君の膵臓をたべたい の商品レビュー
読む前に予想していたよりずっとよかった。高校生の心理描写がとても丁寧。誰が読んでも面白いはず。しかしつらい。
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物語の終わりの衝撃はいつまで経ってもこれを越すものに出会えていない。有限だと思って大切に生きている時間も、それよりも前に想像もしていなかった事態によって打ち切られる可能性もある。いつだって悔いのないよう全力で臨んでいく価値を見せられた物語。
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強烈なインパクトのタイトルの意味は、序盤とラストで二度わかる。 どんどん惹き込まれる物語。 想定外の結末に衝撃を受け、思わず涙しました。
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生きている事が当たり前じゃなくて、毎日死と隣り合わせで生きている。カラッとした終わり方だけど、それまでの話とかもっと深くてもいいかなあ。読みやすかった。
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「僕」と似ているところがあるから、共感しながら読むことができた。 登場人物たちのやりとりで、読む度に心温まるし、何度も頬を緩ませながら読み進めた。 住野よるさんの小説は、情景を思い浮かべやすくて、とても好き。
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友人に勧められて「意味深なタイトル」などと思いながら読んだ 結果……号泣 「私もキミも、1日の価値は一緒だよ。」 「自分で選んで、君に出会ったの。」 この2フレーズが特に印象的。 人はいつ死ぬか分からない。誰も予測できない。 だからこそ1日の価値は一緒で、毎日を無駄にせず有意...
友人に勧められて「意味深なタイトル」などと思いながら読んだ 結果……号泣 「私もキミも、1日の価値は一緒だよ。」 「自分で選んで、君に出会ったの。」 この2フレーズが特に印象的。 人はいつ死ぬか分からない。誰も予測できない。 だからこそ1日の価値は一緒で、毎日を無駄にせず有意義にしたい。 また、出会いは選択してきた結果だから、全ての出会いを大切にしていきたい。
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泣きすぎてヤバいので覚悟して読んでくださいレベルです。住野さんの作品でこれを読んでないと100%損すると思います。ほんとに尊すぎました‥
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本当に尊い作品だと思います。 儚く、切なく、然し、愛おしく。 高校生の二人に重なる純朴な愛情への表現は本当に美しい以外の言葉が見つかりませんでした。 ただ、後半は少し残念でした。 あえて感情を最後まで具体化しなかったのだと思いますが、私個人としては美しい作品として振り切ってほし...
本当に尊い作品だと思います。 儚く、切なく、然し、愛おしく。 高校生の二人に重なる純朴な愛情への表現は本当に美しい以外の言葉が見つかりませんでした。 ただ、後半は少し残念でした。 あえて感情を最後まで具体化しなかったのだと思いますが、私個人としては美しい作品として振り切ってほしかったかなぁ……という印象でした。 あくまで個人的な感想ですが、もっと人を感動させられる資質があった作品だと確信しておりました。それ故に、「もっと夢心地にさせてほしい」という気持ちが強まりました。 良い作品であることに変わりはありませんが。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【再読】お話を知っているのに、涙溢れる。 彼女と反対側にいる彼が、彼女の共病文庫の最初の1ページを読んだことにより、関係が始まる。秘密の共有した二人の距離が縮んで行く。 彼の名前が【秘密を知ってるクラスメイト】君から、書かれている名前が変わっていく。その人の感情が反映されているのが、面白い。 彼は冷静で、彼女が死ぬという真実を知っても、変わらず日常を与えてくれる存在。彼は彼女の死後に気づく、それは、運命ではなく、真逆な二人が二人で生きるためにそれぞれが道を選んできた結果の出会いだったと。お互い方向性が違うと彼女は言っていたが、当たり前だった。同じ方向を見ていなかったから。ずっと、お互いを見ていたんだと。 誰しもの明日が保証されていないという事実。余命僅かな彼女にもなのか…。覚悟が出来ていないときに、居なくなってしまうのは、辛い。今日と日が訪れたことに感謝して生きたい。 生きるとは、きっと誰かと心を通わせること。たった一人で生きてくのではなく、周りの人に生かされていることに気づき、毎日を大切に生きていきたい。
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めっちゃくちゃ泣ける本。衝撃 住野よるさんの本ってすごい繊細で女の子視点がすごい現実味があって面白い。 展開も飽きることなく一気に読めちゃう。 お気に入りの1冊
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