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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 の商品レビュー

4.1

249件のお客様レビュー

  1. 5つ

    74

  2. 4つ

    97

  3. 3つ

    47

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2020/04/04

ここ10年くらい彼が好きで活動を追っています。 底知れない感じもあるのにめちゃめちゃ可愛いという小悪魔。 これだからファンはやめられん。

Posted byブクログ

2020/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いろんな競争のレーンから一旦外れるためにキューバに飛んだ若林さん。飛行機で飛び立つシーンと親父のこと思い出しながら海に向かって歩くシーンが印象的でした。 私もキューバに行ったことがあったので、より深く感情移入できました。

Posted byブクログ

2020/03/15

若林さんのただのエッセイだと思って読み進めていったが、良い意味でそうではありませんでした。キューバの旅路の中で流石芸人さんと思わせるようなクスッと笑える場面、それとは逆に深く社会主義・民主主義とは?と考えさせるような場面も。最後はとても感動的な終わりで大変満足できる一冊でした。

Posted byブクログ

2020/03/08

「機体は暗い滑走路に吸い込まれると、乾いた衝撃が腰から伝わってきた。速度を落としてゆっくりと自走する飛行機は、あまり整えられていない芝生の間の誘導路を行進していく」 この文の流れが好きで、何度も読み返した。旅行記の導入として最高。 自分が抱いている期待や不安を誰にも知られない...

「機体は暗い滑走路に吸い込まれると、乾いた衝撃が腰から伝わってきた。速度を落としてゆっくりと自走する飛行機は、あまり整えられていない芝生の間の誘導路を行進していく」 この文の流れが好きで、何度も読み返した。旅行記の導入として最高。 自分が抱いている期待や不安を誰にも知られないこと。 客体としての自分から解放されること。 自分の感受性を守るために、この人はキューバまで行く必要があった。 お金なら股間に隠せるけれど、心はそうはいかないのだ。 羽田に戻ってくるときの描写も面白かった。 逆じゃないんだ。 選択権を行使して、自分の意志で東京へ帰る。 帰路についてからの日常が、少し変わっていく予感がした。

Posted byブクログ

2020/03/05

緩く旅する雰囲気がとてもよかった はしゃいでる人を見たら冷めちゃうのも、共感できた とはいえ、定番の観光地や食べ物にお酒、現地の人との交流を楽しんでいた 資本主義社会との違いに感動しつつ、そこを「そういう人よくいますよ!」とあっさり言われる姿もまたよかった なにより、彼がキュー...

緩く旅する雰囲気がとてもよかった はしゃいでる人を見たら冷めちゃうのも、共感できた とはいえ、定番の観光地や食べ物にお酒、現地の人との交流を楽しんでいた 資本主義社会との違いに感動しつつ、そこを「そういう人よくいますよ!」とあっさり言われる姿もまたよかった なにより、彼がキューバに来た理由 なんだよー!と思わず涙がこぼれた

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2020/02/15

5日間の休みを取れた若林さんが、かねてから行きたかったキューバを旅したルポルタージュ。若林さんのニヒルなユーモアがありながら、知的で読みやすい文章。 ようやく到着したホテルでの高揚と疲労感、翌朝の外の空気、社会主義に暮らす人々や生活の様子などを目の前のことのように感じながら、楽し...

5日間の休みを取れた若林さんが、かねてから行きたかったキューバを旅したルポルタージュ。若林さんのニヒルなユーモアがありながら、知的で読みやすい文章。 ようやく到着したホテルでの高揚と疲労感、翌朝の外の空気、社会主義に暮らす人々や生活の様子などを目の前のことのように感じながら、楽しく読みました。 最後になってちょっと不思議な書き方になっていくので「ん?」と思っていると、キューバに行きたかった(本人も無意識だった?)理由や感慨が明かされる。不意に泣かされてびっくり。 「ご本、出しときますね?」を読んでから、若林さんのファンになってしまった私。これは2冊目。また若林さんの本を読みたい。

