いちまいの絵 の商品レビュー
世界の美術館へ行きたくなる! 1枚の絵について、マハさんとの思い出と、画家のストーリーと、その絵がそこに在る理由…短い文章でここまで惹き込む力はさすが! 手元に置いておきたい一冊!
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図書館で目にとまって読んでみました。 「生きているうちに見るべき名画」とサブタイトルに惹かれて。 知っておいた方がいいかも、と 不用な虚栄心。 アートの上澄みをすくっておこうとした自分に 大いに反省いたしました。 原田マハさんの美術品に対する向き合い方、 画家たちの命を削るよう...
図書館で目にとまって読んでみました。 「生きているうちに見るべき名画」とサブタイトルに惹かれて。 知っておいた方がいいかも、と 不用な虚栄心。 アートの上澄みをすくっておこうとした自分に 大いに反省いたしました。 原田マハさんの美術品に対する向き合い方、 画家たちの命を削るようにして書き上げた 歴史の一部を知るにつけ 私も縁のある作品にいつか出会える日に向けて 純粋な感動を大切にして進まなくちゃと 思った次第です。 とはいえ、何も知らない自分には 大変役立つ一冊になりました。 おすすめです。
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その時代の環境や作者の想いなど、絵の背景を知るだけで、これほどまでに絵を面白いと感じ、絵に感動したのは初めての経験だった。 美術館に訪れたことはあったが、上手いな〜すごいな〜しか感じたことがなかった。 しかし、この本を読んで本の背景を知り、作者の思いや他にどんな気持ちでどんな絵...
その時代の環境や作者の想いなど、絵の背景を知るだけで、これほどまでに絵を面白いと感じ、絵に感動したのは初めての経験だった。 美術館に訪れたことはあったが、上手いな〜すごいな〜しか感じたことがなかった。 しかし、この本を読んで本の背景を知り、作者の思いや他にどんな気持ちでどんな絵画を描いたのか知りたくなった。 これからヨーロッパに行く予定や美術館に寄る予定があるから、寄るまでに背景知識を知りたいと思う。
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「生きているうちに見るべき絵画」の本物に出会いに行きたくなりました。 いや、読んだだけでも、出会った(見た)ような気になってしまっている!マハさんの文章による惹きつけに、もう全部持っていかれちゃっています。 ゴッホやドガが日本画・浮世絵に憧れ、その技法をも取り入れたという点、興...
「生きているうちに見るべき絵画」の本物に出会いに行きたくなりました。 いや、読んだだけでも、出会った(見た)ような気になってしまっている!マハさんの文章による惹きつけに、もう全部持っていかれちゃっています。 ゴッホやドガが日本画・浮世絵に憧れ、その技法をも取り入れたという点、興味深く読みました。その事実は知っていても、一人一人の画家を丁寧に取り上げているマハさんの作品を読んでいると、より親近感がわいて、事実味が増してくる感じがします。 あとがきのことば、非常に印象的でした。
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図書館本。マハさんと美術との出会いが書いてあり、世界観へと旅立てる。読んでいて、思わずAmazonのサイトに飛んで行ってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
美術が苦手で、美術館やアートと言われるものには興味がないとずっと思い込みつつ、時々、食指が伸び、いや、一瞬でもの気の迷いに違いない…と思ったりしてきた。 でも、原田マハさんの小説は大好きで、そこで出てくる数々のアートはやはり気になり…この本を読んで、生きているうちに、このうちの1枚でも見てみたいと思わされた。 特に【ゲルニカ】に関しては、心を打つ。 未読のマハさんのアート小説もまた読んでいこうと改めて思う。
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『#いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画』 ほぼ日書評 Day567 人気作家、原田マハによる画論エッセイ。 並びが面白い。映画にもなったクリムトの『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像』、10年前の来日時には鑑賞3時間待ちの『真珠の耳飾りの少女』の次が、ジョルジョ・モ...
『#いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画』 ほぼ日書評 Day567 人気作家、原田マハによる画論エッセイ。 並びが面白い。映画にもなったクリムトの『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像』、10年前の来日時には鑑賞3時間待ちの『真珠の耳飾りの少女』の次が、ジョルジョ・モランディの『ブリオッシュのある静物』…ああ、あの絵ね!と思い浮かべられる方がいらしたら、相当な絵画通だろう。 そんな感じで、マハ氏の好みにお付き合い。 DIC川村記念美術館(千葉県佐倉市)はオススメだそうである。本書ではマーク・ロスコ関連で取り上げられているが、コレクションを見ると確かに驚くべきものがある。東京圏から片道2千円以内で行けるので、週末にでも足を伸ばして見たい。 本書中で唯一名前を知らなかったのがフリーダ・カーロ、メキシコの作家だそうだ。図版を一目見る限り、自分の好みではなさそうだが、食わず嫌いもなんなので記憶(記録)にはとどめておこう。 にしても、元々アートの専門家である著者が、アートの世界から離れることで、よりアートに親しめるようになった…という一節は、心からの真実なのだろうと察した。一方で、本書で明かされるその理由は非常に世俗的なものであるが、思うにさらに深層的な心理的解放があったものと推察する。 最後に… 本書で取り上げられていない巨匠は多数(数的にはその方が多いわけだが)、例えばゴッホの項でゴーギャン、ピカソの項でブラック、シュルレアリスムの巨匠達といった言及のあるなかで、なぜか一度も名前が上がっていない(全文検索かけたわけではないので読み飛ばしだったらお詫びします)のが、ユトリロ。その理由も知りたいものである。 https://amzn.to/3wETtlk
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「生きているうちに見るべき名画」という副題に、大げさな印象を持ちながら読み始めました。 ただ、巻頭の26枚のカラー写真を、1枚 1枚原田マハさんが自身と絵画との出会いと共に、作者や作品の歴史的背景や意味合いを解説してくれている。 それを読む中で、少なくとも6月のパリでモネの睡蓮...
「生きているうちに見るべき名画」という副題に、大げさな印象を持ちながら読み始めました。 ただ、巻頭の26枚のカラー写真を、1枚 1枚原田マハさんが自身と絵画との出会いと共に、作者や作品の歴史的背景や意味合いを解説してくれている。 それを読む中で、少なくとも6月のパリでモネの睡蓮、ニューヨークでポロック、千葉のDIC川村記念美術館には行きたくなった。 そう言った意味でも、今後の人生に少なからず影響を与えてくれる1冊。 「生きているうちに見るべき名画」があるのかもしれないと思わされた1冊。
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26枚の絵。知っている作品や初めてのものも。 その絵を見た時のマハの感想や絵が描かれた時の作者やその時代から、絵に親しみを覚える。
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「生きてるうちに見るべき名画」本当かな?と思ったけどさすがマハさん、納得です。時代の転機となった作品をピックアップしてるのかな。東山魁夷の「道」が描かれるエピソード読んで1発で好きになりました。
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