神さまたちの遊ぶ庭 の商品レビュー

宮下奈都(著者)

2020/11/03

九州から縁あって北海道に移り住んだ身としては共感できることもありながら、
トムラウシのような小さな集落での濃密な暮らしぶりを垣間見る新鮮さもあった。
また、宮下さん一家が個性的なのか、書き方が上手なのか、くすりと笑えるエピソードも散りばめられていて、
トムラウシという環境と相まって、キラキラした一年だったんだなと思える内容でした。
やっぱり北海道は良いところです！

2020/11/03

作者を初めて知って、最初に読んだのがこの本で良かった。別の作品も読んでみたい。
本気の大人になれる勇気が欲しい。

2020/10/27

私はずっと北海道に住んでいるので
当たり前だと思っていたことが
道外の人からみると…こんなに尊く
素晴らしいものだと感じてもらえるということが
知れて嬉しくなりました。

改めて北海道の良さ、雪国の良いところを
私自身振り返るきっかけを頂きました。

また、作者の一つ一つのコメント？ツッコミ（笑）？が面白かったです。

2020/10/12

とにかく、トムラウシに行ってみたくなりました
都会育ちなので、生活は難しいかなぁ…

高校受験を控えた中３のタイミングで躊躇なく移住を決断し、楽しみまくって、成長しまくって、地元の高校に難なく受かったご長男に感動しました！

自分には真似できないわ

それからお父さん、のんびり具合が最高なんですが、そもそもの移住の決断はお父さん。のんびりなんやけど、のんびりじゃない、自由に生きてる感じで羨ましいなぁと思ったけど、やっぱりマネできないなぁ

だから、読んでてとても楽しかったです

2020/10/08

初めて人に薦められて、ちゃんと読み切った本。
本と向き合う時間をとるきっかけとなった一冊。
本を開くたびに、心がふわっとあったかくなって、家族とか友達に会いたくなる。
人々の交流、日常の優しさ、ぽかぽかする気持ちを思い出せる。すごくストレスのある日々の中でも、きっとこんな日が訪れますようにと思えた本。

2020/08/14

さらさらっと読めるのに、くすっと面白くて、でも最後は読み終えるのが惜しいと思える、そんな本だった！
私もトムラウシに行きたいなぁ。

2020/08/02

北海道の真ん中、神様の遊ぶ庭で過ごした一年。

福井から十勝はトムラウシへ。そこがどんなところか、すぐにイメージはできないけれど、なんとなく長閑な印象を持って手に取った。しかし、実際は北海道の真ん中、厳しい自然の中である。著者の文章からは、優しい人々、美しく雄大な自然、そこでしかできない体験など、前向きな印象を受ける。しかし、必ずしもいいことばかりではないし、恐怖も不便も、どうしようもないハンデもあるのだ。

小規模校で授業を受けることのメリットとデメリットがいくつも書いてある。小さい頃からずっと変わらない人間関係、やってきては去っていく山村留学の友だち、高等学校からの一人暮らし、複式学級で少人数ならではの柔軟なカリキュラムと、自分のペースで進むことの良し悪し。決して取り戻せない時間だから、安易に考えてはいけない。ここで描かれた一年間が3人の子どもたちの成長にプラスになったのは間違いない。それはきっと一家全員とこのコミュニティの人々の挑戦と努力の結果なのだ。

2020/07/18

北海道十勝に引っ越した宮下家。
壮大な大自然、厳しい寒さ。そこに暮らすみんなはとても優しく、子どもたちは伸び伸び、生き生きとし本当に楽しそう♪
宮下さんの子供たちが可愛いかった！
共に成長を見守る母親のような気持ちになり、卒業式で私まで涙ぐんでしまいました。
子どもたちの数々の名言(迷言)にも笑いました

2020/06/16

やろうと思ってもなかなかできない体験。
つまりは、今の生活を投げ出して、自然あふれる北海道の山奥に山村留学。
憧れる(^^)
実際、仕事があるからいけないし、それを可能にするには、職種、経済力に依存する

2020/05/18

北海道へ山村留学へ行った筆者のエッセイ。
自然たっぷりの山暮らし。学校の先生や周りの人達がいい人達すぎて、ホロっときた。
宮下家の三兄弟がいいキャラだった！