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鹿の王(1) の商品レビュー

4

203件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    95

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2021/11/26

読めば読むほど夢中になって気づけば足を取られて溺れている、そんな作品だった。 個人的にファンタジーものにあまり触れてこなかった私にも世界観が理解しやすく、読み進めるたびに「次はどうなるんだろう」とドキドキした。 目の前に広がるような情景描写が美しく、精緻な筆で描かれる世界はたし...

読めば読むほど夢中になって気づけば足を取られて溺れている、そんな作品だった。 個人的にファンタジーものにあまり触れてこなかった私にも世界観が理解しやすく、読み進めるたびに「次はどうなるんだろう」とドキドキした。 目の前に広がるような情景描写が美しく、精緻な筆で描かれる世界はたしかに遠く紙に隔たれているはずなのに、 指先にほんのりとぬくもりを感じるような絶妙な縮尺のリアリティがあって 気付けば夢中でページをめくっている。   素敵な作品に出会えて嬉しい。 続きがとても楽しみ。 

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2021/11/22

【読み終わって感じたこと】 重厚なファンタジーで、世界観がしっかりしていて読みやすかった。人との繋がりから生まれる暖かさも感じられた。 【印象に残ったシーン】 ユナが口いっぱいに実を頬張って苦しそうにしているのをみて、ヴァンが大笑いするシーン。日常の一コマにすぎないけれど、心温...

【読み終わって感じたこと】 重厚なファンタジーで、世界観がしっかりしていて読みやすかった。人との繋がりから生まれる暖かさも感じられた。 【印象に残ったシーン】 ユナが口いっぱいに実を頬張って苦しそうにしているのをみて、ヴァンが大笑いするシーン。日常の一コマにすぎないけれど、心温まるシーンだと思った。 【こういう人におすすめ】 ・上橋菜穂子さんの作品が好きな人 ・民族の世界観が好きな人

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2021/11/11

やっぱり、上橋さんの話は面白い! 長いお話なので、敬遠していたが、ついに読み始めた。 想像力を働かせながら世界をイメージして丁寧に読んだつもりだけど、思ったより早く読み終えて残念。この先どうなるかわくわくする。

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2021/11/01

映画化すると聞いて文庫版を一気に買ったものの ずっと読むタイミング逃し続け…やっと読めた。 ら、映画公開延期してて間に合った! 上橋さんのお話は本当に…凄すぎる… 毎回、壮大すぎる世界観。 漢字の当て字系の地名や人名が、実は覚えられない、速読タイプの人間なので、何度も読んだ守...

映画化すると聞いて文庫版を一気に買ったものの ずっと読むタイミング逃し続け…やっと読めた。 ら、映画公開延期してて間に合った! 上橋さんのお話は本当に…凄すぎる… 毎回、壮大すぎる世界観。 漢字の当て字系の地名や人名が、実は覚えられない、速読タイプの人間なので、何度も読んだ守り人シリーズでさえ、名前が怪しいんだけども…今回もなかなか、難しかったけど… やっぱ最高だった 獣の奏者も昔、図書館で借りて読んだやつを、文庫版で一気買いしたの読み返せてないし、しばらくは上橋ワールドに浸っていたい。 映画もすごい楽しみ

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2021/10/14

面白くなるのは2巻から!まずは頑張って読み切るべし! 強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角(どつかく)”。 妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。 ある夜、不気味な犬の群れが...

面白くなるのは2巻から!まずは頑張って読み切るべし! 強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角(どつかく)”。 妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。 ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。 同時に、医療に携わるホッサルが謎の病を解明する動きを始める…。 登場人物が多いのと、当て字が多いから、読んでいると複雑で頭を使う。 眠いときに読んだら確実に寝れる。 でも、後半からどんどん引き込まれるように面白くなっていく。 特にこのコロナ禍にぴったりと当てはまるような背景があり、ファンタジーであり、ミステリーであり、ドキュメンタリーでも見ているかのような作品。

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2021/10/02

国の名前など独特な読みで最初は読むペースが遅かった。それでも読み進めるとファンタジーならではの風景を想像できてさらに読みたいという気になった。感染症の解明が気になるところである。ヴァンがユナを亡き息子に重ね合わせている部分が心に残った。 再度読んで次巻も読みたい。

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2021/09/28

ごりごりのファンタジーかと思いきや細菌や感染症の話を織り混ぜたファンタジーだった。 細菌、衛生、感染症の知識を持ってる人の方が楽しめる小説だと思います。

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2021/09/14

物語は始まったばかりでこの先の展開がまだまだ読めない 初めて上橋菜穂子さんの作品読んだけど、描写が好きだった 4章の最初だけ一巻目はずるい!笑

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2021/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おもしろいんだろうなぁ、と思いつつ。国の名前とか、人の名前。覚えるのが大変なのだが。東乎瑠(ツオル)帝国にとらわれう、岩塩鉱で奴隷になってたヴァン。疫病がはやり、彼以外死んだことにより、なんとか脱出する。もう一人の生き残りの赤ちゃんを連れて。 天才医術師ホッサル。その疫病を治す方法を見つけるため、ヴァンを探し出す。

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2021/09/09

文庫4冊中の1冊だからまだ序盤だろうしファンタジーだから世界観を知るまで読みすすめるのに時間がかかった、僕ファンタジーそんなに得意ではないかも? とはいえ物語の世界の描写が丁寧で頭の中に映像が入ってきやすいなと思うところも多いし続きも気になるしすでに主人公が好きになってるしこれ...

文庫4冊中の1冊だからまだ序盤だろうしファンタジーだから世界観を知るまで読みすすめるのに時間がかかった、僕ファンタジーそんなに得意ではないかも? とはいえ物語の世界の描写が丁寧で頭の中に映像が入ってきやすいなと思うところも多いし続きも気になるしすでに主人公が好きになってるしこれは早いうちに全部読むことになりそう

Posted byブクログ