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もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら の商品レビュー

3.3

186件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    75

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

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2021/08/26

村上春樹の「一人称単数」の次にこの本を読んだが、暇つぶしにものの1時間で読める本で、質より量というか、結局、村上春樹の文体模写以上に面白いものは無かった。 村上春樹ファンの人には分かると思うが、僕も、デレク・ハートフィールドには沢山のことを学んだ。殆ど全部、というべきかもしれな...

村上春樹の「一人称単数」の次にこの本を読んだが、暇つぶしにものの1時間で読める本で、質より量というか、結局、村上春樹の文体模写以上に面白いものは無かった。 村上春樹ファンの人には分かると思うが、僕も、デレク・ハートフィールドには沢山のことを学んだ。殆ど全部、というべきかもしれない。

Posted byブクログ

2021/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すご~く、バカバカしくて面白い本。 図書館で借りました。買うほどではないかな。 松尾芭蕉…麺の細道 小沢健二…痛快ウキウキ焼きそば通り 相田みつを…カップやきそばだもの 夏目漱石…焼蕎麦っちゃん 尾崎豊…カップ焼きそばの地図 「17歳の地図」のパロディですが、歌詞は「シェリー」かな。 『VERY』…春は食欲ママがオシャレなんです 作家はもちろん、ミュージシャン、雑誌、評論家などが、「カップ焼きそばの作り方を書いたら」どうなるか? ものすごく、雰囲気が出ていて笑えます。

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2021/08/18

太宰治や村上春樹、ドストエフスキーまで、もし彼らが「カップ焼きそば」の作り方を書いたら… それぞれの文豪たちの表現の特徴をうまく捉えて書かれていて、思わず「わかるー!」と女子高生よろしく声に出してしまいそうになる、そんな作品です。 文学って難しそうと思っている皆さんにも、手に...

太宰治や村上春樹、ドストエフスキーまで、もし彼らが「カップ焼きそば」の作り方を書いたら… それぞれの文豪たちの表現の特徴をうまく捉えて書かれていて、思わず「わかるー!」と女子高生よろしく声に出してしまいそうになる、そんな作品です。 文学って難しそうと思っている皆さんにも、手に取りやすく、読むって楽しいんだ!表現って自由なんだ!と気づかせてくれます。 おすすめです。 『「このかやくがいいね」と君が言ったから七月六日はカップ焼きそば記念日』

Posted byブクログ

2021/05/14

どれだけ「あ〜わかるわかる」と共感できるかが、面白さの幅を決める。 もちろん知らなくても、ある程度は楽しめるのだが、だんだん飽きてくる。 読み続けるのがキツくなってくる瞬間が訪れる。せいぜい5分がいいところか。

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2021/05/09

めちゃ面白かった。芥川龍之介や太宰治に始まり、百田尚樹や星野源まで、その作家ならカップ焼きそばをどう書くか、紹介されている。rock'n on Japanや文春、道徳の教科書調まであり、笑えた。

Posted byブクログ

2021/03/08

以前、話題に上がっていた本書。やっと読めることを楽しみにしていたのだが、正直いまいちだった。文豪などがカップ焼きそばの作り方を書いたらどうなるのかが実際に書かれているのだが、分かりにくい。もしこの文章を読みながらカップ焼きそばを作ってくださいと言われたら困難であると考える。

Posted byブクログ

2021/02/20

思わず、くすっと笑ってしまいます。 読書好きではなくとも、面白いかもしれませんが、読書好きなら、なお面白い1冊です。

Posted byブクログ

2021/02/13

気に入った表現 "完璧な湯切りは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。" —村上春樹  "かやくって何だよ。普通に具でいいじゃないか。" —星野源  "男もすなるかっぷ焼きそばといふものを、女もしてみむとてするなり。&...

気に入った表現 "完璧な湯切りは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。" —村上春樹  "かやくって何だよ。普通に具でいいじゃないか。" —星野源  "男もすなるかっぷ焼きそばといふものを、女もしてみむとてするなり。" —紀貫之 タイトルに「文豪」とあるのに漫才やらヒカキンやら尾崎豊やら池上彰やら、何でもありで笑ってしまった。 しかもどれも何となく分かってしまうという。 もっと作家さん達の文体の特徴が分かっていたら楽しめた。

Posted byブクログ

2023/01/24

個人的にはハリポタ作者と相田みつをのやつがツボだった。 「はじめに」からもう全開。 絶妙な文体遊びに終始ニヤニヤが止まらず、気楽に読める感じも最高。

Posted byブクログ

2020/12/25

カテゴリを何にしたら良いのかわからない。とってもしょーもないと言えばしょーもない本。「カップ焼きそばの作り方」の文章を、いろんな文体で書いてみたっていう設定。1~2ページが一人分。私は村上主義者なので、村上春樹の文体なんかは、たしかに文体は似ているけどなんか馬鹿にしているような気...

カテゴリを何にしたら良いのかわからない。とってもしょーもないと言えばしょーもない本。「カップ焼きそばの作り方」の文章を、いろんな文体で書いてみたっていう設定。1~2ページが一人分。私は村上主義者なので、村上春樹の文体なんかは、たしかに文体は似ているけどなんか馬鹿にしているような気がするぞ、とちょっと腹も立ってしまうが、あくまで文豪たちをリスペクトして書いてある(らしい)。著者二人が、いろんな人のいろんな文体を、こんなカタチで再現して、ある意味すごい才能だとは思う。たしかに面白い。けっこう売れているらしい。 よく知らない作家の文体を読んでも面白くないので、かなり飛ばし読みしました。沢木耕太郎、さくらももこ、糸井重里、又吉、俵万智、星新一、大江健三郎、などなどなど…確かにこんな感じ!面白い!と思いました。作家じゃなくて、「ポパイ」とか、「週刊文春」とか、「読売新聞の編集手帳」とかも、それっぽく書いてあって面白い。漫才バージョンや、迷惑メールバージョンや、自己啓発本バージョンなどもあります。 よくこんなこと思いつくなぁ。 私が村上主義者だという話をしていたら、同僚が貸してくれました。ちなみにその同僚は、アンチ村上春樹らしくて、これを読んでばかうけしたらしい。つまり、村上春樹があまり好きではないという人は、この文体こそが好みじゃないということなのだろう。

Posted byブクログ