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逆説のスタートアップ思考 の商品レビュー

4.3

33件のお客様レビュー

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2020/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んで結構時間が経つけど、UXデザインの師匠に渡されて読んだ。何かの解決策にはなるとは思わないけど、元気がないときに読んだら、元気が出る系の本。事例も多い。 他の企業が嫌がって取り組まないことを仕事にするとニッチなので競合が現れにくいとか、 質は最初は低くてもいいから迅速に着手して、兎に角、短いスパンで検証を繰り返して改善するのがよいとか。

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2020/03/19

スタートアップとは何なのかについてよく理解できた。スタートアップ思考は普段の直感的な考えとは異なるところが多く思考としての幅が一気に広がったように思う。コモディティが避けにくい現代社会においてスタートアップで働かなくてもこの考えを持つことは意味があると思った。

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2020/09/09

https://www.read4action.com/report/detail/?id=1641

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2019/10/30

p.143 スタートアップにとってもっとも重要なことは、「人の欲しがるものを作る」ことです。スタートアップを始める人たちは「誰かが欲しがるもの作る」ということを忘れがちです。人はつい「自分の作りたいもの」や「誰かがきっと欲しがると決めているもの」を作ってしまい、時間を無為に過ごし...

p.143 スタートアップにとってもっとも重要なことは、「人の欲しがるものを作る」ことです。スタートアップを始める人たちは「誰かが欲しがるもの作る」ということを忘れがちです。人はつい「自分の作りたいもの」や「誰かがきっと欲しがると決めているもの」を作ってしまい、時間を無為に過ごしてしまったあと、資金難に陥ってしまいます。 →「自分の作りたいもの」ではなく「人が欲しがるものを作る」。常に顧客視点に立ち続けることが如何に難しいか。謙虚な気持ちが大切ですね。 p.158 「最初のバージョンが恥ずかしいものでなければ、それはリリースが遅すぎだ」とビジネス特化型SNS、LinkedIn創業者であるリード・ホフマンは言っています。 →生煮えの状態でも一旦形がみえたところでリリースして反応を見る。そもそもの方向性に問題があれば捨てる勇気も必要。仮説と検証を如何に短時間でサイクルできるかがポイントということか。 p.175 スタートアップが追いかけるメトリクスは一つに絞るべきです。資源の少ないスタートアップにとって、たくさんのメトリクスを設定してもあまり意味がないどころか、視点や行動がぶれてしまうので、よいことはまったくありません。 →挑戦した数をメトリクスに設定して、徹底的に追いかけることにしました。挑戦する際には短時間で仮説を設定し、挑戦の結果、仮説が正しかったのか日々検証します。

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2019/02/01

著者の馬田隆明氏は、日本マイクロソフトでスタートアップの支援を行っていた人で、現在は東京大学で学生にスタートアップのレクチャーをしている。 33歳で本書を出版していることに驚く。 内容は、スタートアップではないビジネスマンにも通じるものが多く含まれている。 イノベーションが社会を...

著者の馬田隆明氏は、日本マイクロソフトでスタートアップの支援を行っていた人で、現在は東京大学で学生にスタートアップのレクチャーをしている。 33歳で本書を出版していることに驚く。 内容は、スタートアップではないビジネスマンにも通じるものが多く含まれている。 イノベーションが社会を変える時代である。そして、イノベーションはスタートアップから生まれることが多い。 つまり、スタートアップに必要な思考は、イノベーションを起こすための思考である。 しかし、私たちも規模や次元の違いがあれど、仕事面で何かしらの革新を求められている。また、革新を起こしたいと思っている。 私が印象深かったのは本書冒頭の次の3点。 ①不合理な方が合理的 一見不合理に見えるが実は合理的なアイデアこそ革新に通じる。しかし、一見不合理に見えるアイデアのほとんどは本当に不合理なアイデアなので注意しなければならない。 ②難しい方が簡単 誰もやりたがらないほど面倒で困難なことの中に、宝がある。その面倒を引き受けて困難にチャレンジすることが革新の近道である。 ③分かりにくい方が良い 全く新しいものにはカテゴリーがない。ゆえに、説明しても分かりにくいようなものである。どのカテゴリーにも属さないような未知のものこそが、革新に近い。

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2019/01/20

スタートアップというのは、「短期間で急速に成長する組織体」のことらしい。起業ともニュアンスが違い、短期間で結果を出さないとダメらしい。しかも、今まで誰もやっていない事であり、アイデアとして普通は否定されるようなことなので、簡単なことではない。

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2018/11/04

米国で「スタートアップ」と呼ばれる会社はとにかくクレイジー。出資するVCも同じ。「三振かホームランか」で一攫千金を夢見る凄まじい連中が、一日も早く市場を独占することを至上命題としてしのぎを削る世界。「儲かるかどうか」を丁寧に説明して何ヵ月後かに出資が決まる日本とは基本的に違う。「...

