幻夏 の商品レビュー
最初はどういう風に話が進むのかわからなかった。が、、読み進むにつれて、話の展開に驚いてばかりだった。 切なさが止まらないサスペンス。
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「犯罪者」がよかったので続けてこちらも。 消えた少年の思いが、切なくて、切なくて・・・。 小説としてはよかったけど、もう二度と読めない気がするー。
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犯罪者の太田愛さんの第二弾。 相馬の幼き日の友の失踪と現代の誘拐事件に共通する印や関係者。その秘密を探ると、切ない真実が。 冤罪のせいで、 冤罪を生み出す組織の腐敗のせいで、 ちょっとしたすれ違いのせいで、 不幸になる者がいる。 当事者、被害者遺族、家族。 真相が知りたくてどん...
犯罪者の太田愛さんの第二弾。 相馬の幼き日の友の失踪と現代の誘拐事件に共通する印や関係者。その秘密を探ると、切ない真実が。 冤罪のせいで、 冤罪を生み出す組織の腐敗のせいで、 ちょっとしたすれ違いのせいで、 不幸になる者がいる。 当事者、被害者遺族、家族。 真相が知りたくてどんどん読み進めるんだけど、心がしんどくなる。子どもが巻き込まれるのは本当にしんどい。全てがわかったとき、涙が。
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太田愛シリーズ2作目。 23年前の夏。 12歳の幼い少年がたった一人で全てを背負い、全てを捨て、家族を守ろうとした。 愛する人を守る為、ただその為に。 突然姿を消した理由、その真相が余りにも悲しくやるせない。 冤罪が生み出される恐ろしい仕組み。 冤罪に巻き込まれ幸せを奪われ...
太田愛シリーズ2作目。 23年前の夏。 12歳の幼い少年がたった一人で全てを背負い、全てを捨て、家族を守ろうとした。 愛する人を守る為、ただその為に。 突然姿を消した理由、その真相が余りにも悲しくやるせない。 冤罪が生み出される恐ろしい仕組み。 冤罪に巻き込まれ幸せを奪われた家族。 人が人を裁く難しさ、法は完璧ではなく限界があるということを考えさせられた。 冤罪はなくならないのかもしれない。 でもあってはならない。 前作同様、読後に表紙を見返すと切なさで胸がいっぱいになる。
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少年時代の夏休みがとてもキラキラした感じで描かれている。 そして最後に少年時代のシーンがありますが、一気に切なくなります。最後の一文でちょっと涙が出そうになった。
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悪阻がようやく落ち着いてきたので、チマチマと1ヶ月間かけて読了。 やはり復活はまだの様で、正直余り内容が入ってこず。 もう少し落ち着いた頃に、三部作の最終巻を読みたいと思います。
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あの遠い夏の日、少年は、尚(なお)と拓(たく)という兄弟と出会った。 しかし、その後の人生は、3人に過酷な試練を与えた。 あの日、尚が、忽然と姿を消してから...。 あれから、20年以上の年月が経ち、少年は刑事になった。そして、ある誘拐事件を捜査するうちに、あの夏の日が、不思議...
あの遠い夏の日、少年は、尚(なお)と拓(たく)という兄弟と出会った。 しかし、その後の人生は、3人に過酷な試練を与えた。 あの日、尚が、忽然と姿を消してから...。 あれから、20年以上の年月が経ち、少年は刑事になった。そして、ある誘拐事件を捜査するうちに、あの夏の日が、不思議なリンクを見せてくる。 二転三転する真実に、翻弄される相馬刑事たち。 読者の予想を上回る展開に、読む手が止まりません。 あの遠い夏の日に、思いを寄せる相馬と尚。 そして、静かに慟哭の物語が閉じる。 司法の正義とは、冤罪が生み出される仕組みとは、日本の司法制度は、本当に正しく機能しているのか、様々なことを世に問う一冊です。 やや長編ですが、一気読み必至です。 表紙の夕暮れの写真も、本書の内容にリンクする、ノスタルジー溢れる素晴らしい写真と思います。
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こういうノスタルジックで痛いほど切ない話に弱い。無邪気だった3人の少年を引き裂いていく悲劇。タイトルが好き。
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結局最後なにも変わらなかった、物語の真ん中から見ているから歯痒い腹立たしい気持ちになる、常盤の言う「世間は1人の無辜を守るために、10人の真犯人を逃すような社会を望んでいるとは思えない」とは真実をごまかすための詭弁、罪のない人間を罪人にしていい理由などどこにもないはず。 何も知ら...
結局最後なにも変わらなかった、物語の真ん中から見ているから歯痒い腹立たしい気持ちになる、常盤の言う「世間は1人の無辜を守るために、10人の真犯人を逃すような社会を望んでいるとは思えない」とは真実をごまかすための詭弁、罪のない人間を罪人にしていい理由などどこにもないはず。 何も知らなかった石段での瞬間から絶望と深い闇に囚われることから逃れることはできなかった、そこからなんとか守ろうとした尚、2人と穏やかな少年時代を過ごした相馬、無邪気だった拓、誰もどうすることもできなかった。 そう思うとただ一つ、詭弁によって作られた冤罪だけが大きな罪。 問題の投げかけとしてはすごく響くが読後が悲しすぎる。
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謎を解く側にいる3名の登場人物のそれぞれのキャラクターがとても好きです! また、謎が少しずつ紐解かれていく中で家族愛や切なさ、感動が入り交じり、なおかつ「まさかあの人が!?」という驚きの展開もあり、最後までドキドキしながら読むことができました。 太田愛さんの表現力や、話の展開がと...
謎を解く側にいる3名の登場人物のそれぞれのキャラクターがとても好きです! また、謎が少しずつ紐解かれていく中で家族愛や切なさ、感動が入り交じり、なおかつ「まさかあの人が!?」という驚きの展開もあり、最後までドキドキしながら読むことができました。 太田愛さんの表現力や、話の展開がとても好きだったので、別の作品を今読み始めています。
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