ハケンアニメ! の商品レビュー
良いなと思った部分 1. 「嫌な人」だと評価されている人でも、別の人からみたら正反対の評価になる場合もあるというところ(行城さんのこと) 2. 同じシーンを別の立場から違う目線で見せる表現
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アニメってこうできている! 小さい頃からアニメを見て育ったからか、アニメの出来るまでを知ってこんなに沢山の人たちが、1つのアニメに関わっているのかと感動しました! やっぱりアニメはすごい!! 日本を代表する文化! そんなアニメの世界の裏側を少しだけ知ることができました! 巷では...
アニメってこうできている! 小さい頃からアニメを見て育ったからか、アニメの出来るまでを知ってこんなに沢山の人たちが、1つのアニメに関わっているのかと感動しました! やっぱりアニメはすごい!! 日本を代表する文化! そんなアニメの世界の裏側を少しだけ知ることができました! 巷ではちょうど京アニ事件の裁判も始まりましたが、あのような悲惨な事件がもう起きませんように! 全てのアニメに物語があるように、きっと作り手側にもたくさんの物語があるはず!そんな一部を垣間見た気がします。
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私はこの本を読むのは2回目。 2年ほど前に読んだときはリデルを応援していて、有科さんが好きだったが、2回目の今回は断然瞳監督推しでサバクを応援していた。この変化にびっくりした。 だれでも好きなものを作り出すことに情熱を燃やしている人は美しいと思う。 だがひとつ、私はサバクのラスト...
私はこの本を読むのは2回目。 2年ほど前に読んだときはリデルを応援していて、有科さんが好きだったが、2回目の今回は断然瞳監督推しでサバクを応援していた。この変化にびっくりした。 だれでも好きなものを作り出すことに情熱を燃やしている人は美しいと思う。 だがひとつ、私はサバクのラストははっきりした方が良かったと思う。はっきりした方が子供達の記憶に残るし、面白ければ悲しい結末だったとしても良かったと思う。
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結構厚みのある文庫本だったけど、わりとさっくり読めた。王子監督も瞳監督も、有科さんも和奈さんもいいキャラしててすごく良かった。 一生懸命真摯に向き合い、熱くなれる仕事、いいなと思った。
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ハケンアニメ。 この用語が本当にあることを初めて知りました。 アニメは好きなのですが、テレビや配信で満足できるので、売り上げに貢献することはなく…聖地巡礼もしたことない…です。 楽しませてもらっているのに、なんだか申し訳ない気持ちになりました。 普段見ることはないアニメ業界の裏側を熱く熱く描いているこの作品。 アニメを見ているようで面白かったです。
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胸熱くなるお仕事ストーリー。アニメってこういうふうにできてるんだね。やりがい搾取ってよく言うけど、でもやっぱり好きで、熱くなっちゃうからやめられないんだろうね。仕事のやりがいって、たまらないよね。そんで、一緒に働く仲間と心通った、と思う瞬間って、人生最高だよね、って思えるよね。
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熱い!胸熱な読後感! 登場人物みんなが魅力的すぎて。 アニメ製作にかける情熱。 そこには愛があり、プライドがあり。 王子&有科も、斉藤&行城も、和奈も。其々の信念のために戦ってる姿が、迷って躓いて、それでも進む姿が最高だった! 辻村さんはほんと幅が広いぜ!
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レジェンドアニメ読む前に再読しよう、とペラ読み予定が気付けばがっつりしっかり読み切ってしまい大満足感に浸ってる。アニメ業界で働く人々の話なんやけどほんまに面白くて熱くなる。出てくる人全員好きになるし、この熱のままレジェンドアニメ読めるん嬉しい。
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3人の別々の仕事、立場から話が始まり最終的にどのように話が繋がっていくのか、収束していくのかをワクワクしながら読み進めることができました。 うまくいかない理不尽な問題が突発して不満を感じたり、一緒に仕事を進めていくうちに嫌な奴と思っていたらそうでもないじゃん、みたいな社会人だったら一度は経験したことのある社会人あるあるがキャラクターと一緒に感じられて、あるある(笑)と親近感を覚える一方、皆でいいモノを作ろうと1つになっていく展開に私もこんな仕事の一助ができたらなーと思ったりしました。元気貰った。 愛には弱い、と言う言葉がでてくる。そして愛はきっと尊敬から来ている。それはアニメ業界やオタクや非オタクに関わらない。仕事はきっと、仕事への愛と他者への尊敬で成り立っているのだ。
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大変良かった!この作家の作品をたくさん読んでいくと、とにかく序盤に嫌な奴が現れる。今作では並澤和奈には、「なに意固地になってるんだよ。」と感じたが、またこの作家の術中にハマってしまった。最後には感動を貰い、まさに辻村ワールド! しかし以前東洋経済で読んだが、アニメ業界は製作委員会...
大変良かった!この作家の作品をたくさん読んでいくと、とにかく序盤に嫌な奴が現れる。今作では並澤和奈には、「なに意固地になってるんだよ。」と感じたが、またこの作家の術中にハマってしまった。最後には感動を貰い、まさに辻村ワールド! しかし以前東洋経済で読んだが、アニメ業界は製作委員会なるものが牛耳っていて、儲かるのは委員会と版権を持つ出版社で、現場の制作会社は赤字で仕事をさせられていると。いくら夢があっても続かない仕事で、だから中国に優秀な人材が流れていってしまう。この環境を改善して、これからも良質なアニメが作られていって欲しい。
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