誰がアパレルを殺すのか の商品レビュー
最近自分の着る服を作るようになりお店で売ってる服に魅力をあまり感じなくなったところにパッと目に止まった本。 仕事していた頃セオリーやプラステが好きでよく買っていたけどユニクロ傘下だったこと知らず驚き。日本アパレルの歴史の話はわかりやすく良かった。あと、ユナイテッドトウキョウをチェ...
最近自分の着る服を作るようになりお店で売ってる服に魅力をあまり感じなくなったところにパッと目に止まった本。 仕事していた頃セオリーやプラステが好きでよく買っていたけどユニクロ傘下だったこと知らず驚き。日本アパレルの歴史の話はわかりやすく良かった。あと、ユナイテッドトウキョウをチェックしてみたい。2023.11月
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タイトルが衝撃的だが、内容も衝撃的だった。 そもそも私生活でもアパレルには特に興味がなく、興味本位で手に取ったが思った以上に勉強になった。 とにかくIT化はどの業界にも多大な影響を与えたのだなと。一番肌に触れる服ですら、肌に触れずに買う時代。まあ口にする食品もそうなのだから、リア...
タイトルが衝撃的だが、内容も衝撃的だった。 そもそも私生活でもアパレルには特に興味がなく、興味本位で手に取ったが思った以上に勉強になった。 とにかくIT化はどの業界にも多大な影響を与えたのだなと。一番肌に触れる服ですら、肌に触れずに買う時代。まあ口にする食品もそうなのだから、リアル店舗の優位性が活かせなければ当然縮小していく。 アパレル業界は、タイトルでは既に殺されたように感じられるが、実際にはそうではなく、IT化により不必要な商習慣が排除され、顧客が本当に必要な物が作られ、新しい局面を迎えている。
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2021年17冊目。満足度★★★★☆ 2017年出版で話題になった本。アパレル業界の内外のたくさんの企業が登場。これを読むと、業界にかかわらず「人真似」ではなく「独自性」「こだわり」「差別化」などの重要性を改めて感じた。
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アパレル業界の過去の栄光(戦前に洋装文化が花開き、戦後に洋装が加速し、1960年に百貨店で洋服を買うことが最先端となり、1970〜80年代にデザイナーズブランドが流行るまで)から、現在の衰退(バブル崩壊〜デフレ継続の中でのアパレル需要減とそれに反比例した供給量増)までの背景がよく...
アパレル業界の過去の栄光(戦前に洋装文化が花開き、戦後に洋装が加速し、1960年に百貨店で洋服を買うことが最先端となり、1970〜80年代にデザイナーズブランドが流行るまで)から、現在の衰退(バブル崩壊〜デフレ継続の中でのアパレル需要減とそれに反比例した供給量増)までの背景がよく分かった。その中で、SPA企業によるSCM管理の徹底による無駄削減や需要に連動したMD、そして、リユース市場の拡大、レンタル市場の拡大、メイドインジャパンの高品質商品の売り込み、ネット通販などなど、従来のアパレル業界の慣行に囚われない会社が躍進をしている。世の中の求めるものに応じられないやり方を見直す機会に直面しているのがアパレル業界である!
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とても分かりやすく書いてあり、理解しやすかった。 顧客に寄り添った接客力やトレンドのデザインの追求も大切だけど、洋服やファッションに対する価値観が変わってきている時代の流れに合わせて、商品の質、価格の設定、ビジネスモデルは顧客に支持されてるか、そこを改めて考えなければいけない。 ...
とても分かりやすく書いてあり、理解しやすかった。 顧客に寄り添った接客力やトレンドのデザインの追求も大切だけど、洋服やファッションに対する価値観が変わってきている時代の流れに合わせて、商品の質、価格の設定、ビジネスモデルは顧客に支持されてるか、そこを改めて考えなければいけない。 他業界の常識も、アパレル業界で根付いてないことが多いなら、いますぐ他から学んで行動に移していけば、生き残りにつなげられるチャンス。それを逃せば先はない。 2017年の本でその後アパレル企業のZOZO離れも進んでおり、コロナウイルスの影響もあり、業界の状況は変化しているので、読後に情報のアップデートは必要。 引き続き勉強。
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過去のアパレル業界の仕組みと推移、新しい潮流をまとめた本。アパレルに対する興味関心が薄れる中、もはや過去の仕事の仕方では通用しない。ファッション誌も今後苦しくなるだろう
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2019.10.20 アパレルの行けてない現状がよくわかる。ビジネスモデルやサプライチェーンからのアプローチで、顧客からのアプローチがあると持って深みが出るのではないか?現状が良く理解できた。
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アパレル業界の勉強をと思い手にした。高度成長期からの歴史が成功体験としていまのゆでガエル状況を生み出す一方、既存の枠にとらわれない新しい経営者たちも生まれている。いずれもマクロでは右肩下がりではあるが、ミクロでは成長しうることを示唆してる。成長する企業は理念が明確で、それらはすべ...
アパレル業界の勉強をと思い手にした。高度成長期からの歴史が成功体験としていまのゆでガエル状況を生み出す一方、既存の枠にとらわれない新しい経営者たちも生まれている。いずれもマクロでは右肩下がりではあるが、ミクロでは成長しうることを示唆してる。成長する企業は理念が明確で、それらはすべて現状の真逆の思想である。少量、高い原価率、サスティナブル、長持ち、リユースまで取り込むスタンス。アパレル業界だけではなく広く一般通じる考え方であり、今後のスタンダードになるものと思う。
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大量に作って、大量に売れ残り、大量にセールに出すというルーティンで、日本の大手アパレルは死に体になった。 解決策かもしれないもの 中古販売 レンタル カスタマイズ 定番高級品(セールをしない) 新規事業に多角化
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2017年の本なのでいろいろ変わっている部分もあるが、TOKYO BASE、スタートトゥデイあたりがヒーロー扱い。エバーレーン、メルカリ、桃太郎ジーンズ、hotel koe tokyo、ミナペルホネンあたりも成功例として。
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