ルビンの壺が割れた の商品レビュー
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私が初めて読み切った本。 水谷一馬と田代未帆子とのPCメールのやり取りを、進んでいくことに見え方が変わる、まさに割れたビンにも2人の横顔に見えるルビンの壺のような世界観だった。 かつて愛し合っていた2人が、過去を回想しながら真実を徐々に打ち解けていく。どんどん変わる2人の立場に、さらに最後の数十ページでがらりと視点が変わる、驚かされた本だった。 強い愛はしばしば寛容ではないし、必要以上の怒りを伴うものである 犯罪にはそこに至る理由がある
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コムドットのやまとくんがすすめてて読んだ。そんないうほどの驚きはなかったかもしれない…まずお互い連絡して青春を振り返る系かと思ったら最後のページね、あの演出過剰すぎて余計だったかもしれない、あの一言がない方が好きかも。主人公まさかの幼女殺してるし。結婚するはずだった子は警察から出てきた後に行方不明になってるから殺してる(だからしつこくメールで相手の女の子に住所とかいろいろ聞いていた)PCを触る人ではないと思っていたので、というのが警察に捕まっていたから…みたいな伏線は全然伏線というまでもなかったな(笑)ただ何よりずっと会話体なので読みやすかった!!
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最後の1行読んだ時 誰かにドン!てびっくりさせられたみたいになった。 こわこわこわって夜中2時に1人で言った夜中に読まない
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以前話題になっていて古本屋で見つけたため読んでみた。 読んでいる途中は面白く、次々と読んでいったがオチが微妙で気持ち悪いなーという終わり方だった。 表紙にあるような衝撃の結末!みたいな感じではなかった。
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書簡形式、ではなくEBのメッセ形式で2人のやりとり。元婚約者同士らしい。評価は低いけど、そんなに低いのかなぁ。「騙される!」という帯の宣伝がよくないと思う。結構情緒もあり流れる風景と歳月でほのぼのしている(始まりは)。 メッセージが交わされるたびに、2人の関係性が、どっちが悪いのか印象が変わる。最後まで読むと、互いが避けてる話題、微妙な示唆、なかなか奥が深い。
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最後まで主人公の人生、生き様に共感できると思いきや、最後の最後でどんでん返し。実はとんでもない価値観を持っていた。って感じ
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帯の文章や表紙裏のコメントのインパクトが強すぎて、読む前に過大な期待をしてしまった感じが否めません。 最初は緩い感じでやりとりをしていた2人、なんだか徐々におやおや?となり、最後にどんでん返し!! 短いお話なのでスラスラ読めた点は良かったです。
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Facebookのメッセージのみで進む。 なんといってもページ数が少ないので一気読みができる。 パンチは強いもののすこし結末が読めてしまうところが玉に瑕。これページ数増やしたらもっと深く面白くなるんじゃね??
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最初はゆっくりと奇妙な生暖かい雰囲気 後半から少しずつ雲行きが怪しくなり、違和感を感じながら最後にかけてどんどん加速していく恐怖に追われる
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ぞわっとした。未帆子からのメッセージは、表記が変わっていたり、文体や態度も内容に応じて変わっていたりと、色々な違和感があったが、最後まで読んで腑に落ちた部分も多かった。たまにはこういった小説も読んでいて面白いと思った。
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