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パレートの誤算 の商品レビュー

3.6

148件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    3

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2021/02/04

いろいろなことを考えさせられるテーマでした。生活保護制度のこと、仕事とは何だろうということ…。ただ、サスペンス要素はドラマで見たことがあるような展開。ドキドキしながら読み進むことができました。

Posted byブクログ

2021/01/04

生活保護と貧困ビジネスとのテーマは面白いが、舞台設定とキャラクターが火曜サスペンスレベル。 サクッと読むには楽しいけども、これで社会派ミステリーを語られると少し厳しいか。

Posted byブクログ

2021/05/15

生活保護不正受給の実態が描かれたサスペンス作品。 本来守られるべき生活弱者のための制度を、貧困ビジネスとして利用されていること。 また、貧困ビジネスと疑われて制度を活用できない生活弱者がいることも昨今のニュースの通り。 ストーリーとしては主要人物のキャラ設定や筋書きに雑味を感...

生活保護不正受給の実態が描かれたサスペンス作品。 本来守られるべき生活弱者のための制度を、貧困ビジネスとして利用されていること。 また、貧困ビジネスと疑われて制度を活用できない生活弱者がいることも昨今のニュースの通り。 ストーリーとしては主要人物のキャラ設定や筋書きに雑味を感じたが、前作の蟻の菜園同様、行政の表裏をテーマに課題を投げかけてくる作品も見応えがあって、私は好きだ。

Posted byブクログ

2020/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほぼ一気読み。基本柚月裕子作品好きだけど、ここのところハズレ引いてたのでこれは良かった。 それにしても、孤狼の血シリーズ読んでから本作を読んだので、これも呉原?と思ってしまった。若林はいいから日岡いつ出てくるの?とかw 柚月裕子先生はよほどここらへんの方言が好きなのかしら。 柚月裕子作品では佐方貞人シリーズと孤狼の血シリーズ、どちらも大好きなのだけど、これは王道な感じ。 最後一瞬ダマされたけど、よくよく考えれば黒幕とのつながりは分かるはずでした。ま、ありがち。 でも最後はいい感じで救われた。 んんー、テーマがテーマだけになんとも言えない。

Posted byブクログ

2020/11/04

生活保護を舞台にしてて、 とても楽しみに読んだ。 が、結果としては普通。 柚月の作品らしい感じの、平板な感じ。

Posted byブクログ

2020/10/18

生活保護受給者のケースワーカーが殺人事件に巻き込まれる。てか、生活保護の人って、そんなに多いのか。そして、ヤクザって、どうにかならんのか。

Posted byブクログ

2020/10/02

どうにものめり込めず、半分くらいで読むのを断念。 この作者の作品は前に読んだものが面白かったので、そのうち引きずり込まれるだろうと願って我慢して読んでいたが、半分で諦めた。ストーリーどうこうではなく、物語のテンポが冗長で、文体も凡庸。 そう、凡庸という表現がピッタリで、アマゾンの...

どうにものめり込めず、半分くらいで読むのを断念。 この作者の作品は前に読んだものが面白かったので、そのうち引きずり込まれるだろうと願って我慢して読んでいたが、半分で諦めた。ストーリーどうこうではなく、物語のテンポが冗長で、文体も凡庸。 そう、凡庸という表現がピッタリで、アマゾンのレビュー評価が高いのが実に不思議だ。

Posted byブクログ

2020/09/12

物語を通じて、生活保護のしくみやケースワーカーの仕事について初めて知った。コロナ禍において、水面下にあった生活保護制度の問題が浮上する中でこの作品に触れたのはいいタイミングだった。非常に難しい問題ではあるが、健全に運用され、本当に必要な人に本当に必要な保護が行き渡るような世の中に...

物語を通じて、生活保護のしくみやケースワーカーの仕事について初めて知った。コロナ禍において、水面下にあった生活保護制度の問題が浮上する中でこの作品に触れたのはいいタイミングだった。非常に難しい問題ではあるが、健全に運用され、本当に必要な人に本当に必要な保護が行き渡るような世の中になることを切に願う。

Posted byブクログ

2020/09/08

社会福祉士が殺されるドラマ、の原作ということで読みました。まぁ面白かったです。 なんだろう、どんでん返しはどんでん返し…だと思うんですが、この方の書くどんでん返しはぎこちない気がします。

Posted byブクログ

2020/08/19

恥ずかしながら、途中まで表題を「パレードの誤算」だと誤認していた。 エレクトリカルな感じかな、しかし誰も行進しないなぁと… それはさておき、ケースワーカーの仕事・生活保護を理解できたのが一番の収穫。 毎月動く多額の税金。真面目に使う人もいれば、賭博に使う人も、そして彼らを利用す...

恥ずかしながら、途中まで表題を「パレードの誤算」だと誤認していた。 エレクトリカルな感じかな、しかし誰も行進しないなぁと… それはさておき、ケースワーカーの仕事・生活保護を理解できたのが一番の収穫。 毎月動く多額の税金。真面目に使う人もいれば、賭博に使う人も、そして彼らを利用する貧困ビジネス・裏社会も… 表題は経済学の8:2の法則の意。全体の8割の富を2割の高所得者が占有する。または働きアリの法則では、全体の2割は常に怠ける。 本書では、『「怠ける2割は不要だ」と誤解されること自体が誤算だ』という解釈。 …表題を誤読している時点で私は話にならない… ラストの犯人が二転三転していく部分は見事に騙された。 山川さんは良い人だと思っていたんだけれど…まさかあの人が?その人か! 現実にはこんなに気の回る警察っていないんだろうな…と思うと切ない。

Posted byブクログ