もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら の商品レビュー

神田桂一(著者),菊池良(著者)

2025/10/19

自分が知っている作家などなら、くすり、と楽しく読めるが知らないと楽しさがわからない本。また、文体模写というよりも、その作家や書籍の名言や有名な文句を取り入れただけのものも多いので、読むに連れて飽きてしまったし、面白いと思えなくなってしまった。
興味ある本や作家、ジャンルなどは人それぞれで、優劣を競うものではないと思っているので、ここに掲載されている作家の本を読んだことがないからといって、卑屈になることもない、とも思った。

2025/08/26

面白い本があるなぁと手にとりました。
読んだことのない作家さんの見立てではこうゆう文章を書く人なのかと新しい発見もありました。

村上春樹はあまり作品を読んでいませんがこんな感じ！となるのがすごいですね。

読んでいると終始カップ焼きそばが食べたくなる作品でした。

2025/08/22

面白いとオススメされたので読んでみました。

カップ焼きそばの作り方で1冊の本が出来上っちゃうんですね～（笑）

文豪だけでなく、有名人やこの雑誌が書いたら…とバラエティに富んでいましたが、爆笑する所あり、感心する所あり。ただ、途中から少々飽きてしまったは存じ上げない人がわりといたからかしら…?

息抜きに読むには良い本だと思います。

2025/08/19

レーモン・クノーの『文体練習』、そして「もしドラ」こと『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』からアイディアを得た本。

カップ焼きそばの作り方の話を100パターン楽しめる。

2017年発行とあってか、2025年には見かけることのなくなったその時代の有名人の名前もちらほら。

この本では、カップ焼きそばを「ペヤング」としているのが大半なのか？5分かかる上に、かやくを自分で袋から出すタイプの。
「U.F.O」も出てきたけれど。
ちなみに「一平ちゃん」は3分で出来上がるし、かやくもあらかじめ麺の下にあって一手間が不要だし、冷蔵庫まで取りに行かなくても商品にマヨネーズも付いていて、好き。

あくまでも〇〇氏が書いたら・・・の話

p.96 星新一「エヌ氏の発明」笑った

レイモンド・チャンドラー
糸井重里
フィッツジェラルド

2025/07/19

この作品には色々なアプローチが楽しめと思う。
大きく分けるなら二つ。
①予習してから読む。
②読んでから復習する。
あなたならどっち⁇

2025/07/01

題名の通りの内容ですが、笑えました。
村上春樹さんは、これを読まれたのでしょうか？
感想を聞きたいです。
相田みつをさんとかコナン・ドイルとか週刊文春とかビジネスメールなどなど好きです。

2025/06/25

文豪に限らずミュージシャンや雑誌編集部など様々な「らしい」文体で、カップ焼きそばの作り方や接し方が書かれている。“究極の内輪ネタの本”とも言えるだろう。正直、途中から飽きてきた……。一番面白かったのは初めの太宰治風に書かれた『焼きそば失格』か。中には自分のよく知らない人のオマージュもあり、似ているのかも判断がつかないし。企画としてはなかなか面白い一冊だと思う。ちなみに、この本で得られる教訓は、「カップ焼きそばの湯切りは難しい」ということ。

2025/06/05

おもしろかった！
その一言
文章もだけれど絵もまた良い
「もし手塚治虫が太宰治を描いたら‥‥を田中圭一が描いたら」
などなどこれがまたよく描けている
楽しかったなあ！

2025/04/30

めっちゃ下らないんだけど、何度かブホッと笑ってしまった。

なんせずーっとインスタント焼きそばの作り方が、著名人の口振り書きぶりで面々と出現する。いや本人じゃないんだけど。

これの面白いとこは、ありとあらゆる文豪がでてくるわけ。で、著名な作品をパロディ化してるんだけど、焼きそばなんだけど面白いのよ。ということはその文豪の本も面白いかもしれないって思えてくる点。

私が面白いと思った文豪は、
安部公房
町田康
三島由紀夫
小林多喜二
だった。

これらの文豪の本は面白いかもしれないっ。

2025/03/26

読んで字の如く。
文豪だけでなく、もし雑誌にのったらというコンセプトで雑誌の特色に合わせて文章変えてるのがすごい。なんどか噴いた