もうひとつのワンダー の商品レビュー
子供に勧めたくなる一冊。間違いに気付き、認め、乗り越えて行く姿に感動した。自分はこんな風に頑張ってこられただろうか。
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読んでよかった。 ワンダーと合わせて読むべき! いじめっ子には、いじめっ子になる理由がちゃんと存在する、と感じた。
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『ワンダー』を読んだらこれも読まなきゃダメ。ジュリアンの葛藤や成長が見えて来る。オギーとの関わりだけでない、学校での交友関係やら家族関係やら、心の声が聞ける。2冊セットのワンダー!
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ワンダーは映画で見たのですが、オギーを巡るストーリーがずっと心に残っていてこの本を手に取りました。 この本ではオギーの周りの子どもたちがオギーから感じとったことや考えたことが率直に描かれています。当たり前だけど、いじめた子や傍観する子にも気持ちがあり、ストーリーがあるんだよねー...
ワンダーは映画で見たのですが、オギーを巡るストーリーがずっと心に残っていてこの本を手に取りました。 この本ではオギーの周りの子どもたちがオギーから感じとったことや考えたことが率直に描かれています。当たり前だけど、いじめた子や傍観する子にも気持ちがあり、ストーリーがあるんだよねー。 語り手の3人からアメリカの学校生活の様子も生き生きと伝わってきて、日本とは違う学校生活を見せてもらえた気分です。でも親や幼なじみとの関係、友人関係の悩みなんかは共感するところがいっぱいで…。 各章でみんなそれぞれのワンダーがあって、心地よい読後感。読み終えるのがもったいなかった!
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前作の『ワンダー』は、ものすごく心奪われました。もうひとつお話があると知って、ワクワクしながら図書館で借りて読みました。 どのお話も、そういうことあるあると思うような心内がたくさんあって、私もその場にいるような感覚になりました。どんどん読みたい気持ちと、読んだら終わってしまう淋...
前作の『ワンダー』は、ものすごく心奪われました。もうひとつお話があると知って、ワクワクしながら図書館で借りて読みました。 どのお話も、そういうことあるあると思うような心内がたくさんあって、私もその場にいるような感覚になりました。どんどん読みたい気持ちと、読んだら終わってしまう淋しさで葛藤しましたが、やっぱりあっという間に読んでしまいました! ずっとずっと『ワンダー』の世界に浸っていたい!2冊とも購入しようかと思っています。
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ワンダーでは書かれなかった3人のそれぞれの事情と気持ち。 痛いほど伝わった。 特に、「友達グループ」について、違うグループに所属していても友達にはなれるけど、グループ同士が交わったり別の子に紹介することはできない、もしくはできない、というのがとてもリアルに書かれていて、自分にも...
ワンダーでは書かれなかった3人のそれぞれの事情と気持ち。 痛いほど伝わった。 特に、「友達グループ」について、違うグループに所属していても友達にはなれるけど、グループ同士が交わったり別の子に紹介することはできない、もしくはできない、というのがとてもリアルに書かれていて、自分にも思い当たることばかり。 オギーのその後でなく、こういうふうに登場人物を掘り下げてくれてありがとう、という気持ち。 ワンダーと合わせて自身を持ってあらゆる人におすすめしたいです。
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同じ物語を別な人の立場から読むとまた違った発見がある。 ワンダーを読んだことがある人は次にこれを読んでみてみて欲しい。
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タイトルどおり、ワンダーの外伝にあたる本。 ワンダーに負けず劣らず面白かった。 ジュリアンが、自分がいじめっ子だという自覚がないことにとても驚いた。それはジュリアンの親が我が子の幸せを求めすぎるあまり正しさを見失っているせいでもあったと思うけど、こういう子って結構いるんだろうなと...
タイトルどおり、ワンダーの外伝にあたる本。 ワンダーに負けず劣らず面白かった。 ジュリアンが、自分がいじめっ子だという自覚がないことにとても驚いた。それはジュリアンの親が我が子の幸せを求めすぎるあまり正しさを見失っているせいでもあったと思うけど、こういう子って結構いるんだろうなと感じた。でもジュリアンはおばあちゃんの話を聞いてしっかりと自分が悪いことをしたのだ、自分はいじめっ子だっだのだと自覚し強く反省したとき、オギーが前作で晴れ舞台に立った時と同じくらい感動した。 ジュリアンもジュリアンの両親も、自分たちが正しい良い人間だと思っていたんだ。そしてそういう気持ちや意識は、他ならぬ私自身持っているものだろうと思った。反面教師というか、日々価値観が変わるなかで、誰でもジュリアン一家のようになる可能性があるのだと思った。 クリストファーやシャーロットの語りでも読み取れたことだが(こちらもすごく面白かった!)、自分の行いを常に振り返るようにしなくては。
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『ワンダー』のスピンオフ的な作品。 いじめっ子のジュリアン、オーガストの幼なじみのクリストファー、中立の立場を通したシャーロットが、オーガストと出会ってどんな日々を過ごしたか、そしてどんな風に変わっていったかの物語。 まずジュリアンの章で、前作の『ワンダー』では描かれていなかっ...
『ワンダー』のスピンオフ的な作品。 いじめっ子のジュリアン、オーガストの幼なじみのクリストファー、中立の立場を通したシャーロットが、オーガストと出会ってどんな日々を過ごしたか、そしてどんな風に変わっていったかの物語。 まずジュリアンの章で、前作の『ワンダー』では描かれていなかった、ジュリアンに対する学校側の対応にとても驚いた。いい意味で。 ジュリアンの両親の言い分を聞いていると胸の奥からムカムカしてイラついてしまう。 だからジュリアンみたいな子になってしまうんだ、と彼らを責めるのは簡単だ。でも同じ子を持つ親として、自分はそうならないと言い切れるだろうか? 「ただただジュリアンに幸せになってほしいからだ。それがすべて。」 全ての親が我が子には幸せになってほしいはず。その方向性を間違えないようにすることが大切なんだと思う。 『ジュリアンになるな』というスローガンがネット上に現れたらしいけれど、大人の私たちには『ジュリアンの親になるな』なのではないかな? クリストファーの章もシャーロットの章も、友だち関係の難しさを経験して悩み、苦しみ、自分なりの答えを見つけ出す姿が描かれている。 「都合のいいときだけ友だちってわけにはいかない。いい友だちは、ちょっとよけいに苦労するだけの価値がある」 子どもにも大人にも読んでもらいたい本です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ワンダーに出てきたいじめっ子のジュリアンとその両親の行動や言動も、視点が変わるとまた違う印象で受け取る事が出来ました☆ 意地悪な子やわがままな子、思いやりの足りない子、ずるい子、きつい子、プライドの高い子などなど、いろいろな子が居るけど、どんな子にも良心が備わっているんだなと思える本でした♪ただ、やっぱりジュリアンのおばあちゃんの話は最高!!しばらく鼻水がとまらなかったほど感動したし、もう一度そのシーンを読み返しただけで涙が出てきます☆たくさんの人にこの本を読んで欲しいな~♪
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