刊誌も現実も嘘ばかりでその中の真実をかぎ分けて生き抜いていくのが本当に大変だと感じる。優しい嘘って?正義って?真実って?人それぞれ見方も違ってよくわからなくなってくる。 映画の役所広司、斉藤由貴、広瀬すずの配役がぴったりで、この深くて重いSTORYを見事に演じてたと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
親と子の歪んだ関係、食品偽装、結果ありきの司法…様々な問題が散りばめられていたように感じた。怪物を読んだときと同じく、完全に理解できたとは言い難い感覚ではあるが、正しさ、みたいなものを根底から疑うことになるような作品だと感じた。
Posted by
答えがでないものなんだろうなと思った。 『真実』とは何か。私たちは何をもって『真実』だと思うのか…司法に限らない話だと思う。『こうであって欲しい』ことを、私たちは見てしまうものだから。
Posted by
正直、よくわからない部分が多かった。途中までの展開は良かったと思うが、最後であやふやに終わったイメージがあり、尻すぼみ感があった。ロストジャッジメントを観たので、裁判関係の場面がイメージしやすかったのが良かった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
是枝裕和作品を初めて読んだ。よく名前を聞く方だったが、有名な作品も知らないし、どんな本を書くのかも全く知らなかったが、この本にたまたま出会った。 非常に読みやすい本であった。ストーリーが鮮明に浮かび、情景がわかりやすい。 ただ、真実に結局たどり着かないモヤモヤ感、私は嫌いじゃないはずだけど、モヤモヤ感が強かった。 映画にもなっているようなので、見てみようかと思う。 分量としては、確かに多くないが、こんなにすらすら読めた本は久々なので、この評価とする。
Posted by
人が人を裁く事の難しさ、何が真実か見抜く難しさ。 本当に悪いのは誰なのか、被害者は?加害者は?いろいろ考えさせられた。 疑問も残るけれどきっとそれでいいんだろう。きっと犯人が誰かなんてわからなくていいんだ。
Posted by
映画化されているのも知らず、詠み出した。 弁護士によって、弁護の仕方も違うだろうし、国選弁護士と、セレブ的に有名弁護士とは、力の入れ方も異なり、無罪と有罪の差が出てくる。 これが、公平なのか? そして、この本では、加害者の発言の二転三転で、反対に弁護士が、あたふたとしている。...
映画化されているのも知らず、詠み出した。 弁護士によって、弁護の仕方も違うだろうし、国選弁護士と、セレブ的に有名弁護士とは、力の入れ方も異なり、無罪と有罪の差が出てくる。 これが、公平なのか? そして、この本では、加害者の発言の二転三転で、反対に弁護士が、あたふたとしている。 又、弁護する側の弁護士も、別居状態の娘との間にギクシャクとした関係も… 被害者の娘のレイプの話。 母親なのに見ぬふりをしているような家庭。 一つの事件の被疑者から、それに関連する家族の繋がりが、どれも、余り芳しくない物ばかり。 被疑者は、死刑を自ら望んでいるのか? 弁護士側から見ると、救済すべきなのか?裁くべきなのか? レイプされた娘は、法廷での発言をしないで良くなったが、この死刑判決なら、反対に、生涯ずっと、十字架を背負って行かないといけない人生になるだろう。 まだ、どうして、殺人を犯したのが、はっきりした動機が、わからないままの気がする。 終わりが、スッキリしないで、終わっていて、何かモヤモヤ……
Posted by
ハッキリとした結末が分からないということで、それを良しとするか、モヤモヤするからイヤだという意見で真っ二つですね(笑)。 小説(映画)としてならば真実を明らかにして欲しいのは読者としては当然の感想でしょうが、でも実際の犯罪で全て裁判で真実が明らかになるの?と言われれば、いまだに分...
ハッキリとした結末が分からないということで、それを良しとするか、モヤモヤするからイヤだという意見で真っ二つですね(笑)。 小説(映画)としてならば真実を明らかにして欲しいのは読者としては当然の感想でしょうが、でも実際の犯罪で全て裁判で真実が明らかになるの?と言われれば、いまだに分かっていない事件も数多く残ってます。和歌山のカレー事件とかもそう。今、世間を騒がしている松本人志さんの報道だって、おそらく最後まで本当のことは闇の中でしょう。 その意味では、わからないまま裁判にかけられる、という現実世界のリアリティはあるのかも。 最終的にはやはり好き嫌いになるんだろうけど。
Posted by
映画のノベライズ本である。 だから当然だとは思うけれど、読んでる間、頻繁に役所広司と福山雅治と広瀬すずの顔がよぎった。 映画のノベライズ本である。 だからなのか、小説として面白いのかは分からない。 三隅が、僕の頭の中で、役所広司の圧倒的な演技を伴って迫ってくるからである。 役...
映画のノベライズ本である。 だから当然だとは思うけれど、読んでる間、頻繁に役所広司と福山雅治と広瀬すずの顔がよぎった。 映画のノベライズ本である。 だからなのか、小説として面白いのかは分からない。 三隅が、僕の頭の中で、役所広司の圧倒的な演技を伴って迫ってくるからである。 役所広司以外で、この役をできる人がいるだろうか。 柄本明。 香川照之。。 小日向文世。。。 全然違う作品にはなるだろうけど。 映画のノベライズ本である。 映画には映画の、映画的に表現された「行間」があるとすれば、この本を読むことで、答え合わせというか、作品として何を表現したかったのか、二重に楽しめます。
Posted by
