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日航123便墜落の新事実 の商品レビュー

3.7

68件のお客様レビュー

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2020/11/29

1985年8月12日。 日本航空ジャンボ機123便が、東京羽田空港を離陸して大阪伊丹空港へ向かう途中、突発的非常事態に陥り、群馬県多野郡上野村の山中に墜落。 乗員乗客524名のうち生存者はわずか4名。 史上最大の航空機事故となってしまった。 この事故当時、私はまだ高校生。 ...

1985年8月12日。 日本航空ジャンボ機123便が、東京羽田空港を離陸して大阪伊丹空港へ向かう途中、突発的非常事態に陥り、群馬県多野郡上野村の山中に墜落。 乗員乗客524名のうち生存者はわずか4名。 史上最大の航空機事故となってしまった。 この事故当時、私はまだ高校生。 その後、「沈まぬ太陽」(山崎豊子著)や「クライマーズ・ハイ」(横山秀夫著)を読んでの断片的知識はあった。 友人が感想を投稿し、また是非にとすすめられたこともあり手に取った。 そして、事の本質について何もわかっていなかったことを思い知った。 著者は日本航空の元客室乗務員。 この事故で、多くの同僚を失っていた。 「圧力隔壁修理ミス」が事故原因だと公式には発表されていたが、本当にそうなのだろうか。 陰謀論や憶測も渦巻く中、その原因にはつじつまの合わない部分が多い。 「私は当時を知る客室乗務員として、また、単独機として世界最大の航空機事故を起こした日本航空の関係者として、不明な点を明らかにしなければいけない、という責任感にかられた」 綿密な取材、わかりやすい記述、そして真相を明らかにしようという執念が、「隠されていた真実」に迫っていく。 突然の出来事に、無念の中で愛する家族への思いを綴った乗客。 自身が生命の危険にさらされる中、最後の最後までプロとしての職務をまっとうした乗務員。 地元の小中学生たちの事故を目撃した当日の文集。 その中で、明らかになる日航機を追尾していた2機のファントム機の存在。 機体の左腹部にみえた赤い物体。 その目撃者は機体から発せられた悲鳴にも近い「キャーン、キャーン」という高音が忘れられないと語る。 「助けてほしい」という心の声を聞いた気がする、と。 「これは事故ではなく520名が亡くなるという事件であった可能性が非常に高い」(巻末の「謝辞」より) この「事件」の33回忌に「天空の星たち」に捧げられたこの書が、一人でも多くの方の手に取られますよう。 そして著者の、関係するすべての方々の努力が実り、真実が明らかになることを祈ります。

Posted byブクログ

2020/08/30

これだけの物的証拠をもってしても、権力には敵わない。目に見えている世界をどこまで信じてよいのかわからなくなる。

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2020/08/29

元JAL社員の方に勧められて読んだ ゾッとする内容だった はじめのうちは、フィクションでは?と思ったが、著者の方の入念な調査に基づく解説を読むほど、これは事件であると思わずにはいられなかった

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2020/08/13

このタイミングでこの本が手元にあると言うことがなんかすごい(図書館で予約した) 35年前の日航機墜落事故の考察本。本人は元JALのCA。事件に直接関係ないからこその丁寧な考察という印象。前半は先輩方のことを語るからか感情的だが、後半は非常に客観的に目撃証言やデータを元に考察されて...

このタイミングでこの本が手元にあると言うことがなんかすごい(図書館で予約した) 35年前の日航機墜落事故の考察本。本人は元JALのCA。事件に直接関係ないからこその丁寧な考察という印象。前半は先輩方のことを語るからか感情的だが、後半は非常に客観的に目撃証言やデータを元に考察されている。 というか、コレがほんまならやばいでマジで。 偉い人ってのはほんまになんでも隠すんやな……って思う。最近の桜問題でもそうやけど。 コロナ禍で政府への信頼はかなり揺らいでいる今だからこそ、この本の内容はリアリティがあるなぁ。

Posted byブクログ

2020/05/08

日航機が自衛隊の誤爆によって墜落したことは、真実だと思う。ネットで検索すると画像もでてくるし……。私は飛行機には、できるだけ乗らないようにしている。この本を読んでJALが嫌いになった。亡くなった大勢の方のご冥福をお祈りします。

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2020/05/03

元日本航空客室乗務員である著者が、1985年8月12日に起きた日航ジャンボ機123便墜落事故について、調査可能な限りの証言や証拠から事故ではなく、人災ではなかったのかを示唆した本。この事故で、520名の方々がお亡くなりになった。 この事故に関する不可解な事実を、一つ一つ検証してい...

