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ルビンの壺が割れた の商品レビュー

2.9

340件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    62

  3. 3つ

    136

  4. 2つ

    76

  5. 1つ

    24

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2018/04/18

相手を探りながらのメール交換。次第に破滅に向かっていく予感を抱きつつテンポよく読み進めた。いくつかの秘密が暴露されていき読了。と思ったら、最後のページの1行に度肝を抜かれ二度見して本当に読了。

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2018/04/17

うーん、微妙。最後まで引っ張って、なんだかあっけないというか、やはりなというラストでした。字数が少なくてすぐ読み終わりました。

Posted byブクログ

2018/04/17

始まりから入り込んでしまう。女性宛に書いた男性のFacebookメッセージの一説から始まる。 男性・水谷は、女性・未帆子の過去の知り合いと思われる。しかも、30年も昔の。 Facebookの他の友人を確かめたり、写真を引き伸ばしてプリントしたり、と、ちょっと粘着質で不気味。 なん...

始まりから入り込んでしまう。女性宛に書いた男性のFacebookメッセージの一説から始まる。 男性・水谷は、女性・未帆子の過去の知り合いと思われる。しかも、30年も昔の。 Facebookの他の友人を確かめたり、写真を引き伸ばしてプリントしたり、と、ちょっと粘着質で不気味。 なんだけど、やがて未帆子の方もメッセージに応えるようになり、2人はかつて恋人同士だったことがわかる。 そして物語は、2人のメッセージのやりとりで進んでいく。 2人のやりとりから、大学時代の演劇部の先輩・後輩ということがわかり、徐々に2人の昔のエピソードが明らかになっていく。 衝撃な過去が次々と。 不穏な空気が終始漂っているので、ハッピーエンドはないな、とは思っていたが,終盤の、水谷の血の繋がらない妹・優子が登場してきたあたりから、一気に物語は展開していく。 水谷には同情してしまう気持ちもあるが、ラストの明らかになっていく彼の過去は衝撃。 昼休みに一気に読んでしまった。本格ミステリーではないけど、書き方は秀逸。

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2018/04/09

28年ぶり、フェイスブックのメッセージのやりとり。死んだはずの貴方の顔、ガン宣告、大学生の頃の演劇部時代のこと。メッセージごとに状況が反転。 帯だけじゃなく、表紙カバーの裏のびっしりコメントが圧巻でした。タイトルになるほどです。

Posted byブクログ

2018/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

28年前、結婚式をドタキャンされた男性がその女性のfacebookへメッセージを送ることからストーリーが始まります。メッセージのやり取りだけで物語は進み、二人の過去が見えて行きます。 どちらか片方にもしくは両方に何かあるだろうと予想しながら読み進めましたが、徐々に水谷のメッセージがなんというか妹との事、名前や住所を確認するとかキモイな~!そして後半二人の本性が見えてきます。 しかし登場人物にまともな人が少ないと言う何ともまぁ、やるせない。起きた事、起きているであろうことを考えると後味の悪いものでしたが、最後の一言は「おおっ!」とニヤリとしてしまった。 イッキに読めるくらいには引き込まれ面白かった。 重いイヤミスでもないし、ミステリー好きであれば時間もかからないのでお勧めですね。

Posted byブクログ

2018/04/01

図書館で借りた本。薄い本なので小一時間で読了できる。Facebookで昔の恋人を見つけた51歳の水谷一馬。大学卒業翌年に結婚式を挙げる日取りまで決まってたのに結婚式当日にドタキャンされ花嫁は逃げて行方不明に。30年前の思い出話も交えながらメッセージのやり取りを続ける未帆子と一馬。...

図書館で借りた本。薄い本なので小一時間で読了できる。Facebookで昔の恋人を見つけた51歳の水谷一馬。大学卒業翌年に結婚式を挙げる日取りまで決まってたのに結婚式当日にドタキャンされ花嫁は逃げて行方不明に。30年前の思い出話も交えながらメッセージのやり取りを続ける未帆子と一馬。最後に未帆子の失踪した理由が分かるが真相を知ると、童顔で垢抜けない未帆子の事、女性に対し貞操観念への執着さ、純粋さを求め続けた事などが伏線になるのかな。 この結末だとダラダラ往復書簡のような展開は必要なかったかなと思うし今後が怖いわ。

Posted byブクログ

2019/01/03

短時間で読めて何も残らない内容。確か話題になった本じゃなかったっけ?図書館で借りましたが、予約人数が多くて待たされたんですけど、何じゃこりゃ。買っていたら読み終わった瞬間、本を叩きつけただろうなー。 最後の一文で読者を驚かそうとしたのが見え見え。こんな中身のない本を出すなんて、新...

短時間で読めて何も残らない内容。確か話題になった本じゃなかったっけ?図書館で借りましたが、予約人数が多くて待たされたんですけど、何じゃこりゃ。買っていたら読み終わった瞬間、本を叩きつけただろうなー。 最後の一文で読者を驚かそうとしたのが見え見え。こんな中身のない本を出すなんて、新潮社さんどうしたんだろう。暇つぶしにもならん。★1つもつけたくねーわ。

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2018/03/27

SNSのやり取りだけで構成される本書。中盤から多くの秘密が明らかになる怒濤の展開へ。シンプルに驚かされますし、ラストの一行もインパクトがあります。 ただ、伏線が少ないので巧みさを感じられないのと、ヒロインの女性がSNSのやり取りを続ける理由が見当たらないのが残念なところです。

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2023/10/27

「ルビンの壺が割れた」 宿野かほる ★★★★☆ これはヤバい!すごーく薄い本なので読んでみることをお勧めします。 叙述トリックでもなんでもないのですが、超一流の結末です。これは凄い! 読み終わってみると、いくつも伏線が張ってあることに気づき二重に驚きです。(だから返信がね。。)...

「ルビンの壺が割れた」 宿野かほる ★★★★☆ これはヤバい!すごーく薄い本なので読んでみることをお勧めします。 叙述トリックでもなんでもないのですが、超一流の結末です。これは凄い! 読み終わってみると、いくつも伏線が張ってあることに気づき二重に驚きです。(だから返信がね。。) ルビンの壺は、「壺」にも「向かい合った2人」にも見える白黒図形のことです。 #引用 ・強い愛はしばしば寛容ではないし、必要以上の怒りを伴うもの。

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2018/03/24

メッセージ交換のみで展開していくお話。 どこか噛み合わない2人のやり取りと、不気味な距離感に釈然としないものの、サクサクとストーリーは進んでいく。 最後の一通で、ああそういうことかと納得させられる。

Posted byブクログ