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野村證券第2事業法人部 の商品レビュー

3.6

46件のお客様レビュー

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2017/09/20

証券会社ってこんなかんじだったんだねー。と思って読みました。お世話になった人が、関わってて、読んだというので、私も読みました。

Posted byブクログ

2017/09/20

野村證券の営業マンとして、とてつもなく凄かった人らしい。こんなギラギラした人が営業マンとしてやってるのだから、昔はとてつもなくブラックな会社である事がわかる。野村證券時代の話はとても面白く読めたが、退職してコンサルになった後の話しはオリンパス不祥事事件の全貌が明らかになる話だが、...

野村證券の営業マンとして、とてつもなく凄かった人らしい。こんなギラギラした人が営業マンとしてやってるのだから、昔はとてつもなくブラックな会社である事がわかる。野村證券時代の話はとても面白く読めたが、退職してコンサルになった後の話しはオリンパス不祥事事件の全貌が明らかになる話だが、余り面白くは無かった。

Posted byブクログ

2017/09/16

一言だけ感想を述べるなら、「最高に面白かった!」 バブル崩壊時期を証券営業職として過ごした私としては、前半を大変面白く読ませて頂きました。後半は、冤罪や検察のあり方に関心のある方などが興味深く読めると思います。 証券不祥事前後、若年社員だった私の日々の業務には、こういう背景が...

一言だけ感想を述べるなら、「最高に面白かった!」 バブル崩壊時期を証券営業職として過ごした私としては、前半を大変面白く読ませて頂きました。後半は、冤罪や検察のあり方に関心のある方などが興味深く読めると思います。 証券不祥事前後、若年社員だった私の日々の業務には、こういう背景があったのか! 踊らされていた、あれやこれやのカラクリは、こういうことだったのか! と、読み進めるにつれ、次々と解明されていく過程が面白かったです。 古き良き時代、懐かしく。今思えば、無茶なことばかりでしたが、今の時代よりもずっと情が厚く「人」が主役でした。

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2017/08/17

 数字にこだわる、営業マンの鏡みたいな人です。ノルマ必達は前提で、そのためにホワイトからブラックまでどんな方法をとるか。グレーな方法しかなければそれをやる心意気。  京大卒の優秀な人に、加えてゴリゴリの営業をされたらとても敵わないと思います。  ネジを何本かはずすことと、とに...

 数字にこだわる、営業マンの鏡みたいな人です。ノルマ必達は前提で、そのためにホワイトからブラックまでどんな方法をとるか。グレーな方法しかなければそれをやる心意気。  京大卒の優秀な人に、加えてゴリゴリの営業をされたらとても敵わないと思います。  ネジを何本かはずすことと、とにかく動くこと、これ大事ですよね。  とにかく、バブル真っ只中を駆け抜けた人の自叙伝として、とても時代を感じます。 未だに野村証券の営業マンは毛筆の手紙を外注してるんでしょうか。

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2017/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半部分の野村證券支店営業時代から第二事業法人部までが面白く読めた。残念ながらオリンパスのくだりは金融のテクニカルな内容も多く冗長に感じた。 • •日本の刑事事件の無罪確率は0.1%と聞いて目の前が真っ暗になったが、ものは考えようだ。 0.1%とは千人に一人ということ。結構高い確率じゃないかと思えるようになった。野村證券の中で勝ち抜く確率を考えてみよう。私は0.1%よりももっと低い確率で勝った。あの当時日本に証券マンは何人いたのか。1000人に一人の確率なら絶対に勝てる自信がある。

