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ルビンの壺が割れた の商品レビュー

2.9

336件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    61

  3. 3つ

    134

  4. 2つ

    76

  5. 1つ

    24

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2020/10/22

スルッと読めました。読後、再度2人のやりとりをさらってみると、ほんのり感じていた違和感が明確になり更にゾワゾワしました。評価は低めのようですが、私はわりと楽しめました。設定や登場人物に共感できなかったという点で星3つです。

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2020/10/18

最後の一言……素晴らしい! 30年前大学で演劇の演出家をしていた水谷一馬。 一馬には結婚を約束していた未帆子という女性がいた。 結婚式当日未帆子は式に現れなかった。いくら探しても行方がわからない。 それから30年が経ちふとフェイスブックで未帆子らしい女性のページを見つけた一馬は...

最後の一言……素晴らしい! 30年前大学で演劇の演出家をしていた水谷一馬。 一馬には結婚を約束していた未帆子という女性がいた。 結婚式当日未帆子は式に現れなかった。いくら探しても行方がわからない。 それから30年が経ちふとフェイスブックで未帆子らしい女性のページを見つけた一馬はメッセージを送る。最初はやんわりと……返事は来ないだろうと思っていたが未帆子から返事が帰ってくる。やはり本人だった。段々とやりとりするメッセージの雲行きが怪しくなり最後は…… 前にテレビ番組で紹介されていたので購入して読んでみた。 書簡集が好きな自分には思い切りハマりました。 悪者は当然そっちだろうと思いながら読み進めると段々と思わぬ方向へ向かっていき 最後は……当然書けません。未読の方は是非読んでみてください。 レビューでは賛否別れていますが自分は面白かったです。

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2020/10/10

賛否両論みたいですが個人的には面白かったです。 ネタバレをすると面白くなくなるので話しませんが、宮脇くん何があってん。

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2020/10/03

SNS上のダイレクトメールでのやり取りで読者は登場人物同士の過去を紐解きながら物語が進んで行く。 個人的に最近は配信サイトを見るのにハマっていて、インターネット上で毎日行われている駆け引きのデジャヴ感じてしまったこと、色々なパターンの見過ぎでDM一通目の文体から危険性を察知出来て...

SNS上のダイレクトメールでのやり取りで読者は登場人物同士の過去を紐解きながら物語が進んで行く。 個人的に最近は配信サイトを見るのにハマっていて、インターネット上で毎日行われている駆け引きのデジャヴ感じてしまったこと、色々なパターンの見過ぎでDM一通目の文体から危険性を察知出来てしまったのは発売された当初なら起こり得なかったことなのかもしれないことから、食べ物だけじゃなく本にも旬が存在することを知った。まだまだ読書は苦手だけど、たまには話題の本を話題なうちに読んで楽しんでみるようなこともしてみたいと思った。

Posted byブクログ

2024/01/30

メールでのやり取りが綴られていて読みやすく、続きが気になってどんどんページめくってしまうから1時間程度で読了。最初は淡い恋物語なのかなと思って読み進めていくと、最後の最後でその純粋な心は裏切られ衝撃を受けた。面白かった!

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2020/09/21

昔結婚式当日に行方をくらました花嫁をSNSで見つけてメッセージを送る男。 女は戸惑いながらも昔話に花が咲きメッセージのやりとりを始めてしまう。 一時期話題になっていてとても気になっていた本。 それだけに期待が大きかったことも悪かったのか、2転3転する話にもそのオチにもがっかりし...

昔結婚式当日に行方をくらました花嫁をSNSで見つけてメッセージを送る男。 女は戸惑いながらも昔話に花が咲きメッセージのやりとりを始めてしまう。 一時期話題になっていてとても気になっていた本。 それだけに期待が大きかったことも悪かったのか、2転3転する話にもそのオチにもがっかりしてしまった。 こういう口語のみで物語が進む本ってのはいくつか読んだけど、これはそういう形を取らないほうが面白くできたんじゃないかなあ。 読了後、勝手に進んで勝手に盛り上がって勝手にぱちんと終わった物語に置いてけぼりにされた感がすごかった。

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2020/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Facebookの写真を勝手に引き伸ばして部屋に貼ったり、現在の姓や住所を聞いてきたり気持ち悪いなぁと思っていたら、復讐とは。住所を教えなくて良かった。

Posted byブクログ

2020/09/17

こういう本を読むと、「こんな本を読んでる時間なんてなかったのにもったいなかった」と思ってしまう。 この本を最初に読んだ知人が、「意外性があっておもしろい」と言ったのを聞いた別の知人が買って読み、「えげつない。二度と読みなおさない」と言ったのをもらいうけて読んだ。 前評判から、どこ...

こういう本を読むと、「こんな本を読んでる時間なんてなかったのにもったいなかった」と思ってしまう。 この本を最初に読んだ知人が、「意外性があっておもしろい」と言ったのを聞いた別の知人が買って読み、「えげつない。二度と読みなおさない」と言ったのをもらいうけて読んだ。 前評判から、どこが伏線なんだろうと深読みしまくって読んでて、結局回収されないどころか伏線ですらなかったみたいな。読解力がないのかもしれないけれど、とてもつまらなかった。ちょっと詰め込み感もあり。あげくの果てが幼女殺害とか、よくこんな本、新潮社出したなと。

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2020/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初は低調な滑り出しで進んでラストで急激に立ち上がるロングテールの逆のグラフのような展開は、乾くるみ『イニシエーション・ラブ』を連想した。どちら側に壺が割れるのか予想できなかったのでその点は楽しめたけれど、イニラブほどの衝撃はなかったかな。

Posted byブクログ

2020/09/04

短時間で読了できます。 往復書簡的な文章で綴られているので、続きが気になりページを繰る手が止まりませんでした。どことなく不穏な空気を漂わせながら展開するストーリーに、「こんな秘密が隠されていたのか・・」とゾッとさせられます。

Posted byブクログ