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逆説のスタートアップ思考 の商品レビュー

4.3

33件のお客様レビュー

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2024/02/10

示唆に富む言葉が数多く入っている。自分はスタートアップほ関係しないと思うが、ある企業がスタートアップとして伸びていくかどうか見守り、分析していくことを考えたら大変参考になる本だ。 ■不合理な方が合理的。 ■難しい課題ほど簡単になる。 ■本当に良いアイデアは説明しにくい。 ■賛成す...

示唆に富む言葉が数多く入っている。自分はスタートアップほ関係しないと思うが、ある企業がスタートアップとして伸びていくかどうか見守り、分析していくことを考えたら大変参考になる本だ。 ■不合理な方が合理的。 ■難しい課題ほど簡単になる。 ■本当に良いアイデアは説明しにくい。 ■賛成する人が殆どいない大切な真実。 ■戦略とは「やらないこと」を決めること。 ■独自の価値を持つ。 ■多数の「好き」よりも少数の「愛」を。 ■「運」は挑戦する回数に依存する。

Posted byブクログ

2023/08/13

実は目新しいことは書いてなくて、ゼロ・トゥ・ワンやワイコンビネーターことを簡潔にまとめている本であり、それを日本で刺さるように書いてある。何をするためにスタートアップを起こすのかを考える意味で良い本。

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2023/01/20

「解像度を上げる」が良かったので、こちらも読んでみた。 スタートアップが大事にすべきことは反直感的な方、例えば「合理的なものより不合理なもの」「大きな市場より小さい市場」ということや、スタートアップに最初からフルコミットするよりサイドプロジェクトとして始めた方がよいなど、具体的な...

「解像度を上げる」が良かったので、こちらも読んでみた。 スタートアップが大事にすべきことは反直感的な方、例えば「合理的なものより不合理なもの」「大きな市場より小さい市場」ということや、スタートアップに最初からフルコミットするよりサイドプロジェクトとして始めた方がよいなど、具体的な知見がまとめられていた。 2017年の本ではあるが、今読んでも違和感なく読めた。

Posted byブクログ

2022/11/04

Zero to Oneの日本語縮小版焼き直しという感覚。 メトリクスの概念と、終章の熱意が良かった。

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2022/09/03

タイトルの"逆説"とは、正攻法から考えず、よくある失敗から考えるという思考のことを指している。 筆者は、MicrosoftでVSのプロダクトマネージャー経験あり。今は東大産学協創推進本部。 本書の目的は、スタートアップという領域で、反直観的な事柄や逆説的な...

タイトルの"逆説"とは、正攻法から考えず、よくある失敗から考えるという思考のことを指している。 筆者は、MicrosoftでVSのプロダクトマネージャー経験あり。今は東大産学協創推進本部。 本書の目的は、スタートアップという領域で、反直観的な事柄や逆説的な言説が起こる背景を説明し、それらに基づくスタートアップの思考法を理解深めてもらう。 とにかく読みやすい。そして事例がかなり豊富。習うべき点が多い良書

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2022/07/10

やばすぎる。スタートアップにおける考え方や思考法などが非常にまとまって書いてあり、読みやすく、出典も明確で非常に良書。 本書にも情熱は行動した後に生まれるし、スタートアップについて勉強するのではなく、最短はまずスタートアップをやってみること、といわれているのだが、同時に、減らせる...

やばすぎる。スタートアップにおける考え方や思考法などが非常にまとまって書いてあり、読みやすく、出典も明確で非常に良書。 本書にも情熱は行動した後に生まれるし、スタートアップについて勉強するのではなく、最短はまずスタートアップをやってみること、といわれているのだが、同時に、減らせる失敗は減らしながら、ランダム性を楽しむべし、とも書いてあり、つまり本書を読んで全体的な理解を深めることは非常に重要。 特に重要書籍(ブラックスワン・ゼロトゥワンなどなど)からの参照が効果的にされており、それぞれを読み込まなくても、一旦概要を抑えられるとい言う意味にでもすばらしい。 さらに言えば、読みやすく1日で読めるので、コスパも最高。 スタートアップにおける書籍だが、実際にはこの考え方はほとんどのビジネスや、生活、キャリアなどいろんなことに応用が可能な,非常に汎用的な知識だと思う。

Posted byブクログ

2022/07/04

前章 スタートアップとは スタートアップとは/なぜスタートアップなのか/「スタートアップ思考」が体系化され始めた/サバイバルするためのスタートアップ思考/健全な社会のためのスタートアップ 1章 アイデア-「不合理」なほうが合理的 スタートアップとは「反直観的」である/「不合理」...

