錆びた太陽 の商品レビュー
財護徳子の来た目的があまりピンとこなかった。近未来の話ではあるが、今の時代の問題点などを盛り込んでいると思った。 サクッと読める一冊でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
恩田陸さんの想像力が爆発している作品でした。まさかゾンビ物とは驚きです。 徳子の本当の目的は本当に合歓の木を見に来たことだったのか?湯川博士にはなぜ意識が残ったままだったのか?今後のごみ箱計画、制限区域の行く末は?シンコと水越一家の関係は? などなど、かなりの謎を残したままエンディングを迎えてしまい、かなり置いてきぼり感のある読後感でした。とはいえ、徳子やボスやデンカといったキャラクターはみんな魅力的で、読んでいる間はスピード感のある映画を見ているような感覚で非常に楽しめました。
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放射線で汚染された近未来、 6人のロボットの元に何故か国税庁の女性が現れる。 どこかコミカルな要素が絡む荒廃した世界。 どんどんと明かされていく事実。
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ボス達6人はロボットではなく、人間または脳だけ人間で体はロボットの方が物語は面白くなったかも。 徳子さんがぶっ飛び系キャラなので、それに対するツッコミやら戸惑いを表現するにはロボットでは物足りなかった。
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うーん。今一つだった。題材は、面白いものなのであろうが…。 じっくり読めば、もうちょい何かズシリときたかな〰️と思う。が、じっくり読む気にならなかった。
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表紙の折り返しにピックアップして載っていた 〈「間に合ってます」〉 にはクスッとしちゃうけどこんなの序ノ口でしたね ロボットなんだろうけど全然ロボットじゃない 〈ボスは天を仰いだ。〉!!?? ボスが嘘をついてることもあるし… 序盤に『北風と太陽』が挙げられてることから、『錆...
表紙の折り返しにピックアップして載っていた 〈「間に合ってます」〉 にはクスッとしちゃうけどこんなの序ノ口でしたね ロボットなんだろうけど全然ロボットじゃない 〈ボスは天を仰いだ。〉!!?? ボスが嘘をついてることもあるし… 序盤に『北風と太陽』が挙げられてることから、『錆びた太陽』ってもしかして国のこと政府のことを言ってるのかな??と。 ブラックユーモアたっぷりで風刺的。 イラストが何とも不気味で不気味で… 『ネクロポリス』とか『ロミオとロミオは永遠に』の世界観を思い出しがち
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原発事故が起こった世界を舞台にした近未来SF。ボスさんはじめ7人のアンドロイドの元に財護徳子が来ることによって動き出す様々な事件……かな? 恩田さんらしいSF。わりとライト。ただ、湯川博士のセリフにはうわーってなった。今読むとクルなぁ。 ラストの尻すぼみ感はあるけど、なんだか...
原発事故が起こった世界を舞台にした近未来SF。ボスさんはじめ7人のアンドロイドの元に財護徳子が来ることによって動き出す様々な事件……かな? 恩田さんらしいSF。わりとライト。ただ、湯川博士のセリフにはうわーってなった。今読むとクルなぁ。 ラストの尻すぼみ感はあるけど、なんだかそれも舞台を考えたらアリかなって感じ。 面白かったけど、直木賞受賞後第一弾だったと考えたら……蜜蜂と遠雷から読み始めた人にはアレかも?(笑)
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恩田陸のわりには完成度が低い気がする。なぜ徳子が来たのか、他にもはっきりしないまま終わった点が多くない? 題材は面白いと思ったけど…残念な感じ。
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大規模な原発事故により廃墟と化してから100年くらい経った日本を舞台にしたお話 人間とロボットと原発事故で亡くなったはずの人たちがミイラ化したマルピーと呼ばれる方々が繰り広げるお話 人間の主人公である財護徳子。国税庁に勤める彼女とロボットの主人公であるボスの関係性が人と人では...
大規模な原発事故により廃墟と化してから100年くらい経った日本を舞台にしたお話 人間とロボットと原発事故で亡くなったはずの人たちがミイラ化したマルピーと呼ばれる方々が繰り広げるお話 人間の主人公である財護徳子。国税庁に勤める彼女とロボットの主人公であるボスの関係性が人と人ではない独特なモノで、それが結構リアルに描かれてた感じがしました ただ、その財護徳子が、とにかく自分に馴染まず、とてもイライラしながら読み進めました これはある意味作者の狙い通りかも 結びの展開がもう一つ盛り上がらなかったなぁ、よくわからなかったなぁ、と感じました
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これは『沈黙の春』第2号となるのだろうか。恩田さんは宮城県出身。2011年以降原発や復興に対して日本の政府や政治家のとってきた態度に疑問を投げかける。作者の社会に対しての眼光が随所に光る物語。我々は東京オリンピックに浮かれてばかりで、被災者や被災地を忘れてしまってはいないか。
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