君の膵臓をたべたい の商品レビュー
当時、表紙と題名が気になり手に取って。読んだらなかなか面白い。一気に読了。 多分舞台が特定できたから。 それと本を読む人には面白い展開だったのでは。 のちに映画化になることを聞いてかなり嬉しかった気がするが、映画化はまた内容が変えられてたけど、まあそれなりに面白かった。
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一人称の語り方がちょっとだけ苦手だったけど、話の流れが見事すぎた 浜辺美波が浮かびすぎるし、ピッタリすぎて怖い
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ストーリー構成も、文章表現も、あまりに未熟だと思った。結末が評判だったので知りたくて全部読んだが、何度も本を閉じたくなった。主人公の人格軸がぶれぶれで、出来事にも起承転結が伴っておらず、「作者のしたいこと」が常に作品を先行しているような気がした。 なぜこんなに高く評価されているの...
ストーリー構成も、文章表現も、あまりに未熟だと思った。結末が評判だったので知りたくて全部読んだが、何度も本を閉じたくなった。主人公の人格軸がぶれぶれで、出来事にも起承転結が伴っておらず、「作者のしたいこと」が常に作品を先行しているような気がした。 なぜこんなに高く評価されているのか分からない。
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最後の展開にはドキッとさせられた。そんな最期を遂げるとは思わないじゃん…。 真反対の2人が磁力のように引き寄せられた物語なのかな。 生きている日々が当たり前ではない。 ただ、こんな単純なことを伝えたいわけではないと思うから、それを読み取れないのが悔しいな。 最後に仄めかしていた初恋の相手は誰なのだろうか。 これはさくらということでいいのかな。 そんな気がする。 生きるということについて、さくらは外が私を作る、春樹は内が作るという対立構造なのかな。 とりあえず見つけた小ネタ(?) 病院での桜の話の最後の冗談は、死が=志賀 最後に梅酒を供える=さくらの推察が当たり
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p174- さっきよりも間近に、自分以外の吐息、加えて、鼓動。熱、甘ったるい匂い。彼女の右腕が僕の首に回されている。顔は見えない,彼女の口が僕の耳元にある。頬と頬が、触れそうな距離にある。時々触れる。 --- 耳元で、囁き。声と吐息が耳たぶにかかる。 --- 黒い髪が、鼻先で揺れる。 --- 甘ったるい。 -------- えっっっっっろ。 句読点の使い方で表現がこんなにも変わるのかと感じた。 p.s. 星のおうじさまを見る。
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まず、表紙を見た時にタイトルに込められた意味を知りたいと思った。なぜ膵臓なのか、なぜ食べたいという表現に至ったのか。 主人公に好感が持てた。理性的で、紳士的で敬意を忘れないようなそんな人格で、ストレスなく読み進めることができた。 恋愛系の小説は初めて読んだのだが、想像よりも良かった。いや、恋愛というより人と人の繋がりが素敵だなと感じた。特に今回は「迫り来る死」がテーマとしてあり、いろいろなことを考えさせられた。死を感じて初めて生の実感が湧くことも学んだ。そして、遺書や闘病日記(作中では共病文庫)を残すことの良さを知ることができた。自分の死後、恥もリスクも恐れず言いたいことを吐き出せることと、それを読んだ人の反応を想像してニヤつくのも楽しそうだ。いづれ、私は必ず死ぬ。それは病気か事故かそれ以外か見当もつかないが、もし仮にそれが病気であったら、桜良のように自分の感じたことを綴ったものを残してみるのもいいかもしれない
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君の膵臓をたべたい 7年ぶりに2度目の読了。すっかり話を忘れていたのでラストの悲劇に驚かされた。 自由奔放で天真爛漫な山内桜良と、陰キャで理屈っぽい志賀春樹(少し村上春樹作品の主人公のようなキャラクターを彷彿とさせる。)2人のやり取りが物語の主軸となり、愉快な掛け合いとブラッ...
君の膵臓をたべたい 7年ぶりに2度目の読了。すっかり話を忘れていたのでラストの悲劇に驚かされた。 自由奔放で天真爛漫な山内桜良と、陰キャで理屈っぽい志賀春樹(少し村上春樹作品の主人公のようなキャラクターを彷彿とさせる。)2人のやり取りが物語の主軸となり、愉快な掛け合いとブラックなユーモアを交えながら、ラストの悲劇へと駆け抜けていく物語。非常に読みやすく、テンポも良く、衝撃的でもあるので2016年の本屋大賞2位は納得。(個人的には1位) クスッと笑え、ウルって泣けて、ええ!っと驚ける3拍子揃ったトリプル3選手のような作品。
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ずっと気になっていた、住野よるさん原作の小説ついに読了。 近所のブックオフでたまたま見かけて安く買ったのだけれど、なんと実は以前の所有者が同級生だったというオチ、、 (カタツムリくらいのスピードで読んでいるため、毎回月末ペースになって申し訳ないです、、) この作品は、実写映画もアニメ化もされているのだけれど、実写映画を去年遠くにいるとある人と一緒に見たことがあって思い入れのある作品だ。アニメ版はちゃんと見た記憶がまだない。 名前が出てこない主人公「僕」と、膵臓の病気を患う少女山内桜良の絆の物語。 自分は、どちらかと言うと「僕」側の人間で人と関わることが苦手だ。臆病だし、傷つくのが怖い。だから、桜良(さくら)みたいに人に積極的になれるのが羨ましい。 普通なら「え、いじめられてるやん」と思ってしまうことにも主人公は冷静に対応するところにすごいと思う。でも、それは自分には関係のないことだと良い意味で割り切ってるからできるんだと分かった。 恋とか友情で収まり切らないほどの簡単な言葉で片付けられないほどの関係が羨ましいと思った。 桜良も言っていたけれど、「恋や友情で収めたくない」というのが、自分はいくら好きでも「友達」や「恋人」になった時傷つくリスクを背負うことだと思うから、人とのやりとりに立ち向かえる人間になりたいと思った。 なんか、ガム食べたくなったのと、桜良ちゃんには悪いけど学級委員の彼とは別れて正解だったと思うw ※「共病文庫」の内容を読むときは号泣必至!
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単純といえば単純で、ありがちな病気と別れをテーマに描かれた作品。 ただ、小説を読み始めて2冊目くらいに読んだからというのもてつだって「小説ってこんなに感情移入できるものなんだ」となった記憶がある。映画とはまた違った面白さがあるのだと気づけた思い出の作品。 中学生向けだと...
単純といえば単純で、ありがちな病気と別れをテーマに描かれた作品。 ただ、小説を読み始めて2冊目くらいに読んだからというのもてつだって「小説ってこんなに感情移入できるものなんだ」となった記憶がある。映画とはまた違った面白さがあるのだと気づけた思い出の作品。 中学生向けだと言われても納得できるくらい全体を通して読みやすい簡単な文章。今思えば物足りなく感じる場面も多いかもしれないけど、入門としてはちょうどよかったのだと思う。 泣いた。ほんと病気とか別れとか恋愛とか、自分のウィークポイント過ぎてだめなのです
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よくある余命ものだなぁって高を括って読んでたら普通に号泣しちゃった 星3に読後にミスチルのhimawari聴いて+☆1 って感じ
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