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もうひとつのワンダー の商品レビュー

4.4

67件のお客様レビュー

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2026/01/08

前作「ワンダー」は、本当に大好きな本でした。 前作は、顔に奇形を持つ少年オギーをめぐる物語だったのですが、今回はその周辺の人たち3人についてのお話です。 いわゆる、スピンオフ作品。 前書きで、いじめっ子のジュリアンの話について、 「そもそも、自分をいじめる相手の気持ちを理解し...

前作「ワンダー」は、本当に大好きな本でした。 前作は、顔に奇形を持つ少年オギーをめぐる物語だったのですが、今回はその周辺の人たち3人についてのお話です。 いわゆる、スピンオフ作品。 前書きで、いじめっ子のジュリアンの話について、 「そもそも、自分をいじめる相手の気持ちを理解して思いやるなんて、いじめに苦しむ子がすることではありません。」 みたいな文章が出てきて、激しく同意。 相手も大変だったんだよ、きっと、なんて暗にほのめかすようなことは、決して言わないようにしたいよね。 ジュリアンの章では、何といってもおばあちゃんが素敵だった。 お年を召しているのに、色鮮やかな服を着て、まだ子どものジュリアンに赤ワインを進めてしまうような、ちょっとぶっ飛んでるおばあちゃん! いや、子どもにアルコールを勧めるのはアレだけど(^^; それぞれの人が、それぞれの事情を抱えている。 とはいえ、 「自分をいじめる相手の気持ちを理解して思いやるなんて、いじめに苦しむ子がすることではありません。」 というのは大前提。 こういう話を読むと、いじめっこにもそれなりの事情があったのかもね、なんて思いそうになるけど、それは、被害者がやるべきことじゃないし、被害者には絶対に言うべきことではない。

Posted byブクログ

2025/12/26

『ワンダー』を読んだらぜひ、        『もうひとつのワンダー』も! オーガストと関わりのある3人の子供の物語。(いじめっ子ジュリアン、幼馴染みのクリストファー、同級生の女子シャーロット) 〈ジュリアンの物語〉 “人生のすばらしさは、まちがいを正せること、あやまちから学び...

『ワンダー』を読んだらぜひ、        『もうひとつのワンダー』も! オーガストと関わりのある3人の子供の物語。(いじめっ子ジュリアン、幼馴染みのクリストファー、同級生の女子シャーロット) 〈ジュリアンの物語〉 “人生のすばらしさは、まちがいを正せること、あやまちから学び自分自身を許すこと” おばあちゃんの話を聞く中で、ジュリアンの心の変化が見られました。本書の一番の読みどころです。大人が本音で、自分の失敗も含めて語ること、子供の成長にとって大切だとあらためて思いました。 〈クリストファーの物語〉 オーガストの友達でいることの難しさが、率直に語られています。 〈シャーロットの物語〉 女子同士の友達関係のアレコレが語られます。自分の小学校高学年から中学時代、女子の間で色々あったことが思い出されました。 昔、子供だった大人が読めば、懐かしさと共に、ちょっとほろ苦い出来事も思い出されたり、現役バリバリの子供たちが読めば、現在の友達関係と比較して考えたりと、大人も子供も味わえる作品だと思います。 本書も、ヒボさんのレビューで知りました。ありがとうございます。

Posted byブクログ

2025/09/21

ワンダーを読んだとき、ジュリアンの話がなかったので拍子抜けしました。後書きに、「もうひとつのワンダー」にジュリアンのことが書かれているとあったので、早速読みました。 思っていたよりジュリアンの気持ちは頑固だったし、それを助長する両親も実際の日本の一部保護者にありがちな権力のある...

ワンダーを読んだとき、ジュリアンの話がなかったので拍子抜けしました。後書きに、「もうひとつのワンダー」にジュリアンのことが書かれているとあったので、早速読みました。 思っていたよりジュリアンの気持ちは頑固だったし、それを助長する両親も実際の日本の一部保護者にありがちな権力のある親バカっぷりで、どう落とし前がつくのかと悶々としながら読み進めましたが、最後納得のいく形で自己認識に至ったことに、素直に「すごいなぁ。」と感服しました。 翻訳物なので、文化の違いに抵抗感もありましたが、切り替えが思いきりよかったので最後まで読みきることができました。 一人一人の個性と歴史があり、それが衝突してしまうのが社会の必然なのでしょうが、そこから成長して成熟していくことが醍醐味ですよね。未来を信じたくなる本だと思いました。

Posted byブクログ

2025/09/09

どの子も欲とか弱さがある。 それでも、みんな自分で考えて、他の人を受け入れて、 進もうとしている。 ハッピーエンドすぎるかもしれないけれど、 すべての子どもにエールを贈りたい。

