わたしたちは銀のフォークと薬を手にして の商品レビュー
望まない出来事に翻弄され、投げやりになることは簡単だけれど諦めてなあなあに生きていくのは勿体ない。 絶妙に入り混じる不安感と安心感に転がされながらも幸せに向かって日々を重ねる登場人物たちの姿に、自分を大切にすることを恐れてはならないのだと気付かされた。 美味しそうな食事とこれから...
望まない出来事に翻弄され、投げやりになることは簡単だけれど諦めてなあなあに生きていくのは勿体ない。 絶妙に入り混じる不安感と安心感に転がされながらも幸せに向かって日々を重ねる登場人物たちの姿に、自分を大切にすることを恐れてはならないのだと気付かされた。 美味しそうな食事とこれからを予感させる椎名さんと知世の関係が描かれた一章目が特に好きで、すべてを読み終えた直後にもう一度読んだ。 夢のように心地良くて大好きです。
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もっと早く読めばよかった。 キュンってなるし、出てくる料理は美味しそうだし、HIVの現状も描かれているし、家族とのすれ違いも描かれているし、 ただの恋愛小説ではない、満足感があった。
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一気読みしてしまった本。 知り合いから友人になり、恋に変わる瞬間に心がきゅうとなった。 恋から恋人になるところも読み手もドキドキさせられた。
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三十代独身、仕事第一の知世。学生時代の友人二人。それぞれの恋愛事情を連作で。知世が中心ではあるけれど、今時の三十代女子の心理を美味しそうな食べ物や、ロケーションを絡めて軽快に描いている。重たい事情もあるけれど、明るく未来に繋げて終わる。
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誰が主人公になるかでその人に感じる感情が変わる。結局人はなんでも自分のモノサシで判断するしかなくて、思い込みをしてしまう。人の意見に惑わされず、自分が見たものを信じていい。 そんなことが表現されてたのかなと思いました。 知世の彼氏はHIV患者。 同じ人を違う目線でかかれているの...
誰が主人公になるかでその人に感じる感情が変わる。結局人はなんでも自分のモノサシで判断するしかなくて、思い込みをしてしまう。人の意見に惑わされず、自分が見たものを信じていい。 そんなことが表現されてたのかなと思いました。 知世の彼氏はHIV患者。 同じ人を違う目線でかかれているのが印象的だった。 もしかして「〜っぽい」ってすごく失礼なことなのかも。
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ここ最近の島本さんの本の中では、かなり好きな方に分類されました。 題名もそうだけど、エピソードごとについている 名前もとても素敵。 旅、美味しい食べ物、そして人。
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女の友情いいなぁ、、と思いました(笑) キャリアをもち、それぞれの恋に悩む登場人物。ひとりめちゃくちゃ性格悪そうな人も出てくるけど、読んでいると「その気持ちもわかる」と共感できてしまいました。 少し大人めな恋愛小説、すてきでした。
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30代未婚女子3人+1児の子を持つ専業主婦 彼女たちの悩み(恋・結婚)が描かれてます。 と書くと、どこにでもある小説みたい やけど、描写がすんごいリアルで 「おお!女子はこんなこと思ってるのか!」 と、まるで恋愛指南本のような感覚で 読んでました 笑 12章に分かれてるので各章...
30代未婚女子3人+1児の子を持つ専業主婦 彼女たちの悩み(恋・結婚)が描かれてます。 と書くと、どこにでもある小説みたい やけど、描写がすんごいリアルで 「おお!女子はこんなこと思ってるのか!」 と、まるで恋愛指南本のような感覚で 読んでました 笑 12章に分かれてるので各章サクサク読めます。 でも全て繋がってるので、読み続けるにつれ 先の展開が気になる気になる。 美味しいご飯やお酒、旅の話もあって グルメな人にも満足な内容です。 にしても、男女の仲って難しい。 そして人を好きになることも。
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島本さんらしい表現とか情景で本当に読みやすい。 ゆっくり進む物語で箸休めもあるのに 全てのフレーズが心に刺さる。 うっとり読んだら人生のバイブルにさえ なるのではないのかと思ってしまう。 この人らをずっと見ていたい。
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一つ一つの書き方がすてき。 ゆっくりとした時間が流れるような感じ。ふわっとした気持ちになりたいときに読むのがいい。
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