鹿の王(1) の商品レビュー
圧倒的なファンタジー、これこそ本物のファンタジー。 流石上橋菜穂子と言うしかない世界観の作りこみ。色々な部族と歴史、文化を感じる細かい描写と大河ドラマ的な大きなうねりを感じさせる序章の巻。 守り人シリーズや獣の奏者に比べると(今のところ)超常現象や魔法生物が出てこない。主人公の病...
圧倒的なファンタジー、これこそ本物のファンタジー。 流石上橋菜穂子と言うしかない世界観の作りこみ。色々な部族と歴史、文化を感じる細かい描写と大河ドラマ的な大きなうねりを感じさせる序章の巻。 守り人シリーズや獣の奏者に比べると(今のところ)超常現象や魔法生物が出てこない。主人公の病をどこまで魔法的に扱うのか、どうお話が転がっていくのかとても気になる。
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1巻だけだとグッと引き込まれることはなかった。 しかし、続きがなんとなく気になる。 2巻も読んでみよう。 もうやーめた、とはならないかな。
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おもしろい。やはりおもしろい。 ぐっと本の世界に引き込まれながら、現代との繋がりを多々感じる作品でした。 続きもゆっくり、どっぷりはまろうと思います。
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1巻だけで評価ってしにくいけど、続きがとても気になる終わり方。これは2巻読まなきゃって思わせる感じ。
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いまさら感はありますが、読みはじめました。 大好きなファンタジー。ずっと読みたかったのですが、上橋さんどれから読もうと悩んでいるうちに、あれよあれよと時間がたってしまいました。 物語の序章の1巻、冒頭からぐっとひきこまれる。 岩塩鉱に囚われている戦争奴隷のヴァン。ある夜不思議な...
いまさら感はありますが、読みはじめました。 大好きなファンタジー。ずっと読みたかったのですが、上橋さんどれから読もうと悩んでいるうちに、あれよあれよと時間がたってしまいました。 物語の序章の1巻、冒頭からぐっとひきこまれる。 岩塩鉱に囚われている戦争奴隷のヴァン。ある夜不思議な犬の群れが岩塩鉱を襲う。生き残ったのはヴァンと、幼子のユナ。ふたりは生きていくために旅にでる。 そしてもう1人の主人公は若いのホッサル。古オタワル王国の始祖の血を引く聖なる一族であり、現東乎瑠帝国の妃を祖父リムエッルと共に救い、帝国全土の医療を揺るがしているオタワル医術師の1人。黒狼病との戦いが始まる。 あっというまにお話しの世界に引き込まれました。わくわくがとまらない一巻。
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初の上橋菜穂子. 精霊の守り人はドラマで 見たけれど、同じく純ファンタジー 中央アジアの雰囲気で、主人公が四十歳過ぎのおじさんなのが良い.細めの描写があって深く読みこむと泣き所が沢山あるのかもしれないけど、主人公ヴァンが強い人なので 女々しくない話の展開. 軽くライトな感じで読めるコロナ禍に読むにはぴったり?の伝染病(細菌? ウイルス?犬が媒体?)の話の中、医術師ホッサル、跡追い狩人サエがこれからヴァンと出会い、どんな物語になるのか? 早くみんな出会ってほしい. ヴァンには幸せな安住の地をみつけてほしいという気持ちが読後の感想. 凍てついた土地で凛とした 空気を感じながら、続巻もゆっくり読みすすめていきたい.
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映画を先に観ました。世界観やキャラクターには魅力を感じましたが、正直よく分からない部分も多く、帰り道で本を手に取りました。 読んでみて正解でした!描写が細やかでどんどん引き込まれ、映画よりも圧倒的に鮮やかに感じることができました。予想していたよりも遥かに面白かったです。 『精霊の...
映画を先に観ました。世界観やキャラクターには魅力を感じましたが、正直よく分からない部分も多く、帰り道で本を手に取りました。 読んでみて正解でした!描写が細やかでどんどん引き込まれ、映画よりも圧倒的に鮮やかに感じることができました。予想していたよりも遥かに面白かったです。 『精霊の守り人』や『獣の奏者』等も話題になっていた時から興味はありましたが、これまで手を出していなかったので、私にとって初めて触れる上橋菜穂子さん作品となりました。本作を読み終えたら他のシリーズも読んでみたいと思います。
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鹿の王の映画があまり面白くなかったので、小説でお口直しをしようと思って読みました。 国・集団間の政治的な駆け引きの中で、個人が何を思い、どのように行動するかが丁寧に描かれていて、とても面白い小説だと思いました。 ちなみに、ジャンルとしては医療ファンタジー小説になるのかなと思いま...
鹿の王の映画があまり面白くなかったので、小説でお口直しをしようと思って読みました。 国・集団間の政治的な駆け引きの中で、個人が何を思い、どのように行動するかが丁寧に描かれていて、とても面白い小説だと思いました。 ちなみに、ジャンルとしては医療ファンタジー小説になるのかなと思います。 個人的には、終盤のストーリー展開の中で、主人公から見た「悪役」側の感情や行動原理の説明がちょっと少ないように感じて、少し話についていけない部分がありました。 でも、最後の主人公の行動とそれに対する周囲の行動からは強いメッセージ性が感じられて、とても良い物語の締め方だと思いました。
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audibleで拝聴。 映画は物凄い早さで展開していくので、(キャラクター達が何でこの行動を取ってるのか分からないけど、そういう慣習があるんだろうな…)という感じに雰囲気で何となく見ることしか出来なかった。 だから、これは原作を見ないとこの物語や世界観のほんとうの姿を理解出来...
audibleで拝聴。 映画は物凄い早さで展開していくので、(キャラクター達が何でこの行動を取ってるのか分からないけど、そういう慣習があるんだろうな…)という感じに雰囲気で何となく見ることしか出来なかった。 だから、これは原作を見ないとこの物語や世界観のほんとうの姿を理解出来そうにない!と思ってさっそく。 1つ1つの生活が丁寧に紡がれていき、この積み重ねが壮大な世界観になっているんだな…と感服。 こつこつと生活を覗き見ているような感覚。 1巻が映画の冒頭20分くらいに当たる気がする…そりゃ追いつけないや… 中盤まで、国や人の名前を把握出来なくて公式HPの登場人物一覧を見たり…笑
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解説にもあったように、 距離感を巧みに使い分けて、細かい描写があることでファンタジーの設定にすごくリアリティが増している 獣の奏者を読んで、上橋菜穂子という名前を覚えました このシリーズもすごく楽しみ。 1巻を読み終わった段階では、物語は始まったばかりで、わくわくします! ホッサルの行動がすごく気になっちゃうな 文庫版が出るのを待って、1巻を買っていたけど しっかり物語に浸りたくて眠らせてた1冊。 原作読んでから映画を観たい…!と超特急で読みました笑
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