もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら の商品レビュー
文体模写でカップ焼きそばの作り方を書く…こんな発想どうやったら出来るんだろう。。 物書きさんたちのは読んだことある人はくっ…こういう感じ、となりましたし、読んだことない人は作品を読みたくなったものもありました。町田康さんとか。 好きだったのは文豪よりも、雑誌やその他の媒体の文体模...
文体模写でカップ焼きそばの作り方を書く…こんな発想どうやったら出来るんだろう。。 物書きさんたちのは読んだことある人はくっ…こういう感じ、となりましたし、読んだことない人は作品を読みたくなったものもありました。町田康さんとか。 好きだったのは文豪よりも、雑誌やその他の媒体の文体模写でした。POPEYE、週刊文春、迷惑メール、Instagram、わらいました。 田中圭一さんの…これは何と言うんだろう?画風模写?も凄いです。 巻末にある、本物のカップ焼きそばの作り方をそのまま載せたやつ、すっかりカップ焼きそばの口になったんですがこんな時間に。。
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本屋でパラパラと読んだ時は、なるほど!作家の特徴掴んでて面白い!と思って買ったけど、ただひたすらカップ焼きそばの作り方が書いてあるだけで途中で読み飽きた。
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とにかく、ひたすら、「カップ焼きそばの作り方」が書かれる。ここでポイントなのは、カップラーメンではなく、焼きそばである点。「湯切り」の表現方法に個性が溢れます(笑) 真面目なおふざけで楽しく読みつつ、自分の好きな文体?や読みやすい文体?はこれかな~なんてなんとなくわかる。逆に言...
とにかく、ひたすら、「カップ焼きそばの作り方」が書かれる。ここでポイントなのは、カップラーメンではなく、焼きそばである点。「湯切り」の表現方法に個性が溢れます(笑) 真面目なおふざけで楽しく読みつつ、自分の好きな文体?や読みやすい文体?はこれかな~なんてなんとなくわかる。逆に言えば、合わないものは本当にあわない。 また、文豪だけでなく、雑誌等もあるのですが、いかにテンプレートに溢れていることか!!お見事としか。 個人的には、シェイクスピアの「愛のお湯で総攻撃をして、麺をほぐしましょ」とか、松尾芭蕉の「麺の細道」はかなりツボであった。 Popeye、池上彰、紀貫之、相田みつを…の辺り、週刊文春、シェイクスピア、又吉直樹、イケダハヤト…辺りの秀逸。 それにしても、こうやって並ぶと西野亮廣氏とイケダハヤト氏のきな臭さが異常なことに気づく!!
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読んでて思わず「グフッ」と吹き出してしまう本。 フタを開ける、かやくをいれる、お湯を注ぐ、湯切りをする、ソースを混ぜる。カップ焼きそばの作り方はそれだけだが、著名人の文体を真似て描写する。村上春樹、夏目漱石、シェイクスピア、小沢健二、etc。個人的にはコナン・ドイルに大爆笑。 電...
読んでて思わず「グフッ」と吹き出してしまう本。 フタを開ける、かやくをいれる、お湯を注ぐ、湯切りをする、ソースを混ぜる。カップ焼きそばの作り方はそれだけだが、著名人の文体を真似て描写する。村上春樹、夏目漱石、シェイクスピア、小沢健二、etc。個人的にはコナン・ドイルに大爆笑。 電車の中で読むと危険です。
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面白かった〜!!!作家によってこんなに違うんだなあと思ったし、自分は誰の文章が好きなのかを知ることができた。人じゃないものが入ってくるのがまた面白い。
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タイトルの通り、文豪の特徴ある文体や名作に似せて、カップ焼きそばの作り方について書いたものを集めた企画本。 全てが文豪モノというわけではなく、アーティストの歌詞にかけたモノやインタビュー形式など変化球の方が全体的に多いがクスリと笑わせる小ネタが散りばめられている。 そして所々に登...
タイトルの通り、文豪の特徴ある文体や名作に似せて、カップ焼きそばの作り方について書いたものを集めた企画本。 全てが文豪モノというわけではなく、アーティストの歌詞にかけたモノやインタビュー形式など変化球の方が全体的に多いがクスリと笑わせる小ネタが散りばめられている。 そして所々に登場する文豪作品は、特徴を捉えて小ネタよりもワンランク上の完成度。更に大文豪の作品の後には、田中桂一による一枚漫画が添えられていて、これがまた完成度が高い。 気軽に読める一冊である。
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地下鉄で読んでいたけど、これは危うく人前で噴き出しそうになった。 この著者のような人たちが、将来AIクリエーターになるんだろうな。この本に取り上げられた文豪達をすべて知っていれば、もっと面白いんだろうけど、読んだことがなくてもモノマネがうまい事が想像...
