ダークサイド・スキル の商品レビュー
今、まさにやってきている有事にどう対応するのか。 自分の生き方そのものを振り返り見直すきっかけとなる一冊。
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ミドル層のためのリーダーシップ論。表向きのブライトサイドスキルだけでなく、上司、部下を操りながら泥臭く組織を動かすダークサイドスキルを磨く必要性を説く。 仕事で思うところがあり再読。社内の政治については苦手分野であり、サボりがちになるが、時たま読み直して組織内の自分の立ち位置を見...
ミドル層のためのリーダーシップ論。表向きのブライトサイドスキルだけでなく、上司、部下を操りながら泥臭く組織を動かすダークサイドスキルを磨く必要性を説く。 仕事で思うところがあり再読。社内の政治については苦手分野であり、サボりがちになるが、時たま読み直して組織内の自分の立ち位置を見直さねばと反省した次第。個人的には無印良品の章は読み応え抜群。やはり実地での経験談に勝るケースはない。
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反対勢力を抑え、組織で改革を行うには人を動かすことが必要。そのためのスキルをダークサイドスキルと呼び、そのポイントを解説している。 本書後半にダークサイドスキル上手く使って社内の改革を行った無印良品社長の対話があり、これが面白かった。 ◯7つのポイント 1.思うように上司を操れ...
反対勢力を抑え、組織で改革を行うには人を動かすことが必要。そのためのスキルをダークサイドスキルと呼び、そのポイントを解説している。 本書後半にダークサイドスキル上手く使って社内の改革を行った無印良品社長の対話があり、これが面白かった。 ◯7つのポイント 1.思うように上司を操れ 2.KYな奴を優先しろ 3.使える奴を手懐けろ 4.堂々と嫌われろ 本当の意味での意思決定は不完全情報の中で行わなければならない、情報が揃わないという先送りワードはNG 5.煩悩に溺れず、欲に溺れろ(小欲を捨て、大欲に立つ) 白黒はっきりしない時の判断軸は自分の価値観。自分の奥底の思いを知るには、過去の人生を振り返り、苦しかった経験を掘り下げる。そうすると自分がどんな人間か見えてくる 6.踏み絵から逃げるな 7.部下に使われて、使いこなせ ◯無印良品・松井忠三 ・組織は10年も安定成長すると慢心と奢りでうちわの議論が始まり、外を見にいかない。前例踏襲しかしなくなる。→業績悪化→部門間の押し付け合い→ハンコの増加 ・ハンコの数が多いと責任者がわからなくなるので減らした。施策と結果の因果関係を明確にした ・意識を変えるにはまず行動を変える必要がある。意識改革からでは進まない ・会社にとって大事なのは結果を残す人間。最後まで責任をとって見ること。 ・自分が見れるのはせいぜい10人、これを直接見る。その下がいれば100人、1000人となる。 ・上には丸めた情報しか入らないが、自分で現場を確認しに行くと、密告者が後でいじめられる。なので、監査組織を使った。これも粗探しではなく現場店長の相談役のようにして行く。報告の時は利害の反する販売部長も同席させ、後で追求するようなことを防ぐ。 ・勘と経験をマニュアルに落とし込んだが、これだけだと硬直的になるので、常にマニュアルを変えて行くようにした。 ・マニュアルの徹底は教え込むのではなく空気のような存在にする。社風にする。 ・現場を変えるヒントは他社にあるが、パクるのは簡単じゃ無い。現場担当が電話で話せるくらいにならないとダメ。あそこは凄いで終わってしまう。 ・営業会議の内容を部長が部会で伝えると、自分の興味あることしか伝わらない。全社員に情報が流れ、締め切り、指示、連絡、議事録が全部見られる。閲覧したかのチェックまで入り、部会は不要。 ・デッドラインだけ決めて自由にやらせる。一番部下が育つ。 ・やり方を抜本的に変えるときは、従来のやり方に浸かった主流派に引いてもらう。これは絶対条件。事業部の利益代表が集まっても改革はできない。 ・人の話を聞くことは大事だが、最後は自分が思った決断をする。会社は社長の器以上には大きくならない。みんな個性で自由に物を言って、その個性をまとめ上げる能力が必要。ただし調整型という意味では無い。権力の9割を集中させ、決めるべき人が決める。経営方針をみんなできめようというのは無理。
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まだメンバーという立場ながら、マネジメント層にとってのメンバーの立ち位置を学びたく読了。 わりと当たり障りのない内容が多かった。 そりゃそうだと思いつつ、日本企業の風土に照らすとなかなか実行に移すのが難しい気がする。 マキャベリの君主論より、 人が動かされるのは、その人に対す...
まだメンバーという立場ながら、マネジメント層にとってのメンバーの立ち位置を学びたく読了。 わりと当たり障りのない内容が多かった。 そりゃそうだと思いつつ、日本企業の風土に照らすとなかなか実行に移すのが難しい気がする。 マキャベリの君主論より、 人が動かされるのは、その人に対する恐れか好きという感情。 好きは相手に依拠する部分が多いが、恐れは自分起因がおおい。 ただ、財務三表を読む力が最低条件という意見は同意。 言葉の意味を覚えているだけでは足りない。 一言にコストが問題であると言っても、外部起因の変動費がその大半であればスケールメリットは効かない、などの例は実戦に即しており、戦略を立てる際より深い議論ができるtipsとなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リーダーになるには、ハードスキルと、ソフトスキルがいる。 その中で、人間関係の構築という点にフォーカスした本だと思う。 平社員でも、リーダーを志すのであれば、リーダーたるものという観点で仕事に取り組むことが必要。ビジネスに大局観を持ち、5年後10年後を見据えて必要な判断をする、自分を冷静に見つめて自分に足りないものを認知し必要に応じて調達する、叱ってくれる社外のメンターを見つける、絶対にやり切るという執着心を持つ、ぶれない信念を持つ、いつでも戦える状態を作る、ビジョンを持つなどである。 33歳の私は、自分を30分で語れるくらい何を大切にしているかを把握する、ビジョンを持つ、長期的視点を持つ、いつでも戦える準備をする、LINEやMessangerなどを使ってネットワークを作るといったことに取り組んでいきたい。
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刺激的気味にタイトルも本文中のキーワードのセレクションも考えられているが、大きな仕事をするためには必要だと思われることが書かれていて、良書だと思った。 むしろ刺激的なタイトルで、読者を減らしているのではないか。こういう刺激的なタイトルをつけないと、売れないと思っている編集側がちょ...
