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神さまたちの遊ぶ庭 の商品レビュー

4.4

160件のお客様レビュー

  1. 5つ

    83

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

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2020/05/18

北海道へ山村留学へ行った筆者のエッセイ。 自然たっぷりの山暮らし。学校の先生や周りの人達がいい人達すぎて、ホロっときた。 宮下家の三兄弟がいいキャラだった!

Posted byブクログ

2020/05/13

読み終えてしまった… さみしい。 山の暮らし、家族、トムラウシのお友達への愛を感じます。 本当に1年で戻ってしまってよかったのでしょうか。 エッセイなんだけど、うるっときてしまった(まずい)。 このような暮しに憧れがありました。 憧れがあったので自然のあふれるところに居を構え...

読み終えてしまった… さみしい。 山の暮らし、家族、トムラウシのお友達への愛を感じます。 本当に1年で戻ってしまってよかったのでしょうか。 エッセイなんだけど、うるっときてしまった(まずい)。 このような暮しに憧れがありました。 憧れがあったので自然のあふれるところに居を構えていますが、宮下さんファミリーにはてんで及びません(鹿もキタキツネもエゾリスもアライグマもすぐそこ、徒歩3分圏内にいますけど…)。 (ヌカカってしらない。かゆさと薬が効かないこと、きれいな水のあるところで発生していること、からブヨだとおもったのだが。) 自分ができないことを、この本をとおしていただきました。 自分のことではないけれど、本当に嬉しく思いました。 子どもたちには、かけがえのない1年となったことでしょう。お金では買うことのできない、そんな強さを得たと思います。 人生、やり直せるのなら、体験したい、そう思わせる1年(1冊)でした。 タイトル、表紙絵、とってもいいですね。

Posted byブクログ

2020/03/22

表紙がかわいい! 雪国の美しい景色の良さがすごく伝わって来た。 「霜が降りて、地面も、草も、木も、真っ白な粉砂糖をまぶしたよう。きらきら光ってまるでクリスマスだ。日が昇ると、淡い水色と白のパフェみたいな空に。」(p209) 時々説教っぽいところもあるのがちょっと残念…。 でも...

表紙がかわいい! 雪国の美しい景色の良さがすごく伝わって来た。 「霜が降りて、地面も、草も、木も、真っ白な粉砂糖をまぶしたよう。きらきら光ってまるでクリスマスだ。日が昇ると、淡い水色と白のパフェみたいな空に。」(p209) 時々説教っぽいところもあるのがちょっと残念…。 でも言いたくなった気持ちはわかる。

Posted byブクログ

2020/02/29

北海道旅行計画後に「北海道に行きたくなるよ」と言われて読んでみた本。 読みやすい文章で読みやすく、情景が浮かかび確かに北海道の大自然に行ってみたくなった。自分にはできない生活だけど、トムラウシでの生活が羨ましくも思う。

Posted byブクログ

2020/02/14

ああ、ものすごくよかったなあ。 トムラウシ。神々の遊ぶ庭。カムインタラ。なんて素敵なことばと響きなんだろう。 読んでいるわたしもトムラウシで暮らしているみたいに感じられて、心があったかくなった。 真剣に生きる。全力で生きる。瞬間瞬間を楽しむ。

Posted byブクログ

2020/01/27

田舎暮らしよりも都会暮らしの方が好きなわたしだが、宮下さんの表現豊かな文書に、トムラウシの人々の繋がりの強さや自然の素晴らしさを感じ、田舎暮らしには田舎暮らしのいいところがあると感じた。色んな行事に村全体で取り組む一体感や困難な課題に対してもた声がけして助け合うことで解決していく...

田舎暮らしよりも都会暮らしの方が好きなわたしだが、宮下さんの表現豊かな文書に、トムラウシの人々の繋がりの強さや自然の素晴らしさを感じ、田舎暮らしには田舎暮らしのいいところがあると感じた。色んな行事に村全体で取り組む一体感や困難な課題に対してもた声がけして助け合うことで解決していく村の人々が本当に素敵でした。

Posted byブクログ

2021/03/13

素晴らしかった!  鋼と羊の森」のファン 2冊目にしていきなりのエッセイ 文体が心地よい そして内容が良い、読むのが止まらない こんなにも北海道のまたまた奥地の過疎での暮らしを素敵に 書かれると一体自分は何も知らないと思う 福岡で生まれ育ち旅行以外は他所を知らない もちろんそ...