前章 スタートアップとは スタートアップとは/なぜスタートアップなのか/「スタートアップ思考」が体系化され始めた/サバイバルするためのスタートアップ思考/健全な社会のためのスタートアップ 1章 アイデア-「不合理」なほうが合理的 スタートアップとは「反直観的」である/「不合理」なほうが合理的/「悪く見えるアイデア」を選ぶとはいえ/「難しい課題」のほうが簡単/ソーシャルインパクトの重要性/「面倒な仕事」を選ぶ/「説明しにくいアイデア」を選ぶ/りよいものではなく「異なるもの」を/「反領域的な課題」へおもちゃのような解決策を/今はまだ「名状しがたい何か」/考え出すのでなく「気付く」/急速な変化は「徐々に始まる」/「Why Now?」/着目すべきは「劇的に変化するテクノロジ」/インベンションから「イノベーション」へ/スタートアップは「べき乗則」である/ヒットではなく「ホームラン」/「ビジョン・ミッション・ストーリー」の重要性/「未来の仮説」としてのスタートアップ/この章のまとめ コラム アイデアのチェックリスト 2章 戦略-小さな市場を独占せよ 競争ではなく「独占」/競争は「偏る」/独占が消費者へ提供する「メリット」/独占の「条件」/「イノベーションのジレンマ」を利用する/「小さい市場」を狙う/「急成長する市場」を狙う/「長く」独占する/「徐々に」広げる/競争したら「負け犬」/先行者利益よりも「終盤を制すること」/価値の大きさと価値の割合は「独立」している/独自の「価値」と独自の「やり方」/「何しないか」決める/「最高」を目指さない/戦略は「実践」から生まれる/この章のまとめ コラム 大企業でアイデアを守る仕組みの重要性 3章 プロダクト-多数の「好き」より少数の「愛」を 製品が通る道/「欲しがるもの」を作る/「製品以外」もプロダクト/プロダクト体験は「仮説の集合」/「今日はどうやってプロジェクトを殺そう」/顧客自身も「分かっていない」/多数の好きより「少数の愛」/とにかく「ローンチ」/「スケールしないこと」をする/でも「成長率」を追う/「継続率と離脱率」で愛を測る/「口コミ」で愛を測る/「マジックモーメント」は一刻も早く/「メトリクス」を追跡する/メトリクスが従うのは「ビジョン」/メトリクスは「一つ」/追跡は「徹底的に」/「サポート」は製品開発だ/これから必要なのは「カスタマーサクセス」/「セールス」も製品開発だ/セールスは「聞く」こと/「ディストリビューション」がボトルネック/実行方法を「ハック」する/最後のプロダクトは「チーム」/この章のまとめ コラム スタートアップはモメンタムを失ったら死ぬ 4章 運-それはコントロールできる 起業家の「リスク」とは/「バーベル戦略」でブラック・スワンを回避する/「アンチフラジャイル」に賭けろ/「回数と速度」はコントロールできる/「量」が「質」を生む/「損」は怖い?/「大きな負け」を避ける/「助け合う」こと/この章のまとめ コラム 東大生とスタートアップ 終章 逆説のキャリア思考 スタートアップ思考をキャリアに組み込む/人生におけるバーベル戦略とアンチフラジャイルの価値/偶然性、不確実性、ランダム性、ボラティリティ/キャリアのランダム性/スタートアップは安易にお勧めできない/スタートアップのことなんて知らなくていい/やりたいことはやってみないと分からない/まずはサイドプロジェクトから/逆説のスタートアップ「試行」

Posted byブクログ

2021/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いろいろなエピソードを含ませながら説明されていて、なるほどと思う。著者はいろいろな本をよく読んでいる。 最後の「すでに不合理なアイデアや賛成する人がほとんどいない大切な真実に気付いているのであれば、本書を捨てて、今すぐ製品を作り始めてください。・・・」との語りかけは、すべてを物語り、著者のスタートアップを支援したいと思う真摯な姿勢が垣間見られる。

Posted byブクログ

2020/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

馬田氏によるスタートアップの本。教科書的な内容も多くとてもわかりやすいとともに本質的でとても面白い。スタートアップは反直感的とのくだり、バカなとなるほどとも言われるが経営、競争戦略において非常に重要なポイントをついた言葉でよき。 unsexyこそ最もsexyとも言い表される部分。 メモ ・アイデア  不合理な方が合理的 難しい課題ほど簡単になる 本当に良いアイデアは説明しにくい スタートアップの成功はべき乗則に従う ・今の時代の集団が間違っている信じている幻想を見抜き、それに異を唱えることが、スタートアップに必要な資質。 ・あわせてwhy now?も重要。 ・難しい課題の方が簡単になる理由 周囲からの支援が受けやすくなる 優秀な人材採用につながる 競合がいないマーケットに進出できる ・スタートアップのアイデアは考えだすのでなく、気付くもの。 ・未来仮説。未来に生きて欠けているものを作れ。今から10-20年先に世界はどうなっていて、自分のビジネスはその世界にどう適応しているだろうか。誰も築いていない、価値ある企業とはどんな企業だろうか。 ・独占のための戦略 ピーターディール 小さな市場を選ぶ 少数の特定顧客が集中していること ライバルがほとんどいないこと 顧客に刺さり続ける仕組みがあること スケールのために必要な限界費用が安いこと ・スタートアップの成功要因の80%は市場の選択によるという分析もある。 ・長期独占に必要な要素 ピーターティール 専売的な技術 ネットワーク効果 規模の経済 ブランド ・まず独占し、徐々に広げること。 ・先行者利益より、終盤を制すること。 ・独自の価値を独自のやり方で作るという二つの条件を同時に満たすことが重要 ・あえてスケールしないことをすることで、創業者は自分たちの会社、そのすべての業務のエキスパートになれる。 ・週次成長率は5%以上を設定する ・成長率を軸に置くことで、方向性が定まってくる他、新しいアイデアにつながることも。 ・バーベル戦略。極端に保守的な投資と極端に陶器製の高い投資を組み合わせ中くらいのリスクは一切取らないと言うもの。 ・アンチフラジャイル。変化によってダメージを受けるんじゃなく大きな利益を得るもの。 ・検証の速度と回数はコントロールできる。

Posted byブクログ

2020/07/06

シリコンバレーのスタートアップ系書籍の内容がよくまとまっていて読みやすい。 引用している本がどれも良書ばかりなので派生して読んでいきたい。

Posted byブクログ