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野村證券第2事業法人部 の商品レビュー

3.6

46件のお客様レビュー

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2020/10/26

3年ぐらい前に結構出版された、バブル期回想ものだったように思う。 かつてこの証券会社の方と仕事したことがありますが、どのセクションの方もえらくタフでした。

Posted byブクログ

2020/05/31

証券会社が過去にやってたことについての資料としては良いと思う。ただ、ものすごく優秀であったであろう著者の能力をこの業界に使ってしまったことが哀しい。道徳教育が足らなかったのか。

Posted byブクログ

2020/02/11

前半は、野村の社風を垣間見ることが出来て面白く読めた。絶対にこの企業で働きたくないし、こちらで株を買いたくないです。知識のない人間が手を出してはダメですね。。 頭がキレて行動力のある著者の半生を読むだけで、この方の熱量が伝わってきました。

Posted byブクログ

2019/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オリンパス事件の黒幕と言われる、野村證券出身のコンサルタント横尾氏の半生記。 野村證券時代の前半と、横尾氏本人から見たオリンパス事件の内実。 前半は「野村證券全体がキチガイなのか、横尾氏個人がサイコパスなのか、それともその両方なのか?」という感じで、会社の利益とコミッション稼ぎのために客を騙してはめ込み食い物にしていくのを武勇伝として語る。当時は違法/犯罪じゃなかったと、当時の緩いルールのすれすれを付いた手法を損失補填じゃなかったと言い切る思考回路。一般人から見たら犯罪者以外の何物でもない。少なくともホリエモンが捕まるなら横尾氏は終身刑ものにしか見えない。というかライブドアこそ、こういう証券会社の人間にいいように食い散らかされたんだろうな。 後半のオリンパス事件の内幕も、本人は自分が無罪と信じ込んでいるのが凄い。本人の経緯を読んでるだけでも怪しくってしょうがないと感じるのに、本人は「こういう経緯だから俺は潔白」と言い張っていて読んでて怖くなる。野村證券時代の悪行の数々を自慢しまくった挙句に、退職してコンサルタントになった途端に金融スキームにはノータッチで、ベンチャー投資に注力して料理機器メーカーの実務に邁進していたとか読者が納得すると思ってるんだろうか?おそらく横尾氏の記憶はそうなっているんだろうけど、現実は全然違うんだろうな、と。 勿論オリンパス経営陣の証言もほとんど信用できないのだろうけど、ご本人の弁明読むだけでも有罪感に溢れていて、ある意味尊敬。

Posted byブクログ

2019/04/27

実際に野村證券で長年働いてた著者による自伝。 いわゆる内部事情に関する暴露本。 内部事情に関して面白おかしく書いており、読んでいて痛快。株や証券の知識が必要なところあり。 後半はオリンパス事件の詳細について、検察批判など。 しかし、あくまでこれは著者の見解であるということに...

実際に野村證券で長年働いてた著者による自伝。 いわゆる内部事情に関する暴露本。 内部事情に関して面白おかしく書いており、読んでいて痛快。株や証券の知識が必要なところあり。 後半はオリンパス事件の詳細について、検察批判など。 しかし、あくまでこれは著者の見解であるということに注意は必要だろう。 オリンパス事件以外の部分、特に前半の内容が面白かった。オススメの一冊。

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2019/01/04

野村證券を経て、コンサルティング会社を設立した著者が中心人物として関わるオリンパス事件の真相や野村證券時代のエピソードを書いた一冊。 本書では前半では著者の経験に基づいて書かれる野村証券の内情を後半ではオリンパス事件の当事者として事件の真相や自身の思いが書かれていて読んでいて刺...