素晴らしかった!  鋼と羊の森」のファン 2冊目にしていきなりのエッセイ 文体が心地よい そして内容が良い、読むのが止まらない こんなにも北海道のまたまた奥地の過疎での暮らしを素敵に 書かれると一体自分は何も知らないと思う 福岡で生まれ育ち旅行以外は他所を知らない もちろんそれで良いと思ってた もしかしてもっと新しいところにしらないせかいがある それはそれでよい 周りのみんなに対する作者の一人一人に対する愛情を感じる 他人を包み込むような自然 本文よりー心ってわからない      きっとわからないし部分がいっぱいあるのだろう、 わかったふりしてわかったつもりになるよりいい。

Posted byブクログ

2019/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

北海道トムラウシでの生活、すてきだった。自然も素晴らしいと思ったが、人とのつながりが本当にいいなぁと思えるもので、こんな生活してみたい!と憧れる。みなで助け合い、わが子以外にも本気で子どもに接する。子どももそういう大人の姿から学び育っていく。人が少ないからこその良さ、悪さはあるだろうが、心豊かに育ちそう。学校の授業で、自然にじっくり触れ合うのも、いいなぁ。子どもたちの素朴さを見ていて、かわいらしかった。発言も面白い。どんな子もこういう部分を持っているはずだけれども、せかせかした生活や大集団の中では隠れてしまうのかなと。子どもにはのびのび生きてほしいなぁ。

Posted byブクログ

2019/11/07

福井在住だった宮下一家は、夫の強い希望から北海道に期間限定の山村留学をすることに。 移住先は大雪山国立公園の中にあるトムラウシという集落。 虫や寒さに悩まされながらも、大自然の素晴らしさや地元の人との温かな交流を描いた、作者の移住体験記風エッセイ。 いやー、すごいです。 何がす...

福井在住だった宮下一家は、夫の強い希望から北海道に期間限定の山村留学をすることに。 移住先は大雪山国立公園の中にあるトムラウシという集落。 虫や寒さに悩まされながらも、大自然の素晴らしさや地元の人との温かな交流を描いた、作者の移住体験記風エッセイ。 いやー、すごいです。 何がすごいって、宮下一家のフットワークの軽さ。 アクティブすぎます。 何しろ、移住した先は大自然に囲まれた寒さの厳しい過疎地域。 携帯は圏外、スーパーまで37キロ、子どもの通う学校は小中合わせて生徒は僅か10人。 その上長男は受験生だし、宮下さんの夫も北海道で職探し(移住のために福井での仕事を辞めたみたい)。 自分だったら考えられないかも…。 その逞しさには、憧れを通り越して畏敬の念さえ抱いちゃいました。 美しい景色と穏やかで楽しい暮らしが生き生きと語られていくのでどんどん読み進められます。 数の多いやたらと楽しげな学校行事や地域行事、濃密なご近所づきあい、子どもたちのオモシロ発言や珍事件など、クスっと笑えるエピソードばかり。 もちろん、描かれないその裏には初めての土地での苦労があり、楽しいことばかりではないと思います。 でも、宮下一家の面々は問題についても深刻になりすぎず、リスクを恐れずに目の前の興味あることに対して貪欲に、全力で楽しんでいきます。 日常を大切に愛おしみ、光に顔を向けてゆく家族のまっとうな姿は下手な小説を読むより面白かったです。 世間や常識に囚われて曇っていた目を覚ましてくれたエッセイでした。

Posted byブクログ

2019/09/21

北海道の山奥での1年間の暮らしを綴ったエッセイ。 大自然の中で暮らす人たちは暖かくて優しくて、とても逞しい。 中学校の先生の、ここの学校の子は友達のつくり方がわからないんです、という言葉が印象に残る。暖かい人たちに囲まれて、皆が最初から友達で、これ以上のことはないように思うけど、...

北海道の山奥での1年間の暮らしを綴ったエッセイ。 大自然の中で暮らす人たちは暖かくて優しくて、とても逞しい。 中学校の先生の、ここの学校の子は友達のつくり方がわからないんです、という言葉が印象に残る。暖かい人たちに囲まれて、皆が最初から友達で、これ以上のことはないように思うけど、それが仇になることもあるのだと考えさせられる。 ポジティブな印象ばかりを強調していないところが良いなと思った。宮下さんの物事の考え方が素敵で、小説をもっと読みたくなった。

Posted byブクログ