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この世の春(上) の商品レビュー

4.1

116件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

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2019/07/30

宮部みゆきさんの本は、取っつきにくいのが多いので上しか借りてこなかった。怖いけど先を読みたい!ウオォーって叫んでしまいそうだ!

Posted byブクログ

2019/07/26

北見藩 五代藩主が、亡きあと、6代藩主になった重興は、乱心と、、、なり、主君押し込められ、隠居させられる変事。 藩主は、悪霊に取りつかれたのか? それとも多重人格者なのか? 五香苑での館守となった、元江戸家老と石野織部と、各務家の多紀とで、重興は、正常になるのか? 切腹と、表...

北見藩 五代藩主が、亡きあと、6代藩主になった重興は、乱心と、、、なり、主君押し込められ、隠居させられる変事。 藩主は、悪霊に取りつかれたのか? それとも多重人格者なのか? 五香苑での館守となった、元江戸家老と石野織部と、各務家の多紀とで、重興は、正常になるのか? 切腹と、表沙汰にはされているのだが、生きている伊東成孝、、、 16年前に起こった事件は、、、どう繋がって行くのだろう。 この伏線は、重興に関わってくるのだろうか? 下巻が、気になる。

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2019/05/18
  • ネタバレ

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江戸は六代将軍の頃、北陸のとある藩で藩主ご乱心により、主君押込が為された。 一方その藩の片田舎で隠居生活を送っていた父娘のもとに、幼き子を連れて逃げてきた乳母がやってきます。その出来事を皮切りに、出戻り娘である多紀は乱心となった元藩主を巡る重大な秘め事に関わることになるのです。 上巻は元藩主が乱心となるきっかけを作ったのが、大殿とその側女で、そして、その乱心がどうやら解離性同一性障害ではないかとわかります。 しかも大殿の突然の死は、実は乱心の末、元藩主である息子が殺害したという藩を揺るがすようなことも。 表向き、藩主交代は速やかに行われ、幽閉された元藩主はこのままゆるゆると過ごすはずでしたが、心の闇を解き明かそうと周囲の人々が元藩主のために動き始めるのでした。

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2019/04/30

主人公の多喜の目線からハラハラドキドキの幕開け。御魂繰から死霊、解離性分裂症の兆し。目が離せない大河。

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2019/03/08
  • ネタバレ

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(ネタバレ) お館様は、多重人格者ということなのね。。 人間の体というのは不思議なもので、先日読み終わった 鹿の王といい、医学的な話が偶然にも続いたね。 多重人格といえば、アルジャーノンに花束をを思い出す。 そしてアルジャーノンといえば先日発見されたダウン症の 治療薬になりうる化合物に名付けられた。 なんだか、偶然がいっぱい重なってとってもタイムリーな テーマの本を今読めることってすごいなぁ・・ ・・にしても、宮部さんの時代小説はやっぱりおもしろい。 さてさて、どんな過去がつまびらかにされるのか。。。 下巻に続きます。

Posted byブクログ

2019/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時代物。ミステリ。 思わぬ人の来訪から始まる。 あれ以降ずっと気になってるけど、やっぱりキャラクターの思慮が一つ少ない気がしてしまう。気のせいだろうけど…。 そしてやっぱり面白い。引きこまれる。

Posted byブクログ

2019/01/31

宮部みゆきの最新刊。図書館で手に入れるまで足掛け2年をかけたが、宮部みゆきならば直ぐに予約が何十人も重なるので、まだ早い方かもしれない。今回は上・下二巻なので、借りる方も二の足を踏んでいるのかもしれない。 上巻は、どうやら導入部のようだ。ほとんどの「謎」は、解かれゆくのを待って...

宮部みゆきの最新刊。図書館で手に入れるまで足掛け2年をかけたが、宮部みゆきならば直ぐに予約が何十人も重なるので、まだ早い方かもしれない。今回は上・下二巻なので、借りる方も二の足を踏んでいるのかもしれない。 上巻は、どうやら導入部のようだ。ほとんどの「謎」は、解かれゆくのを待っている。新九郎(伊東成孝)の一族の村を根切りした理由、その首謀者。それに御霊繰はどう関わっているのか。重興の「症状」は、果たしてあの「病気」なのか、それとも他に理由があるのか。 そして、おそらくこの後現れてくる「謎」もあると、私は「踏んで」いる。表紙の2人の主人公(重興と多紀)の背後に、下野北見二万石、この藩特有という落雷する山々が描かれている。また、雷の火で出火し「おんど様の大火」で孤児になった女中「お鈴」の活躍は、まだ上巻では見られない。しかし、編集者が作ったと思われる人物相関図では、主要登場人物6人の中に入っているのだ。新九郎も、成興も、脇坂勝隆も入らず、なぜお鈴がフィーチャーされているのか?「雷」がキーワードになると思われるが、まだその雰囲気はない。16年前に連続神隠しに遭った子供たちの「謎」もまだ明らかにされていないが、それと関係あるのか?池から見つかったしゃれこうべはどう関わるのか? 総ては下巻である。ちょっと速く読みすぎた。「つづき」を手に取るのはもう少し後になる。 初出「週刊新潮」2015.8.13・20日号ー2017.3.30日号。 2019年1月読了

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2018/12/31

この先、どうなるのか!! ちょっとぐだくだ感はあるけど、続きが楽しみ(*^^*) 非現実な話かと思ったら現実に帰ってきたね~。

Posted byブクログ

2018/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初はまだ背景とか人物関係がよく分からずエンジンかかるまでに時間がかかったが、エンジンかかってからは一気読み。 なかなかレアな設定。設定、というよりこの時代にちゃんと多重人格を多重人格人格として扱うのがレア。 それぞれのキャラも生き生きしていていい。 下巻が楽しみ。 2018.12.25

Posted byブクログ

2018/12/20

怖ろしい話だった。人の精神の不思議さや怖さが絡み合った物語をほどいていくお話。呪術に若干の違和感。最後は少し冗長な気も…もちろん面白かったんだけど!

Posted byブクログ