野村證券を経て、コンサルティング会社を設立した著者が中心人物として関わるオリンパス事件の真相や野村證券時代のエピソードを書いた一冊。 本書では前半では著者の経験に基づいて書かれる野村証券の内情を後半ではオリンパス事件の当事者として事件の真相や自身の思いが書かれていて読んでいて刺激を受けました。 野村證券でのコミッション亡者と呼ばれ、トップを走り抜いていた時代の証券会社の壮絶な内情は想像を超えるものがあり読んでいて大変刺激を受けました。 そして、個性的なメンバーとのエピソードも印象に残りました。 また事法時代の大企業との商いの数々は生々しいもので市場の裏側を知り、衝撃を受けました。 データベースマーケティングへの著者のこだわりとオリンパス事件の同社の投資のスキームは上場会社としての健全性を疑うものであるとも感じました。 また、特捜の逮捕劇の裏側で行われていた取り調べが赤裸々に書かれており、世間で話題になっている事件に対する目が本書を読んで変わりました。 証券業界の裏側や検察の真実など普段知ることのできないことを多く知ることのできた一冊だと感じました。

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2018/12/29

色んな人(主におじさん)と金融について話すとき、プラザ合意(85年)以降の日本の金融史を知っていることが結構大切で、その点、この本はちょうどその頃から最近までの金融史を振り返る上でとても良い。そして、証券会社の営業ってこういう世界なのね…という勉強にもなって、証券マンを見る目が変...

色んな人(主におじさん)と金融について話すとき、プラザ合意(85年)以降の日本の金融史を知っていることが結構大切で、その点、この本はちょうどその頃から最近までの金融史を振り返る上でとても良い。そして、証券会社の営業ってこういう世界なのね…という勉強にもなって、証券マンを見る目が変わりました(畏怖)。

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2021/07/11

★想像を超える野村★意図せずして野村続きとなったが、本人が書いているためか「プライベートバンカー」よりはるかに深く面白い。地を這うような営業をしていた若いころは客に損をさせるのは当たり前と思っていたようだが、東京で法人相手になって稼げるようになると考えが正反対になったように記すの...

★想像を超える野村★意図せずして野村続きとなったが、本人が書いているためか「プライベートバンカー」よりはるかに深く面白い。地を這うような営業をしていた若いころは客に損をさせるのは当たり前と思っていたようだが、東京で法人相手になって稼げるようになると考えが正反対になったように記すのが、身勝手だなあとむしろ笑えてくる。 著者はもちろんオリンパス事件の裁判で不当な扱いを受けていることを書きたく、これだけ読むと納得する気もする。ただ何よりそこに至るまでの野村の営業の強さと耐えられる精神力に圧倒され、あらゆる無茶を飲み込む組織の一端がのぞけたのをありがたく思う。 〈再読20210711 星4〉序盤で思い出したが、読んだのを忘れていた。証券会社による推奨銘柄がなくなって、臆病な日本人には株が買えなくなったのが株価低迷の理由、と言い切るのは、証券会社の傲慢さが明確でむしろ清々しい。 独立した後、運用ではなく事業育成に取り組んでいたというのは、改めて読むと違和感がある。そこにこの人の能力はないだろうに。

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2018/09/02

前半は野村證券時代のエピソード、後半はオリンパス事件の解説。前半は面白いが後半はややダレる。 ある意味噂通りだが、野村證券の稼げば何でもありの軍隊式社風は凄まじい。客は損させて当たり前、パワハラ当たり前でノルマが出来なければ人にあらず、稼げる奴がとにかく偉い・・・。賛同はできない...

前半は野村證券時代のエピソード、後半はオリンパス事件の解説。前半は面白いが後半はややダレる。 ある意味噂通りだが、野村證券の稼げば何でもありの軍隊式社風は凄まじい。客は損させて当たり前、パワハラ当たり前でノルマが出来なければ人にあらず、稼げる奴がとにかく偉い・・・。賛同はできないが、他社とは鍛えられ方が違うのも事実。

Posted byブクログ

2018/06/30

時代が違う。まだ、そんな事言っているのか。ただし、オリンパスへの関与が冤罪だとすれば、どのようなけじめがつけられるか注目したい。

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