いつか別れる。でもそれは今日ではない の商品レビュー
“人生・恋愛指南エッセイ” 「もう私たちは見た目だけで誰かを愛せるほど若くはないし、性格だけで愛せるほど達観したお人好しでもない」 という文に心躍り、 「思い出は、恥ずかしいことをしないとしないと作れないものだ。」 という言葉にちょっぴり勇気をもらい、 「付き合うのは、現在...
“人生・恋愛指南エッセイ” 「もう私たちは見た目だけで誰かを愛せるほど若くはないし、性格だけで愛せるほど達観したお人好しでもない」 という文に心躍り、 「思い出は、恥ずかしいことをしないとしないと作れないものだ。」 という言葉にちょっぴり勇気をもらい、 「付き合うのは、現在と、ちょっとした先の未来を楽しむためだ」 という考えで気持ちが楽になり、 「誘う少数派が、誘われたい多数派に絶対勝つ」 という考えのおかげでご飯に行くことができ、 「好きなものは好きだと言い続けないと、好きな人は寄ってこない」 という言葉で野球応援を他人と楽しめるようになって、 「なんでもない一日のことを、書いたり、写真に撮っていたなら、いつかそれは宝物になる」 という言葉を真に受けて3年日記帳を買い、 「伝え続ける」 ことの大切さを知り、 入社1年目の覚え書きを手に入れた。 「指南」と表現したけど、文体が優しいので読んでいて楽。 受け入れるところだけ受け入れられる。 「読後、人生が変わる」は言い過ぎじゃないかもしれない。
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「結婚しようと言われるより婚姻届を差し出される方が誠実」というような事が書いてあるページがなんかいい。 闇の部分をここまで共感できるセンスの本があった事に感動。 タイトルの意味がまだ理解できていないのでまた読みたい。
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- ネタバレ
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いつか別れる。でもそれは今日ではない / Fさん 鈍器かな?この本。価値観を殴られて殴られて反抗したくなった。文句を言いたくなった。自分の幼稚さを知らされた。「何を語るかよりも何を語らないか」。迂闊に物事を人に話せなくなった。レビューサイトに並んだ感想を見て、軽く絶望したことは内緒 「付き合っちゃいけない3Bなんて馬鹿らしい」って言う人は「結婚に向いている男の特徴」「逃しちゃいけない女の特徴」なるものにも抗っていて欲しかった。他人の価値観で恋愛をするのが失礼と言っておきながら、筆者はどんな気持ちでこれを書き示していったのか。あぁもう!筆者を嫌いな訳ではないよ。 反抗したけど、これを言語化したことによって、私がこういういわゆる「一般的に良いとされる人物像」の価値観に縛られて苦しんでいることが露呈され自分の弱点をみんなに公開しているような気恥ずかしさがうわぁぁぁぁぁぁぁ(言語化を諦めた) 言葉って難しいし凶器だよ自分にも
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恋愛観に迷った私にぴったりの本だった 納得できるところが多くあり、これまでの「別れ」は必要だったと思えた。
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この本の心に響く言葉は、きっとその時の自分の状況によって違う。響いた言葉は同じでも、考えはきっと変わっている。この本を読んで思ったことは、「考えることをやめてはいけない」ということである。「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「悲しい」「つらい」「寂しい」を人は、使い分けしているはずである...
この本の心に響く言葉は、きっとその時の自分の状況によって違う。響いた言葉は同じでも、考えはきっと変わっている。この本を読んで思ったことは、「考えることをやめてはいけない」ということである。「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「悲しい」「つらい」「寂しい」を人は、使い分けしているはずである。一度自分の気持ちに問いかけてみる。「なぜ自分はそう感じたのか」ということ。人は己のことを意外とよく知らない。でも他人はもっとわからないし、興味すらない。満たされない【何か】を満たすために、自分を受け入れることが必要なのだと思う。
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真理だなって思うこともあったし、ほんとかな?っておもうこともあった。 自分自身と考え方が似てるからか、わたしが抱え込んでいたことを全て文章化してくれたように感じた。 なんて表現すれば良いか分からないけど、少しの苛立ちもあった それも含めて自分の気持ちを整理できた本だった
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少しわからないところもあったけれど、何回も読み直すうちに少し考えがわかった気がする。 自分の意見を交えながら考えるともっといい
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ひりひりした。 20代前半の頃の恋愛と、 好きだった人を思い出した。 好きだけど、いなくても生きていけるのよお 自立した女を目指したがる私に困って欲しかったあの頃。 あー、ひりひりした!
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きっと現在恋をしているひと、しようとしている人にとっては感情を揺さぶられる本。 今は読むタイミングではなかったから、別に機会に。そのときは心の底から自分の気持ちを言語化してくれる、安心を与えてくれる本だと思う。
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ケータイ小説のような一冊。 刺さる言葉がいくつかあったのでメモ。 大人の唯一の義務は、ご機嫌に暮らすこと。 結婚するのは相手の欠点をも愛して、世間から守り抜くためだ。 ずっと、なんてない。だから今が楽しく、切なく、永遠なのだ。
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