ルビンの壺が割れた の商品レビュー

宿野かほる(著者)

2020/07/04

SNSでオジサンが書く文章のほんのりとしたキモさと、それを警戒して距離を置く女性の言葉遣いがとても良く再現されてた。
キモさがゆっくりエスカレートする所もリアル。急に尻とか言われたら私ならそこでキレる。
内容としては、タイトルからちょっと下品かもしれないなと思ってた、そんな予感的中。
すぐに読めるので軽い気持ちで。

2020/07/03

帯の情報であおられており、何があるんだろうと想像しながら読み進めていたため、そうきたか！という感じをうけただけで衝撃は受けなかった。
一馬と未帆子ふたりの、メッセージでのやりとりであったため、描写が表面的な内容に留まり、そこまで感情移入せずに済んだのかもしれない。

2020/06/30

読みはじめから妙な違和感。
二人のやりとりが奇妙。
どんどんそれに引き込まれていって一夜で読了。
最後の一文がゾワッときた。
それまでの二人のやりとりは丁寧な言葉遣いで進んでいたのに、、。
読み終えたらもう一度読み返したくなる一冊でした。
個人的に読み終えたら｢はぁ、良かった。｣と思える本が好きなので、この評価です。
賛否両論あるようですが、夢中で読みました。
良かったです。

2020/06/20

短時間で読めるので
時間ない人におすすめ

ゆっくり静かに語られる怖い話の
最後に大声で「お前だよ！！」とビビらされる
みたいなエンディングで
子どもじみた感じもしないでもない

SNSのメッセージのやり取りで進められるストーリー
回を重ねるごとに新しい事実が判明していき
二人はどうなるの？と思わせる
途中ん？と思うところなんかもあり
最後につながっていくのだけど

この女性
よくこのやり取りにこんな長く付き合ったなあ
キモ！ムリ！スルー！でよかったのに（笑）

2020/06/13

賛否両論の評価があるので読んでみた。突然の別離から30年以上も経ち、SNSのメールで繋がりやり取りするうちに、当時の状況が明かされていく。1度読めば充分な話だけど、つまらなくもない。もっと伏線を張って回収したら もっと面白かったかも！ いろいろ雑な所があるけど、あっという間に読める。

2020/06/03

全体が手紙のやり取りだけで構成されているユニークな作品。続きが気になるわくわく感があり、その点ではおもしろい。

男と女が互いに自らの身の潔白を訴え続けるのが見苦しい。男も女も好かん！

2020/05/11

メールのやり取りのスタイルが斬新だし、気味の悪さもぱっと読み終わるのも面白かった。
読後はしばらく口がポカーンと開いたまま「えっ？」ってなってた（笑）
一回限りで楽しむものなので、何度も読み返すものではないけど、普段本とかあまり読まない人には良いサイズ感でお勧めしやすいかもなあと思います。

2020/05/07

読後感最悪。気持ち悪さ以外何も残らない。
難しい言い回しなどもなくするすると読めるため、約1時間ほどで読了。
話しの展開があまりなく、延々と元恋人同士の泥仕合が繰り広げられる。読んでいて気持ちいいものではない。
最後の一文のあの表現をやりたいために書いたのだろうか……
他の方もおっしゃっているように、煽り文が過剰な気がした。
個人的には二度と読みたくない。

2020/04/16

最初から言い知れぬ気持ち悪さが文面から窺い知れた。それに律儀に返信する未帆子も肝が据わってるな〜...と、ハラハラしながら読み進めました。
ページを捲る度に明らかになっていく30年前の出来事の数々。ラストは期待していた分、「え、それだけ？」と肩透かしを食らったかも。

2020/03/21

幼女殺害っていう1番大きな動機の伏線が見つからなかったのが疑問点。大事じゃん〜どこ〜？？
他は面白かった。最後までわからなかったしワクワクはした。「警察は苦手です。」のその前の文は（笑）ってついてるのに苦手ですの後が。で終わっているのが冷たくて気になり続けてたんだけどよかった。そういう事ね。途中宮原？が捕まったりしたとこで「あ、伏線回収終わった」と思わせておいての2段構えはドキドキした。あとラスト1文フォントと文字サイズ、余白の中の一文でよかった。
まあ結婚までこぎつける相手の重めの秘密知りまくっててすごいな、と思います。うん。