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いつか別れる。でもそれは今日ではない
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いつか別れる。でもそれは今日ではない

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いつか別れる。でもそれは今日ではない

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2017/04/01
JAN 9784046020116

いつか別れる。でもそれは今日ではない

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商品レビュー

3.7

142件のお客様レビュー

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2024/05/19

 筆者の着眼点とそれを巧く言葉に当てはめる言語化が素晴らしい。例えるならこうだ。私は近所をよく散歩する。それは自分の内側に雑然と散らばる考えを整理するためだ。だから散歩とはいえ常に上の空で歩いている。幾度か人とぶつかりそうになり車に轢かれそうになったりした。  そんな中でも、ふと...

 筆者の着眼点とそれを巧く言葉に当てはめる言語化が素晴らしい。例えるならこうだ。私は近所をよく散歩する。それは自分の内側に雑然と散らばる考えを整理するためだ。だから散歩とはいえ常に上の空で歩いている。幾度か人とぶつかりそうになり車に轢かれそうになったりした。  そんな中でも、ふと思考を強制停止する光景に出会ったりする。考え事をしている最中、外界へふと意識を向けると、いつの間にか高台を歩いていて自分の街が一望できる。橙色に輝き夕日に燃える街並みを見ていると、自分がひどく矮小に感じられ同時に今の悩みが瑣末なものへと浄化される。  本書では時にこちらをハッとさせる指摘を交えてくる。そしてそれは筆者が狙って言っているようには思えない。自分がこれまでに気づかなかった、いや気付けなかったことを、さらりと言ってのけるその観察眼と言語能力には頭を下げずにはいられない。  例えば、「大抵の悩みは街角で配られたティッシュと同じ」という言葉。悩みは、いわば世間から押し付けられた無用の長物というわけだ。確かに、自分がしたいように生きることができれば悩みは生じ得ない。自分と世間との間にギャップが生じるからこそ悩みは生まれるという寸法だ。もちろん私たちは世間の一部なのだから外界と折り合いをつけねばならないこともあろう。その場合に生まれた悩みは避けることはできず直ちに対処する必要がある。  しかし殊更に悩まないでもいいこともあろう。多様性の時代だからこそ自分軸を貫けば良い。ティッシュは欲しければ貰い、不要なら要らないと突き返せばいいのだ。何でもかんでも受け取る必要はないだろう。深刻な花粉症の人でさえそんなにティッシュは要らないし貰わない。  本書にはこのような言葉が散りばめられている。そうした言葉は世界を見るための新しいレンズだ。今までとは違った景色を見せてくれるメガネなのだ。  筆者の比喩は独特で正直わかりづらい箇所もある。だがそれはそれでいい。書き手にしかわからない比喩を理解できた時にこそ、また新たな世界が開かれるというものだ。  そしてそれは今日ではない。

Posted by ブクログ

2024/05/14

きっと自分の状况によって受け止め方は変わるんだろうけど、今の自分の恋愛と重ねて考えるといろんな言葉がしんどかった。重すぎて一気には読めなかった。全部が全部作者の考えを受け止める必要は無いけど、私が恋人のことを愛しているか、恋人とどうなりたいか、恋人どう向き合うかを逃げずに考えなけ...

きっと自分の状况によって受け止め方は変わるんだろうけど、今の自分の恋愛と重ねて考えるといろんな言葉がしんどかった。重すぎて一気には読めなかった。全部が全部作者の考えを受け止める必要は無いけど、私が恋人のことを愛しているか、恋人とどうなりたいか、恋人どう向き合うかを逃げずに考えなければならないと感じた。恋人と付き合い続ける上で常に思い返したい。

Posted by ブクログ

2024/04/29

結婚や恋愛にとらわれがちであるがこの本を読んで数々の言葉がとても心に刺さった。 また自分の過去を振り返ると納得できるなと思わせられることも多くあった。 自分に自信がないのがコンプレックスであるが、自信とは根拠や実質的有無も問われていない存在であるため難しいということを学んだ。 ...

結婚や恋愛にとらわれがちであるがこの本を読んで数々の言葉がとても心に刺さった。 また自分の過去を振り返ると納得できるなと思わせられることも多くあった。 自分に自信がないのがコンプレックスであるが、自信とは根拠や実質的有無も問われていない存在であるため難しいということを学んだ。 負のスパイラルから抜け出すためには行動するしかないということを知り、これからの生活において目標を持ち行動していくことを心がけていきたいと思った。

Posted by ブクログ

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