パレートの誤算 の商品レビュー

柚月裕子(著者)

2021/08/07

生活保護の実態をうつしているのはよくわかったけど
展開としては平凡。
クライマックスもあまりない感じ。

2021/07/12

普通に面白く最後まで読んだ。生活保護や貧困ビジネスがテーマの社会派ミステリー。なのかな？
主人公やその周辺の生活保護を請け負う公務員たち、も、正規の職員ではなかったりと、色々複雑。
なんだか納得出来ないところもあるのだけど、(お金渡しちゃうとこほとか)弱者は搾取されがちで、犯罪にも、巻き込まれやすいということだろうか。

2021/07/09

初めての柚月さん、ハラハラドキドキ最後まで意外な展開で面白かったです。

生活保護の現実と対応についても知れた。
貧困ビジネスや不正受給に憤ったり、ケースワーカー対応の限界について感じたり。
本当に必要な人の元へ届いて欲しいと思う。
役所の保身と事なかれ主義には嫌悪感しかない！
生活保護の闇を感じる作品でした。

2021/06/19

中盤までは退屈でなかなか読むのも進まなかったが、拉致場面以降は一気に読めた。どちらかと言えば2:8の法則を使って仕事をしている方だが、エンディングでの主張も良かったと思う。

2021/05/30

どんでん返し！生活保護の方へ目を向けるきっかけになる本かと思いきや、サスペンスだった。
途中から誰が犯人なのかは分からなかったが、ストーリーは大きな展開もなく、減点なのだが、現実味を帯びてはいたかな。このような世界があることを知れたし、知っていた…？

2021/04/25

2021.4.20. 読了

生活保護不正受給問題を取り上げたミステリー
面白かったが「おぉっ！」と言わしめるものも無かった

2021/03/07

ケースワーカーの大変さを改めて痛感しました。

生活保護に関してもう少し詳しく知りたいと思いました。

2021/02/21

仕事柄、生活保護というテーマに惹かれて読みました。ストーリーとしては面白かったですが、職場の男性陣が女性職員をちゃん付けで読んでいるのには違和感。ちょっと時代錯誤のような…それとも田舎の設定だからそんなもんなの…？
それと、生活保護のケースワーカーである主人公が担当している受給者にポケットマネー渡しちゃっていたのもモヤモヤ。それアウトでしょ！

2021/02/20

この作者の作品は読みやすいです。
また、取り上げるテーマも様々で、興味深いものが多く、よく調べられていると思います。

今回は、生活保護の抱える課題、「貧困ビジネス」を取り扱います。
使命感に燃える生保担当者、一見冷酷だが情のある刑事、手段を選ばない非道なヤクザと分かりやすい登場キャラクター達。
特別なインパクトはありませんが、逆にストーリーに集中できるので、読みやすさに貢献してると思います。

謎解きもしっかりあり、意外性のあるストーリーでしたが、文章や描写が丁寧なので自然に引き込まれます。
展開も強引すぎるところはありません。

最後は前向きな気持ちにさせる結末で綺麗にまとまっています。

2021/02/09

母親が送ってくれた一冊。テーマは生活保護。母チョイスは社会問題系が多い気がする。社会福祉課に臨時職員として勤めることになった聡美、生活保護の仕組みを目の当たりにしながら同時に不正受給、貧困ビジネスの実態に巻き込まれていく。ミスリードへの誘い方がやや強引でそれで逆に犯人が誰かわかってしまったところがあった。この描写は無くても十分面白い内容かな。行政としての思惑、個人の思惑などが入り混じる感じや最初マイナスなイメージで描写されてた刑事がいざという時めっちゃ頼れるやつになる展開とか個人的に好き。