刺激的気味にタイトルも本文中のキーワードのセレクションも考えられているが、大きな仕事をするためには必要だと思われることが書かれていて、良書だと思った。 むしろ刺激的なタイトルで、読者を減らしているのではないか。こういう刺激的なタイトルをつけないと、売れないと思っている編集側がちょっと残念。 備忘の意もあり目次の見出しをメモすると: ・思うように上司を操れ ・KYな奴を優先しろ ・使える奴を手なづけろ ・堂々と嫌われろ ・煩悩に溺れず、欲に溺れろ ・踏み絵から逃げるな ・部下に使われて、使いこなせ とはいえ、実践するには挑戦が必要だし、こうしたことができる人が成果を出すというのは妥当だと思われる。
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191114 これから上を目指すかどうか考えている人向け 組織をどうしたいか?ぶれない信念が大事。 踏み絵を渡された時、保身に走るかどうはみんな見ている。 諦める覚悟を普段からもっている必要がある。 だからこそ会社に頼らない余裕が必要。生活的にも心にも。
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自分の学びになった部分をピックアップ ・自分の行動は、PLのどこに関与しているか?売上アップ?コストダウン? ・自分を叱ってくれるメンターを探せ(裸の王様にならないように) ・言行一致を目指す ・孤独な時間を持つ(内省の時間) ・改革のウィンドウは一瞬しか開かない(地道に仲間を...
自分の学びになった部分をピックアップ ・自分の行動は、PLのどこに関与しているか?売上アップ?コストダウン? ・自分を叱ってくれるメンターを探せ(裸の王様にならないように) ・言行一致を目指す ・孤独な時間を持つ(内省の時間) ・改革のウィンドウは一瞬しか開かない(地道に仲間を集め、機会を伺う) ・社外ネットワークは意識的につくるしかない ・KYな部下を育てる(どれだけ許容できるか、器の大きさが求められる。)
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題名で買っちゃいかん本です。(笑) 全然ダークサイドじゃない至極全うな話です。 しかも目新しいものはないのは残念。。。
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ダークサイドスキル 言い換えると”裏のスキル” 表のスキルは、技能や、理論思考、会計知識のような、 特定の能力のこと。 裏のスキルは、もっと泥臭い 実践的な知恵のこと。 ミドルになってくると 表のスキルだけでは厳しいものがあります。 本日ご紹介する本は、 ミドルには欠かせな...
ダークサイドスキル 言い換えると”裏のスキル” 表のスキルは、技能や、理論思考、会計知識のような、 特定の能力のこと。 裏のスキルは、もっと泥臭い 実践的な知恵のこと。 ミドルになってくると 表のスキルだけでは厳しいものがあります。 本日ご紹介する本は、 ミドルには欠かせない 裏のスキルを紹介した1冊。 ポイントは 「総合力」 ミドルに求められるのは、自分でやるのではなく、 使えるものは何でも使って、総合力で勝負する。 そのためには、先を見越した、 調整、根回し、段取りが重要。 つまりは、事前にネゴを進めることができる 総合的な能力が必要です。 「自分のマップ」 会社の組織図とは別に、 自分なりの神経回路のマップを持っておくことが重要。 社内、社外に問わず、 情報が取れる、なにかあったら協力してくれる、 という人を多くもっておくことが大切です。 「距離感」 自分の意志を通すためには、 時に嫌われることを覚悟の上で、 状況に応じて手持ちのカードを使い分けることが重要。 いつもニコニコしているカード一択では、 たいていなめられます。 「己を知る」 まず己を知ること。 自分がよって立つ価値観を知らずに、 限られた情報の中でぶれない意思決定はできません。 自分は何にこだわり、何を大切に思うのか。 常に意識しておくことが重要です。 書籍としては 社内のいろんな立場の視点を考えることができる 実践的で濃い内容です。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もともと勝算のないところでいくら数字を盛っても、それが達成されるはずはない 決めるのはトップだが、トップに材料を提供するのはあくまでミドル みんなの意見を集約してでてくるのは、ありきたりの発想。 「あいつそういうやつだから」と言う空気をつくってしまえば、堂々と正論を言える 自部門かわいさで個別最適の話しかしない人間は、トップから戦力にカウントされない 自分が多様性に触れていないのに、部下に「多様性が大事だ」と言っても説得力がない 失敗しないように行動するのは、サッカーで言えば全員引いて守っている状態で、点はとられないかもしれないが、点もとれない どれだけ反発をくらっても、数字が上向くまで辛抱する 会社にとっていちばん大事なのは結果を残してくれる人間 使えるものは他社でもなんでも利用する 耳のいたいことを言ってくれる人を何人持てるか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ プロローグ 「表のスキル」だけでは生き残れない時代 PartI 7つのダークサイド・スキル PartII ダークサイド・スキルを磨くポイント PartIII ダークサイド・スキル実践編 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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