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2025/07/25

シャーロットがとても親切で驚いた。 みんなはオギーをいじめているのにシャーロットは普通に振る舞っていたから感心した。 私がシャーロットだったらそんな事はできないと思った。

Posted byブクログ

2025/07/23
  • ネタバレ

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中学生の感性を思い出しながら一気読み。前作を読んでいたら、ジュリアンの章は必読。 驚いたのは、最後まであの手紙を先生に教えたのが誰かはわからなかったこと!シャーロットの伏線だと思いこんでいたけど、あえて誰かわからないまま終わらせてくれているのがまた、いい。

Posted byブクログ

2025/12/02

ワンダーのスピンオフ 映画『ホワイトバード』の物語。こちらは映画を見ずに、ワンダー読了後に続けて購入。オギーに関わる友人たちの物語。いじめっこジュリアンの話が良かった。大人も読むとよい。

Posted byブクログ

2025/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『ワンダー』のスピンオフ作品。 「前作の大勢の読者が自ら登場人物たちのその後の物語を書いてくれて、それを否定する続編を書きたくなかった」という作者の思いから、オギーは出てこない。 オギーをいじめたジュリアン、生まれた時からの幼馴染クリストファー、同級生で優等生のシャーロットの物語。 米国では「ジュリアンになるな」というスローガンがネット上で起きたほどだったという、ジュリアンの物語が一番心を動かされた。 ジュリアンの名前は弁護士である父親から受け継いだものだが、それは母親である祖母の命の恩人の名前だった。 祖母はユダヤ人で、子どものころはおしゃればかりに気を取られて「バカな子」だった。クラスにトゥルトー(かに)と呼ばれていた「片輪」の子がいた。彼女はクラスで人気者で、嫌われ者のトゥルトーを見ようともしなかった。 けれどナチスに追われたときに助けてくれたのは、トゥルトーだった。彼は彼女のことが好きだったから、自分も家族も危険にさらされるのに、彼女を助けた。そして、彼自身は障害を理由にナチスにガス室で殺された。彼が亡くなった後も彼の両親は彼女をかくまい、スイスに逃れていた父親の元に戻ることができた。 彼に助けられるまで、彼女は彼のことを怖いと思っていた。それは彼のことを知らなかったからで、知らなかったのは彼の見た目が怖かったからだ。「こわいと、嫌いになることもあるんだよ」 ジュリアンは自分がオギーにしたことを認め謝る勇気を持った。弁護士の父親は不利になるようなことを言うことを禁止していたし、母親は絶対的に自分の子供が正しいと思う人だった。 だが、母親がジュリアンの顔が幸せそうなことを認め、ジュリアンを退校処分にした学校を訴訟するのを辞めるように夫を説得する。 3人の物語は全てハッピーエンドではない。ジュリアンはオギーに謝罪の手紙を書いた。そして、オギーはジュリアンの家の留守便電話にメッセージを残したが、ジュリアンは「弱虫」だからかけ直さなかった。 全く完璧ではない、けれど間違ってもやり直すことができる勇気を持っている子供たちのまっすぐな生き方に勇気をもらえる物語。

Posted byブクログ

2025/03/25

ジュリアンの両親はただ子供に幸せになって欲しくて、でもそのやり方が間違ってしまっていた。 それを見ていたジュリアンも、やっぱり間違ってしまった。 「反省」出来たこと、過ちに気がつけたことが本当に良かった。 シャーロットの章。 彼女もこんなことがあったんだなぁと、キャラクターがより...

ジュリアンの両親はただ子供に幸せになって欲しくて、でもそのやり方が間違ってしまっていた。 それを見ていたジュリアンも、やっぱり間違ってしまった。 「反省」出来たこと、過ちに気がつけたことが本当に良かった。 シャーロットの章。 彼女もこんなことがあったんだなぁと、キャラクターがより魅力的に感じられた。 とても現実的で、新しい友達が出来たけれど最後に全てが変わるわけじゃない。 そしてあまり空気を読むことが出来ない、いつだって友達だった子とこれからも一緒にいることを選んだ。 クリストファーも、新しいバンドではなく変わり者だけどいいやつな友達と一緒にいることを選んだ。 前作ではオーガストを中心に描かれていた他人を受け入れる優しさは、もっと身近な友人関係にもあるものなのだと考えさせられた。

Posted byブクログ

2025/01/08

この本を読んだらワンダー本編でジュリアンを悪く言う(死んでもジュリアンみたいにはならない的な内容)オギーとジャックの発言は駄目だと思ってしまう。 シャーロットは優等生っぽく見えるけどそれは周りがそう言うからそういうイメージになっていくという側面があると思う。

Posted byブクログ