Posted byブクログ

2020/02/10

お笑い芸人さんが書かれるエッセイが好きでよく読みます 中でも若林さんのエッセイは何度も何度も読み返したくなる。どの部分が好きとかは別に無いが無性にページを開きたくなる、若林さんという1人の魅力が詰め込まれてる素晴らしいエッセイ

Posted byブクログ

2020/05/18

キューバ旅行のこボケが散りばめられていた旅行エッセイかなあ、と思ったりもしたが、若様の個人的な感情や事情(お父さん)とリンクしながら話が進んでいく。とても話が上手で自分の想いを文章にするのが上手い人だなあと感じた。

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2019/12/29

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 著:若林 正恭 若林正恭は2016年夏に旅に出る。 多忙の隙間で取得した夏休みの5日間に一人旅にでる。行先はキューバ。一人でキューバである。 インドアで人見知りの彼がそれをする。 なぜなのか。謎は読み進めるとわかる。 旅の中で彼は何を...

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 著:若林 正恭 若林正恭は2016年夏に旅に出る。 多忙の隙間で取得した夏休みの5日間に一人旅にでる。行先はキューバ。一人でキューバである。 インドアで人見知りの彼がそれをする。 なぜなのか。謎は読み進めるとわかる。 旅の中で彼は何を思い、どこへ進んでいくのであろうか。 本書の構成は以下の27章から成る。 ①ニューヨーク ②キューバ大使館領事部 ③キューバ行きの飛行機 ④トロント ⑤ハバナ空港からホテル・サラトガ ⑥サラトガの屋上 ⑦マルチネス ⑧革命博物館 ⑨表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 ⑩第1ゲバラ邸宅にゲバラがいない ⑪10万人の聴衆はカストロのラップに乗ってサルサを踊る ⑫ラ・モデナ・クバーナのロブスター ⑬ラ・ボデギータ・デル・メディオのモヒート ⑭ホテル・ナシオナル・デ・クーバ ⑮国営のジャズバー ⑯ライトアップ、ガルシア・ロルカ劇場 ⑰市場。配給所 ⑱コッペリア ⑲キューバ闘鶏 ⑳正しい葉巻のくわえ方 ㉑おしゃれバルコニーとトタン屋根 ㉒サンタマリア・ビーチ ㉓7cuc ㉔トランスツールのバスに3人 ㉕音叉 ㉖マレコン通り ㉗東京 キューバの予備知識もなく、オードリーは好きだが大ファンということもない。しかし、著者の作品を読むと深く考えさせられる。心が大いに揺さぶられる。本書も今までの著書と同様に感情を右にも左にも大いに揺さぶられた。 もちろん著者と置かれた環境や立場は違う。もちろん自分事に置き換えて感情移入する作品でもない。しかし、どこかに共通項を探したり憧れたりしながら、一人旅の中のお供として連れて行ってもらおうと楽しみながら読み進めていた。 あーキューバ行きたいなぁとは思わないものの、本書と同様に若林さんの旅行には連れて行ってもらいたい。著者と読者の間の距離感が心地よい。そんな一冊。

Posted byブクログ

2022/07/05

お笑い芸人としては元々好きだったけど、こんなに文学的でわかりやすい文章を書く人だったのかとびっくりした。 陽気な旅行エッセイで終わるのかと思いきや、最後にキューバに行きたかった理由が書かれ、少しホロリとした。 そしてキューバに行きたくなった。クラシックカーばかりだったりチェゲバラ...

お笑い芸人としては元々好きだったけど、こんなに文学的でわかりやすい文章を書く人だったのかとびっくりした。 陽気な旅行エッセイで終わるのかと思いきや、最後にキューバに行きたかった理由が書かれ、少しホロリとした。 そしてキューバに行きたくなった。クラシックカーばかりだったりチェゲバラのような英雄がいたり、キューバには、特に男性の厨二心をくすぐる何かがあるらしい。

Posted byブクログ