Posted byブクログ

2017/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

横尾さん、めっちゃ頭いいー! 読み終えて思うのですが、日本めっちゃ怖い。無罪1000人に1人だって!裁判になったらほぼ有罪って…もう絶対冤罪ありますよねこれ?検察も警察もぜったい脳みそ筋肉しかいないだろうから、確実に「冤罪が出るのは仕方ない!」って思われてるんだろうな。捜査がちゃんとオープンになりますようにと願ってやまない。っていうか、捜査自体ずさんだし、何も解ってないし、こんなバカな人たちが捜査して大丈夫なのか本当に不安。 それにしても、頭良すぎたんでしょうね。ホリエモンとか村上さんとかが頭をよぎります。世間もね、ただのオジサンが痴漢で捕まると「かわいそう!冤罪!」って言ってくれるのに、高学歴高収入の勝ち組野郎が逮捕されると嬉々として「ざまぁぁぁ!」ってなりますよね。なんでだろうね? 前半の証券時代も、後半のオリンパスの山田氏の計画に巻き込まれていくところもハラハラしながら読みました。図解されてるので、完璧には理解できなくても大体は「こうやってお金動かしてごまかしてたのね」と思える。 私は冤罪だと思うけどな。もしかしたら、少しは知ってたのかもしれないけど「疑わしきは無罪」ですから。

Posted byブクログ

2017/05/21

2017/5/21読了。 半分は野村證券の内情も含めた著者のキャリアの振り返りで、残り半分はオリンパスの粉飾事件に関する内容であった。

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2017/05/06

野村証券時代の話は本当に面白い。 本人の傲岸不遜なキャラクター的にそもそも宮仕えは向いていなかったのかもしれないですが、こういう人をスポイルしてしまった野村證券のパワー低下は必然だったのかな、と思いました。 後半の事件に絡む話は、なんだか奥歯にものが挟まった感じで分かりにくく、大...

野村証券時代の話は本当に面白い。 本人の傲岸不遜なキャラクター的にそもそも宮仕えは向いていなかったのかもしれないですが、こういう人をスポイルしてしまった野村證券のパワー低下は必然だったのかな、と思いました。 後半の事件に絡む話は、なんだか奥歯にものが挟まった感じで分かりにくく、大分退屈でした。

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2017/04/09

若かりし営業時代については、こんな悪行やりました〜、野村はこんなにブラックでした〜、というよく聞く話で、もう飽きたわという感じ。 事業法人部に異動してからは、打って変わって面白い。仕組債を日本で初めて広めたのもなんと横尾さん。これだけ様々な金融商品を理解して運用している人なら頼り...

若かりし営業時代については、こんな悪行やりました〜、野村はこんなにブラックでした〜、というよく聞く話で、もう飽きたわという感じ。 事業法人部に異動してからは、打って変わって面白い。仕組債を日本で初めて広めたのもなんと横尾さん。これだけ様々な金融商品を理解して運用している人なら頼りたくもなる。でも歴代社長とかオリンパス事件に関わった人を写真付きでこき下ろすのはNGでしょ。 横尾さんが本当に訴えたかったことは次章のオリンパス事件。自分が検察に陥れられた経緯を詳しく説明している。お金の流れも金額と方法をものすごく詳しく説明しているのだが、あまりに難解。 これを読むとこの人はオリンパス事件の主導者ではないのかもしれないと思うが、読者がそう思ったら何なんだろうか。民意で裁判に勝つとかあるのか?

Posted byブクログ

2017/04/04

野村證券のトップセールスとして活躍した20年間を赤裸々に書いた一冊。冒頭部分はリテールのスターとしての営業風景が、中段部分はタイトルになっている第二事業法人部時代の生々しい躍動ぶりが、そしてラストはオリンパスの飛ばし事件に対する身の潔白さが、生々しく必死に描いる。 証券マンの付...

野村證券のトップセールスとして活躍した20年間を赤裸々に書いた一冊。冒頭部分はリテールのスターとしての営業風景が、中段部分はタイトルになっている第二事業法人部時代の生々しい躍動ぶりが、そしてラストはオリンパスの飛ばし事件に対する身の潔白さが、生々しく必死に描いる。 証券マンの付加価値とは何か、そんな強いメーセージが発せられており、顧客からフィーをいただくに足るだけの猛勉強ぶりが強く心を打つ。 もっと、もっと、貪欲に勉強せねば…

Posted byブクログ