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ハケンアニメ! の商品レビュー

4.3

274件のお客様レビュー

  1. 5つ

    119

  2. 4つ

    102

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2025/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

凄く面白かった。 一つの作品を作ることに関わる人の多さ、そしてそれにかけるそれぞれの想いを再認識。 情熱を注げるもの、好きなものがあることが羨ましい。 あらためて、好きなものがあるって良いなと思った。 スロウハイツの神様を読み終えたばかりだったから、とある登場人物に余計にテンションが上がった。

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2024/12/25

めちゃくちゃ時間かかってしまったけど面白かった。 結構並澤さんと同じような考えだったけど、監督や声優、作品の舞台になった土地の観光課の方と、こんなにたくさんの人が頑張ってくれてアニメは広まっていくんだなと改めて思った。 「この業界周りで働く人たちは、皆、総じて、“愛”に弱いのだ...

めちゃくちゃ時間かかってしまったけど面白かった。 結構並澤さんと同じような考えだったけど、監督や声優、作品の舞台になった土地の観光課の方と、こんなにたくさんの人が頑張ってくれてアニメは広まっていくんだなと改めて思った。 「この業界周りで働く人たちは、皆、総じて、“愛”に弱いのだ。」という一文に すごく納得させられた。 視聴者が作品のことを好きな何倍も作品のことを思って携わってくれる方々がいるからこそ私たちもこんなにも作品を好きになれるんだと思う。

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2024/12/18

昔、流行っていたなということで手に取ってみました。複数のアニメの制作会社の社員たちの奮闘小説、ちょっぴり恋愛という本。今期の覇権を握るアニメは俺たちだ!!みたいな話。 作中の人たちのように志高く、創作意欲に溢れていて、たくさんの人を楽しませたり心を揺さぶることで働きがいがあるなと...

昔、流行っていたなということで手に取ってみました。複数のアニメの制作会社の社員たちの奮闘小説、ちょっぴり恋愛という本。今期の覇権を握るアニメは俺たちだ!!みたいな話。 作中の人たちのように志高く、創作意欲に溢れていて、たくさんの人を楽しませたり心を揺さぶることで働きがいがあるなと思うと同時に、たいへんブラックな働き方だなと感じました。仕事に対して熱意があるのは良いですが、個人的には労働環境のほうが気になって話に入り込めませんでした。(小説としてはこの評価ですが、こういう世界で頑張っている人が、日本を代表するアニメを作っていたりすることは重々承知してます。。好きなことを好きなだけやるのも幸せですよね。。)

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2024/12/07

わたしの辻村深月ランキングが入れ替わった。 不動の1番は『スロウハイツの神様』なんですけどね。おかげでチヨダコーキが出てきた瞬間嬉しすぎて泣きそうになった。 ありがとう辻村深月さん。ありがとうございます。天才です。 アニメーターさんたちの、アニメにかける熱量がとにかく語られてお...

わたしの辻村深月ランキングが入れ替わった。 不動の1番は『スロウハイツの神様』なんですけどね。おかげでチヨダコーキが出てきた瞬間嬉しすぎて泣きそうになった。 ありがとう辻村深月さん。ありがとうございます。天才です。 アニメーターさんたちの、アニメにかける熱量がとにかく語られており、制作現場のこととか、ファン(オタク)を巻き込んだ聖地巡礼のこととか、とにかく盛りだくさん。お仕事小説としても文句なし。 なにより丁寧にはられた伏線、天晴れ。

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2024/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

圧倒的に好きだったな。登場人物みんな素敵だし、いつも見てるからアニメの裏側(どれくらい現実的かは分からないけれど)が知れて良かった。最終章の祭りが大好きだし追加分の一章も読めて良かった。イラストの文庫表紙が好き。こんなに好きだから実写やアニメは見ない。狼とかがみの孤城、映画がすごく微妙で辻村さんまで食わず嫌いしてたから。あれの原作も借りたから読んでみよう。作家さんはハケンアニメで好きになったから、作品としての名誉返上なるか。

Posted byブクログ

2024/11/27

アニメ業界で働く人たちの物語。プロデューサー、監督、アニメーターの立場からの3本立て。 みんなアニメが好きでその世界で誇りを持って働いていて、読後感が爽やか。 アニメ見る人がオタクだとかインキャだとか、バカにする奴はいつの時代もいるだろうけど、観た人が幸せならいいんじゃない?...