元日本航空客室乗務員である著者が、1985年8月12日に起きた日航ジャンボ機123便墜落事故について、調査可能な限りの証言や証拠から事故ではなく、人災ではなかったのかを示唆した本。この事故で、520名の方々がお亡くなりになった。 この事故に関する不可解な事実を、一つ一つ検証している。今となっては確認が難しいものや、再調査がされない現状から更に踏み込んだ新事実の発見には至っていないが、大いなる疑問があることが、本書からわかる。 本書は、著者が適度な距離感で事故を検証している点でも優れた著書だと感じた。 日本では、公文書の保管体制が極めて杜撰であり、記録を残し後世に伝える意志がかけている。こうした事故の全記録は、現在は閲覧できない状態であっても、100年後、200年後には、閲覧したい人が自由に閲覧できるような仕組みにできれば、歴史から学ぶことができるのだろう。 奇跡的に4名の方が、この事故から生還した。どうか、健やかにお過ごしされていることと、お亡くなりになった方々のご冥福を祈る。

Posted byブクログ

2020/01/12

中学の時、図書館でこの事故(事件?)の本を読んで衝撃的だったのを覚えている。当時はネットも無く断片的な情報しか無かったのでよりインパクトがあった。 この本は一気に読ませる点は評価するがマイナス点は2点。 ①感情的な文章がもったいない。 元CAだから力が入るのは仕方ないにせよ、も...

中学の時、図書館でこの事故(事件?)の本を読んで衝撃的だったのを覚えている。当時はネットも無く断片的な情報しか無かったのでよりインパクトがあった。 この本は一気に読ませる点は評価するがマイナス点は2点。 ①感情的な文章がもったいない。 元CAだから力が入るのは仕方ないにせよ、もっと落ち着いてくれよ!と思う箇所が… ②子供の証言 子供=善みたいな描き方は卑怯。子供にも悪はいる。子供の証言だから信憑性あるの?うそつかないから?なんだかなあ…

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2020/01/07

日航機の事故の真実について書かれている。 是非本当のことを知っていただきたいです。 そしてウソが報道されるのは非常に残念です。

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2019/11/01

2019年102冊目。満足度★★★★☆ 事故原因は公式発表されたものと違うことは明らかとの心証を得た。続編も読むつもり。

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2019/10/22

これは、、さすがにこたえた。 すごいなってくらいに隠蔽されてる。私はこの事故はお母さんの話でしか聞いてないけど、目撃者も多く、御巣鷹山近隣の上野村の人たちも相当なものだし、これ間違いないんじゃなかろうかと思わざる得ない物的証拠多数なのに、週刊誌もテレビも一切これに触れてないあた...

これは、、さすがにこたえた。 すごいなってくらいに隠蔽されてる。私はこの事故はお母さんの話でしか聞いてないけど、目撃者も多く、御巣鷹山近隣の上野村の人たちも相当なものだし、これ間違いないんじゃなかろうかと思わざる得ない物的証拠多数なのに、週刊誌もテレビも一切これに触れてないあたりがリアルなアツがかかってるとしか言いようがない。 日本でこんなことあるんだ。 映画とか、極道とかそういうじゃなくて、ホントの事故で520人が亡くなったにも関わらず圧力でうやむやにして、仕切った感のあるこの日航の墜落事故。 これは遺族の気持ちはどうしたらいいんだろう。 と、思ったし。証拠隠滅するために救助より先に焼き払った跡があるっていう事実も怖ろしいのを通り越してる、、、政治と国と警察の見事なまでの結託で隠し通した事故。すごいよ。これは。 日本国民みんな一読して、再度、日本のトップ、政治、日本を守るための自衛隊そのものの真偽を一度疑った方がいい。そんな風に思ってしまう本でした。

Posted byブクログ