神さまたちの遊ぶ庭 の商品レビュー
久しぶりにどハマりした。エッセイに興味がなかったが、他の作品にも手を伸ばそうかと考えさせてくれた。テンポがよい。
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本の題名につられて買って読み始め、日記みたいで退屈やなと半分くらい読んでから俄然面白くなって、味わいながら読んだ。 北海道の真ん中にあるトムラウシ、冬は氷点下20℃以下になる極寒の地で小中一貫校を中心に繰り広げられる宮下一家の体験記。 面白かった。 福井から北海道へフェリーで行け...
本の題名につられて買って読み始め、日記みたいで退屈やなと半分くらい読んでから俄然面白くなって、味わいながら読んだ。 北海道の真ん中にあるトムラウシ、冬は氷点下20℃以下になる極寒の地で小中一貫校を中心に繰り広げられる宮下一家の体験記。 面白かった。 福井から北海道へフェリーで行けれるのも知って、北海道に行きたくなった。
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なんともなしに買ってみれば、なんとエッセイ調だった。 著者の宮下奈都一家が北海道トムラウシに一年山村留学したときの話。 とにかく、お子さんがかわいい!言うこともおもしろくて、考え方も奇想天外で、きっと家の中はおもしろいことだらけなんだろなーと思った。大人になってからこんな体験がで...
なんともなしに買ってみれば、なんとエッセイ調だった。 著者の宮下奈都一家が北海道トムラウシに一年山村留学したときの話。 とにかく、お子さんがかわいい!言うこともおもしろくて、考え方も奇想天外で、きっと家の中はおもしろいことだらけなんだろなーと思った。大人になってからこんな体験ができるのもいいけれど、子供の頃にこんな体験ができるのは、今後の人生にきっと、すごく大きく影響するんだろうな。こんな機会を子供に与えることができる親になりたいなー。
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2016年本屋大賞受賞作家、宮下奈都。 ・ 宮下家の期間限定北海道山奥暮らしの日記。 ・ 1年間だけ、福井県→トムラウシへ、ファミリーで山村留学も兼ねた移住。 ・ ハートフルで、豊かさとは何か?とか、そんなありきたりなことも考えつつ、特筆すべきは「なっちゃん」。 ・ トムラウシで...
2016年本屋大賞受賞作家、宮下奈都。 ・ 宮下家の期間限定北海道山奥暮らしの日記。 ・ 1年間だけ、福井県→トムラウシへ、ファミリーで山村留学も兼ねた移住。 ・ ハートフルで、豊かさとは何か?とか、そんなありきたりなことも考えつつ、特筆すべきは「なっちゃん」。 ・ トムラウシで育ったいわゆるなんでもできちゃう女の子が、町の学校へ行き、歩けなくなるほど馴染めなかったエピソード。 ・ どんな世界にも、光と影がありますね。 ・
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※このレビューにはネタバレを含みます
すごくよかったです。この一言に尽きる。 トムラウシに住みたい、本当に住みたい。いつか絶対家族で住んでみたい。しかも子供が小さいうちに。 未婚の私にすら思わせるほど、宮下さんの満足感が伝わってくるエッセイでした。山村留学なんて制度があるんですね。 はじめ読んだときは、とんでもないことを言う夫だな!とはらはらしたのですが、読み進めるうちに自分はなんて偏見を持っていたんだ、とても素晴らしい選択だったじゃないかと、考えを改めました。 子どもの勉強や高校や、社会人になってからのことを思うと宮下さん一家に帰ってほしいけど、帰ってほしくない!という気持ちでなんとも言えない焦り。最後まで優しいみなさんに、こちらまで涙ぐんでしまいます。 私が求めている幸せって、ここにあるのかもしれないな〜、なんて思いました。
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北海道は大雪山国立公園の中の集落での、山村留学制度を利用しての家族5人の1年間を描いたエッセイ。 暖かいまなざしに見守られて、のびのびおおらかな子どもたちの姿がいい。この1年間が大人になっていく彼・彼女の中にどんなふうに残っていくんだろう。
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麓まで33㎞、一番近いコンビニまで40㎞、宮下一家五人の北川トムラウシでの一年間の物語。 壮大な自然と逞しく生きる人びと。経験した者でなければ理解できないと思うが、作者本人と子どもたちの成長がとても羨ましい。リアル「北の国から」。
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北海道の厳しい自然の中でも楽しく明るく生活する宮下一家が素敵だった。 自分の暮らしの喧騒が鬱陶しく思っていたが、このエッセイを読んで心から癒された。 北海道での生活に憧れると同時に、今の自分の暮らしにも愛しさを感じた。きっと宮下家のように明るく楽しむ心で生活できれば、幸せでい...
北海道の厳しい自然の中でも楽しく明るく生活する宮下一家が素敵だった。 自分の暮らしの喧騒が鬱陶しく思っていたが、このエッセイを読んで心から癒された。 北海道での生活に憧れると同時に、今の自分の暮らしにも愛しさを感じた。きっと宮下家のように明るく楽しむ心で生活できれば、幸せでいられるに違いないと思った。
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※このレビューにはネタバレを含みます
著者の子供たち三人がそれぞれすごく全く違う魅力があって読んでいて楽しかった。 いろんな土地に住んだことのある著者だからこそ、他の地域とは全く違うトムラウシの風土の素晴らしさを描けたのだと思う。 ただエッセイの最初の方に、トムラウシに行くことを義母に伝えて「そんな田舎では子供にまともな教育が与えられない。いとこの浩太は友達もいっぱいだ」と言われて、腹を立ててそのいとこの学校を調べ「こんな偏差値の高い学校はさぞ窮屈だろう」と思う偏見に偏見で返すエピソードはいやーな気持ちになりました。 ところどころに著者の独善的なところも垣間見えるエッセイです。 でも本当に子供たちのエピソードは可愛いのでおススメ♡
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空、星、高山植物、キツツキ、カケス、エゾシカ、エゾリス、ワカサギ、タンチョウ、ヒグマ・・・。福井県で生活してた宮下家、家族5人は1年間、北海道大雪山のトムラウシ集落に山村留学に。宮下奈都さん、ご主人、14歳、12歳、9歳の子供たちを迎えたのは「神々の遊ぶ庭」。子供たちはすくすくの...
空、星、高山植物、キツツキ、カケス、エゾシカ、エゾリス、ワカサギ、タンチョウ、ヒグマ・・・。福井県で生活してた宮下家、家族5人は1年間、北海道大雪山のトムラウシ集落に山村留学に。宮下奈都さん、ご主人、14歳、12歳、9歳の子供たちを迎えたのは「神々の遊ぶ庭」。子供たちはすくすくのびのび育ち、大人たちも童心に帰ることでしょう。「神さまの遊ぶ庭」、宮下奈都さんのエッセイです。2017.7発行。露天風呂から内湯に戻ろうとしたらドアが凍って開かない。奈都さん焦ったでしょうね。力任せに引いたら開いたそうですがw。
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