米国で「スタートアップ」と呼ばれる会社はとにかくクレイジー。出資するVCも同じ。「三振かホームランか」で一攫千金を夢見る凄まじい連中が、一日も早く市場を独占することを至上命題としてしのぎを削る世界。「儲かるかどうか」を丁寧に説明して何ヵ月後かに出資が決まる日本とは基本的に違う。「最近できた会社」をスタートアップと呼ぶのだと思っている人は本書を読んで勉強不足を反省すべし。

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2018/11/03

本人のオリジナルというより、Yconとかピーターティールの話のまとめ。でも読みやすくまとまっていると思いました。ふろむだの話と似てる。 P117 負け犬とは競争に負けた人でなく、競争しているひとが負け犬 P206 成功している人もむやみにリスクをとっているわけではない P218...

本人のオリジナルというより、Yconとかピーターティールの話のまとめ。でも読みやすくまとまっていると思いました。ふろむだの話と似てる。 P117 負け犬とは競争に負けた人でなく、競争しているひとが負け犬 P206 成功している人もむやみにリスクをとっているわけではない P218 運はコントロールできないが、回数はコントロールできる P243 一般的には、人は必要以上に偶然性やランダム性を怖がりすぎている。この世界には悪い偶然と同じように良い偶然もあふれている

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2018/10/21

・世の中に「新しい価値を作ること」と「その価値のどれだけの割合を獲得するか」はそれぞれが独立しているとうこと ・戦略の本質は「何をしないかを選択すること」 ・マジックモーメントは一刻も早く ・KPIが従うのはビジョン ・Dropboxは一時、道行く人たちへスタートアップのコーヒー...

・世の中に「新しい価値を作ること」と「その価値のどれだけの割合を獲得するか」はそれぞれが独立しているとうこと ・戦略の本質は「何をしないかを選択すること」 ・マジックモーメントは一刻も早く ・KPIが従うのはビジョン ・Dropboxは一時、道行く人たちへスタートアップのコーヒーをご馳走する代わりに顧客インタビューをしていた ・社会的に重要で困難だと人が集まりやすい(みんな課題感を抱えているので、共感されやすいから) ・VCから投資を受けるには、逆張り的なアイデアである必要がある ・最初からスケールを狙うのではなく、まず自分たちで動いてみることでどこにボトルネックがあるのかを見る ・サポートを自分たちでやる:エンジニアの真ん中に電話を置いて自分たちで電話を取りその場ですぐ直す 予測可能なリスクの中で、その後跳ねる投資を(Google20%ルール) ・独占のための戦略ではまず何より「素早さが重要」  1、小さな市場を選ぶこと  2、少数の特定の顧客が集中していること  3、ライバルが殆どいないこと  4、顧客に刺さる仕組があること  5、スケールのために必要な限界費用がないこと

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2018/03/31

 スタートアップという言葉はアメリカのシリコンバレーからきたもので、急成長する事業を指すそうです。本書では、急成長しない(させようとしない)事業は、スモールビジネスと呼び区別しています。  「はじめに」の物語に登場するスタートアップの中で、私が知っていたのは、Facebook・...

 スタートアップという言葉はアメリカのシリコンバレーからきたもので、急成長する事業を指すそうです。本書では、急成長しない(させようとしない)事業は、スモールビジネスと呼び区別しています。  「はじめに」の物語に登場するスタートアップの中で、私が知っていたのは、Facebook・Instagram・Amazonだが、いずれもITを余すことなく活用している企業であり、当然のことながら本の前半はスタートアップにはITありき、という雰囲気が漂う。  話はスタートアップに重要なアイデア・戦略・プロダクトの順で進むが、ITを利用する側にいる私にとって、前半は少々読みにくかったので、第3章のプロダクトから読み始めたところ理解が進み、俄然面白くなって駆け足で読み終えた。  大企業がイノベーションを起こせない理由の一つは、オペレーターなってしまった人たちのの嫉妬が原因で、ノベーターを守れないから…だから、大企業は、スタートアップとのオープンイノベーションに活路を見出そうとしているのかもしれませんね。  売るものが何であっても、先ず必要なのは、プロダクトの魅力です。それを高めるために必要なのは、シンプルな状態で良いから出来るだけ速くローンチ(リリース)して顧客の反応を見ながら、アップデートして行くこと。立ち上げ時は創業者が自らカスタマーサポートを行うことも必要、とのこと。普段、カスタマーサポートをサポート?している私としては、お客様の声は宝の山、という考え方が良く分かります。お客様の声を上手く活用しましょう。

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