アニメ業界で働く人たちの物語。プロデューサー、監督、アニメーターの立場からの3本立て。 みんなアニメが好きでその世界で誇りを持って働いていて、読後感が爽やか。 アニメ見る人がオタクだとかインキャだとか、バカにする奴はいつの時代もいるだろうけど、観た人が幸せならいいんじゃない?一人で楽しめるの最高じゃない?気にすんな!と励まされる。結局は自分軸かどうかだよなあ、幸せって。これは読書も同じ。 また、自分はインキャだからと卑下するあまり、キラキラしている人を見下して自分を守ろうとするのはカッコ悪いですと教えてくれて、スッキリした。自分の決めた枠にはめて人生こじらすのはもったいない。 「ここは悪い人がいない業界なんです」 評判第一だから、真摯で責任感のある人が生き残る世界。シビアだけどズルや媚びの通じない世界。清々しい。

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2024/10/18

高校生の頃どっぷりアニメにハマり、所謂「アニメオタク」になった。 大人になり、読書が好きになってこの本に出逢った。 アニメが大好きな自分にとって、アニメ制作を題材にしたこの作品は、とても馴染みやすくスラスラと読めた。 もちろん、普段アニメを観ない人にもオススメできる内容であり、...

高校生の頃どっぷりアニメにハマり、所謂「アニメオタク」になった。 大人になり、読書が好きになってこの本に出逢った。 アニメが大好きな自分にとって、アニメ制作を題材にしたこの作品は、とても馴染みやすくスラスラと読めた。 もちろん、普段アニメを観ない人にもオススメできる内容であり、むしろ観るきっかけになると思う。 この作品の素晴らしいと思う点は、アニメ制作の裏側を詳細に丁寧に書かれていることと、当時の世間から見た「アニメとそのファンの立ち位置」をわかりやすく表現していること。 アニメ一つを制作するには、莫大なお金・人・時間がかかること。 「アニメーター」と一言で言っても、様々な立場や役割があること。 などなど本当に勉強になることが多い。 また、単行本が発売したのが2014年とのことで、この時代はまさにアニメ業界が盛り上がりを見せている真っ最中の頃だった。 それと同時に「オタク」という言葉は世間一般から見たらどちらかと言うとマイナスなイメージを持たれていたので、主に王子監督や並澤さんの心情やセリフが痛いほど共感できた。 読了した今(2024年)でこそ、VODが普及し、注目作品の人気アーティストタイアップが当たり前となったことにより、もはやアニメを観ることが世間的に当たり前で、何の躊躇いもなく「好き」と公言できる。 しかし、当時は「陽キャ陰キャ」「リア充非リア」の境界線がアニメを中心とした「オタク」で線引きされることが多く、そういった繊細な部分も読み進めながら懐かしく感じた。

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2024/10/11

1クールごとに組む相手を変え、 新タイトルに挑むアニメ制作の現場は、新たな季節を迎えた。伝説の天才アニメ監督・王子千晴を口説いたプロデューサー・有科香屋子は、早くも面倒を抱えている・・・。同クールには気鋭の監督・斎藤瞳と敏腕プロデューサー・行城理が手掛ける話題作もオンエアされる。...

1クールごとに組む相手を変え、 新タイトルに挑むアニメ制作の現場は、新たな季節を迎えた。伝説の天才アニメ監督・王子千晴を口説いたプロデューサー・有科香屋子は、早くも面倒を抱えている・・・。同クールには気鋭の監督・斎藤瞳と敏腕プロデューサー・行城理が手掛ける話題作もオンエアされる。 ファンの心をつかむのはトウケイ動画「サウンドバック 奏の石」か?スタジオえっじ「運命戦線リデルライト」か? 今クールも、熱き戦いが始まっている――。

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2024/10/07

しょっぱな、消えた監督のエピソードで、 無理。と思った。 アニメは好きだし、妥協しないクリエイターの姿勢は尊敬するし、ゼロから作り上げる不安やプレッシャーも何となく理解は出来るけど、これはいけない。 こんな人とは一緒に仕事出来ない。無理。 からスタートしたけど読了出来た。 最初...

しょっぱな、消えた監督のエピソードで、 無理。と思った。 アニメは好きだし、妥協しないクリエイターの姿勢は尊敬するし、ゼロから作り上げる不安やプレッシャーも何となく理解は出来るけど、これはいけない。 こんな人とは一緒に仕事出来ない。無理。 からスタートしたけど読了出来た。 最初のエピソード以外はよかったけど、 最初がいけなかったので、印象はあまり良くない。

Posted byブクログ

2024/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

誰も傷つかない、ただただいい話。心安らかに読める熱いエンタメ。神絵師の人が「かわいい」って言われて号泣したところで私も泣きました。

Posted byブクログ