地下鉄で読んでいたけど、これは危うく人前で噴き出しそうになった。 この著者のような人たちが、将来AIクリエーターになるんだろうな。この本に取り上げられた文豪達をすべて知っていれば、もっと面白いんだろうけど、読んだことがなくてもモノマネがうまい事が想像つく。このような特徴を抽出できる人が、人の特徴をAIに教え、その人の成りきりAIを生み出すんでしょう。 ともかくサイコーです。
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中学生の頃、 男の子たちがどうでもいい(ように見える)ことでバカ騒ぎしていて、 それを女の子たちは「ほんと男子って、、、」と呆れつつも微笑ましく、なかばうらやましさも感じながら眺めていた。 男子ってくだらない、 なんて思いながら、聞こえてくる言葉に吹き出しちゃったりして。 ど...
中学生の頃、 男の子たちがどうでもいい(ように見える)ことでバカ騒ぎしていて、 それを女の子たちは「ほんと男子って、、、」と呆れつつも微笑ましく、なかばうらやましさも感じながら眺めていた。 男子ってくだらない、 なんて思いながら、聞こえてくる言葉に吹き出しちゃったりして。 どうしようもないのに、なんかいい。 そんな、「負」とは無縁のところにある1冊。 とにかく、くだらない。 だからこそ、疲れたときに手に取りたい。 頭を使わず、心揺さぶられることもなく、 でも、読んでいるとそれなりに集中できて、他のことを忘れられる。 さらに、ときどき不意打ちで、思わず笑みがこぼれるような一節に出遭う。 「文豪たちが書いたら」には期待できないけど、 (ごめんなさい) 想定していなかった癒し?効果はあり。 肩肘張らずに、頭もカラダも心も脱力モードで。 プロローグにあるように、「読後、なにも残らない」がちょうどいい。
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読み終わって何も残らないことを目指すと書かれている通り、スカッと通り過ぎていくような、文学的には全く持って意味のない文章である。カップ焼きそばの作り方を、村上春樹なら、女性誌VERYなら、村上龍なら、など、本当にその特徴を捉えていて、思わず笑ってしまう。落合陽一のこ難しい言い回し...
読み終わって何も残らないことを目指すと書かれている通り、スカッと通り過ぎていくような、文学的には全く持って意味のない文章である。カップ焼きそばの作り方を、村上春樹なら、女性誌VERYなら、村上龍なら、など、本当にその特徴を捉えていて、思わず笑ってしまう。落合陽一のこ難しい言い回しだけど実態的にはあまり持ってまわる意味のない語りや、暮しの手帖や相田みつをなど特徴に思わずふふっとなるような秀逸な作品もあり。高城剛とか馬鹿にしすぎだと思うけど思わず吹き出した。 確かに、結果的には記憶に残らないし、不思議と誰かに話そうと思っても出てこない。それが本書の凄いところだろうか。村上春樹の言い回し、「完璧な湯切りは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」は、本当に思いついたときの衝撃は凄かったことだろう。素晴らしい発想、そしてあまりにもくだらない内容。
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読了と言うか、流し読みしたと言うか…。 話題にもなったみたいだし、タイトルの発想も面白いなと思って購入 知ってる作家さんの文体でのカップ焼きそばの作り方を読むと ああ、そうそうこう言う文体で書きそうだね!クスッ。 という楽しみはあるけど それ以上でもそれ以下でもなく… 文体は変わ...
読了と言うか、流し読みしたと言うか…。 話題にもなったみたいだし、タイトルの発想も面白いなと思って購入 知ってる作家さんの文体でのカップ焼きそばの作り方を読むと ああ、そうそうこう言う文体で書きそうだね!クスッ。 という楽しみはあるけど それ以上でもそれ以下でもなく… 文体は変われども書いてある事はひたすらカップ焼きそばの作り方のみで割と早めに飽きました 外出先で行列に並ぶとか、待ち合わせの時間潰しの時とか ちょっとした隙間時間の手持ち無沙汰の時に読むにはちょうど良いかも
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