鹿の王(1) の商品レビュー
無性にファンタジーや物語が読みたくて、 未読本の中から引っ張り出しました。 全4巻+スピンオフ1巻なのですが、 読み切れなかったときのために、 当時の私は2巻までしか買っておりませんでした。苦笑 (面白かったら、すぐ2巻読めるし、読み切れなくても痛手にならない気遣い私らしい。苦...
無性にファンタジーや物語が読みたくて、 未読本の中から引っ張り出しました。 全4巻+スピンオフ1巻なのですが、 読み切れなかったときのために、 当時の私は2巻までしか買っておりませんでした。苦笑 (面白かったら、すぐ2巻読めるし、読み切れなくても痛手にならない気遣い私らしい。苦笑) 印象的だったのは、 国が拡大するときには侵略する側とされる側がいること、 どちらもお互いの物語、正義を持っていること、 そして原因不明の疫病が猛威をふるうこと。 何年も前の作品なのに、 「今の私たち」を表しているようです。 1巻を読み終えた時に感じたのは、 「大事なのは想像力」でした。 病から生き残った独角のヴァンと、ユナ、 治療方法を模索するホッサル、 1巻はまだまだわからないことだらけで、 すぐ2巻を手に取りました。 (結果、当時の私大正解でした。笑)
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ずっと積読していましたが、2年ほどの歳月を経てついに手をつけまた!まだまだ序盤で、いろんな事が解明されてないのですが、今後の展開に期待できる深さを感じます!最後の終わり方はハラハラ。 全体的通して、上橋さんらしい世界観で、いいですね。児童文学として扱われる場合もあるので、いい意味で安心して読める作品で心が落ち着きます。(戦争ものではあるけど、総じて残酷な描写はすくないし、胸糞悪くなるような登場人物もいない、そして最後はいい終わり方のはず)
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ファンタジー小説をあまり読まないが、これはとても面白かった。 生き生きと目の前で物語が進んでいくように感じられて、映画を見ているような心地がした。 主軸となる2人が今後どうなっていくのかとても気になる。
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故郷のために犠牲となった闘いにて破れ、捕まって奴隷となった主人公。物語はその囚われの岩塩鉱が、とある生き物に襲われるところから始まります。そこから抜け出す旅の中で出会った人々と行動を共にし、底辺から抜け出していく主人公ヴァン。一方その世界で重要な地位にあるも、決してマジョリティで...
故郷のために犠牲となった闘いにて破れ、捕まって奴隷となった主人公。物語はその囚われの岩塩鉱が、とある生き物に襲われるところから始まります。そこから抜け出す旅の中で出会った人々と行動を共にし、底辺から抜け出していく主人公ヴァン。一方その世界で重要な地位にあるも、決してマジョリティではないが故の不安定さのある、もう一人の主人公ホッサル。交わらない境遇のはずの2人が、同じこの世界を襲う危機に関わり始めます。一体ここで何が起こっているのか。ハラハラするプロローグを楽しむことができます。 壮大な妄想でありながら、精密なリアリティを描かれる筆致により、ファンタジー世界に住んでいるように読者は導かれます。おいしい料理、豊かな人間関係、匂いまで感じ取れる世界観。酔いしれる楽しみを味わうように読まないともったいない物語です。
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強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前...
強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!?たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる―!
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またまたファンタジー嫌いの私が、会社の先輩にお借りして読んだ本。 これ読めたらまた続き持ってきあてあげるよー(^^)と。 私のファンタジー嫌いもちゃんとご存じの先輩。有難い(*^▽^*) この本は読みやすいな。 流石本屋大賞! ファンタジーが行きすぎてないからか? 登場人物...
またまたファンタジー嫌いの私が、会社の先輩にお借りして読んだ本。 これ読めたらまた続き持ってきあてあげるよー(^^)と。 私のファンタジー嫌いもちゃんとご存じの先輩。有難い(*^▽^*) この本は読みやすいな。 流石本屋大賞! ファンタジーが行きすぎてないからか? 登場人物が人間だからか?私にも読みやすい(^^) この巻はまだ序章に過ぎないのだろうなぁ。。。 東乎瑠(ツオル)帝国の捕虜となり、岩塩鉱で奴隷として働くヴァン。 ある日、 働いていた岩塩鉱が黒犬の群れに襲われる。黒犬の群れは容赦なく捕虜達に噛み付いた。 捕虜として労働していた人間のほとんどが命を失った。 その中で、 たった一人生き残ったヴァンは、逃げる途中、厨房で幼い女の子を拾う。 たった2人だけの生き残りだった。 幼子の母親もまた絶命していた。 いつ追手が迫ってくるのかわからない中、ヴァンはその幼い子供と2人で逃亡する。 この後どんな展開になるのか。 今のところファンタジー嫌いの私も、続きが読みたくてたまらない(*^▽^*)
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「この子が育っていくすべてを見守りたい」 映画館でよく予告を観ていて気になっていたことを急に思い出して、図書館で借りた。 読み始めてすぐに、『獣の奏者』を思い出す世界観に引き込まれた。 現実とは違う舞台だから慣れるまでは難しいけど、だからこそ物語の世界により入り込める気がする...
「この子が育っていくすべてを見守りたい」 映画館でよく予告を観ていて気になっていたことを急に思い出して、図書館で借りた。 読み始めてすぐに、『獣の奏者』を思い出す世界観に引き込まれた。 現実とは違う舞台だから慣れるまでは難しいけど、だからこそ物語の世界により入り込める気がする。 続きがすごく気になるけど、ところどころ不穏な文章があって先を読むのが怖くもある。 どうか、ヴァンとユナがいつまでも一緒に過ごせたらいいと思う。 2022.6.25 読了
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引き込まれるファンタジー。 聞きなれない名前や固有名詞に慣れてくればどんどん物語に入れる。 さぁ2巻を読むぞ。
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うん、これは普通に面白いな。 祖国が襲われて奴隷になって逃げ出してそして安住の地を得るも迫りくる追手の影。 って、どんだけ使い古したネタやねーん、ってなるけど、使い古されるってことは鉄板なわけで、あとはストーリーをどれだけ魅力的にできるかってことなんかね。 とりあえず今回は自己紹...
うん、これは普通に面白いな。 祖国が襲われて奴隷になって逃げ出してそして安住の地を得るも迫りくる追手の影。 って、どんだけ使い古したネタやねーん、ってなるけど、使い古されるってことは鉄板なわけで、あとはストーリーをどれだけ魅力的にできるかってことなんかね。 とりあえず今回は自己紹介てな感じでのどかだけど、さてどうなるか。
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登場上人物と国が多くてややこしい…そして続きが気になる終わり方が憎い。 壮大な物語になっていく予感…
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