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君の膵臓をたべたい の商品レビュー

3.9

1058件のお客様レビュー

  1. 5つ

    350

  2. 4つ

    344

  3. 3つ

    220

  4. 2つ

    64

  5. 1つ

    22

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2024/09/17

題名から敬遠していましたが、某サブスクで観て話が素敵すぎて涙腺崩壊。 高校生男女のやりとりが初々しくて、時には笑えて、ただ切なくて、もどかしくて… 膵臓の病気で死ぬとわかっていても残りの命を明るく1日1日大切に過ごせたのは【秘密を知ってるクラスメイト】くんの存在があったから… ...

題名から敬遠していましたが、某サブスクで観て話が素敵すぎて涙腺崩壊。 高校生男女のやりとりが初々しくて、時には笑えて、ただ切なくて、もどかしくて… 膵臓の病気で死ぬとわかっていても残りの命を明るく1日1日大切に過ごせたのは【秘密を知ってるクラスメイト】くんの存在があったから… あの時、敬遠せずにもっと早く読むべきでした。 是非皆さんに一読して頂きたい1冊です。

Posted byブクログ

2024/09/10

一気読み。あまりにも良いと聞くので、なかなか手をつけられずにいた。よって住野さんの作品でも4番目に読んだことになる。 やっぱり住野さん独特の文体、好きだな。ラノベっぽいと書かれている人もいるけどそれともまた違う感じ。痛さがない。物凄くお洒落な文体だと思う。 298ページでほろり。...

一気読み。あまりにも良いと聞くので、なかなか手をつけられずにいた。よって住野さんの作品でも4番目に読んだことになる。 やっぱり住野さん独特の文体、好きだな。ラノベっぽいと書かれている人もいるけどそれともまた違う感じ。痛さがない。物凄くお洒落な文体だと思う。 298ページでほろり。 本に縋り付く様にして読んだ。読書って常にこうあるべきだよね。

Posted byブクログ

2024/08/31
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映画もみたけど、本の方が好きだった。特に遺書の内容は文書のほうが断然良かった。映画だと共病文庫の部分と遺書の部分が映像的に分散していて、ちょっと感情の盛り上がり的に物足りない感じ。

Posted byブクログ

2024/08/30

・原作のヒロインと浜辺美波がマッチしすぎていた。 ・元彼。人は見た目より中身。 ・2人の旅行シーンは微笑ましかった。 電車でお弁当食べるところとか何だか良かった。

Posted byブクログ

2024/08/29

映画の方を先に見たので、本は読まなくていいかと思ってましたが、よくオススメされるので読んでみました。 だいたいのストーリーは把握してるので、ページを急ぐことなく、主人公達の秀逸でかつ漫才の様な会話をじっくり楽しむことができました。

Posted byブクログ

2024/08/27

主人公 桜良の残り少ない命をたくさんの友達と過ごしていく話。 ラストはすごく悲しい終わり方でしたが、生きる大切さ、生きている素晴らしさを 学ばせていただきました! 改めて、中学生、高校生になってから再読したいです。

Posted byブクログ

2024/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルの「君の膵臓を食べたい」の意味を、病気で逝ってしまった彼女を忘れたくないという意味で発した言葉なのだと予想していたけど、彼女の死も、2人の不思議な関係も予想していなかったものでとても楽しく読んだ。 元気溌剌で友だちも多くて明るい咲良と、正反対で生きているような他人に全く興味がなくて本を読むことだけを愛する草舟のような僕が出会ったのはお互いがそうすることを選択したからで、偶然ではないという言葉が印象的だった。 もうすぐ死ぬとわかっている咲良こそ運命を恨んだりしてもおかしくないのに、自分の人生を自分の責任で選択している、という言い方をしている彼女はとてもかっこいいと思った。そして、その考え方を聞いて学んぶことが多いと敬意を示した僕との関係性も、お互い人間としてのリスペクトがあって健全な関係だと思った。 〈作品の特徴〉 2人の会話もテンポ感よくて死をジョークにすることも重く感じず楽しめたし、咲良と「名前のない僕」の友達や恋人の枠組みに囚われない関係性も素敵だと思った。主人公の名前もなかなか明かされず名前が伏せられたまま人との関係性の中で変化するのも工夫が凝らされていたし、敢えて学問のかみさまとラーメンが有名な場所に行った、とか、魚の卵とか、名称をはっきり明言しないのも面白いと思った。夏休みの宿題はコツコツ終わらせるのに咲良のからの宿題は終わりそうに言うとか、細かい伏線を回収してくのも巧みだなぁと感心した。楽しむ仕組みが張り巡らされている。

Posted byブクログ

2024/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まごうことなき虚無。すべての異性愛主義よ、滅びろ  「百合のあいだに挟まる男」モノというか、「親友さん」視点だと百合NTR小説だったので可哀想だった(T-T) 太宰治や志賀直哉や村上春樹などの日本近代文学のコンテキストに詳しければもっと色々語れそうではあった。ロマン主義小説、一人称小説はいかにして生まれたのか。そこではつねに何が抑圧され踏みにじられてきたのか。

Posted byブクログ

2024/08/24

読書感想文用に中学生の娘に買ったけど、放置されているので自分で読んだ。 中学生の頃に読みたかった。 映画は見てないけど、主人公に北村匠海さんを思い浮かべながら読むと想像力がかきたてられて、感情移入して、おばさんながらも泣いた。 選択して選択さて選択した結果、今ここにいる。そしてま...

読書感想文用に中学生の娘に買ったけど、放置されているので自分で読んだ。 中学生の頃に読みたかった。 映画は見てないけど、主人公に北村匠海さんを思い浮かべながら読むと想像力がかきたてられて、感情移入して、おばさんながらも泣いた。 選択して選択さて選択した結果、今ここにいる。そしてまた悩み選択して今ここにいる人と接していると思うと、職場の同僚や自分にかかわる人をもっと大切に大事に接したいと思った。

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2024/08/23

ラノベ…はラノベだけど。 独特の文章で面白いと思った。 この作者の書き方なのか、この作品の特徴なのか、『名前』というものをはっきり書かない。 主人公からそうだが、『学問の神様』とか『魚の卵』とかw(←当ててみよーw) いわゆる『カニバリズム』という題材。 ガチでやってるのが『ふく...

ラノベ…はラノベだけど。 独特の文章で面白いと思った。 この作者の書き方なのか、この作品の特徴なのか、『名前』というものをはっきり書かない。 主人公からそうだが、『学問の神様』とか『魚の卵』とかw(←当ててみよーw) いわゆる『カニバリズム』という題材。 ガチでやってるのが『ふくわらい/西加奈子著』 比較対象として並べてみた。 他にも『カニバリズム』を取り入れた作品あるだろうか?…別に進んで読んでみたいと思わないけどw(『ふくわらい』はカニバリズムと知らずに読んだので苦笑) 今回の刺さった文章は桜良のセリフ「君がきちんと皆と話さないからだよ」 グサッときたけどw 私の場合はこのトシなので、その時々に合わせて自己開示したりしなかったりしてるけどねw

Posted byブクログ