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錆びた太陽 の商品レビュー

3.5

84件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2018/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こういうことってあるのかもな、と思いながら読んでしまいました。 タイトルとどういう風につながるのかは、最後まで分かりませんでしたけど。

Posted byブクログ

2018/09/13

爽やかじゃない方の恩田陸ワールド全開。直木賞から読み出した人だと困惑しそう。 と思ってレビュー読んだら、A面の恩田陸しか許せない人達だらけで見事に地獄図。

Posted byブクログ

2018/08/25

読み終わってなんかちょっと物足りないというか? シチュエーションも珍しいあたりでおもしろかったんだけど、もうひと爆発してほしかった(青玉ではなく)。 なんかスピンオフ作品か、別視点からみたら全然違う事件のようすが浮かび上がる!みたいのがあってもおかしくない。 つまり、、、これだけ...

読み終わってなんかちょっと物足りないというか? シチュエーションも珍しいあたりでおもしろかったんだけど、もうひと爆発してほしかった(青玉ではなく)。 なんかスピンオフ作品か、別視点からみたら全然違う事件のようすが浮かび上がる!みたいのがあってもおかしくない。 つまり、、、これだけだとなんかもぞもぞする〜〜〜 ってこと。 個人的にはアルジャーノン推しです。

Posted byブクログ

2018/08/21

原発破壊のため国土の二割が立ち入り禁止となった日本。その地域を管理パトロールするのは「ウルトラ・エイト」と呼ばれるロボットたちだが、ある日そこへ国税庁の女がやってきた。三日間で制限区域の実態調査を行うというのだが、その目的は… 放射能汚染を軸にロボットやゾンビといったSFな世界を...

原発破壊のため国土の二割が立ち入り禁止となった日本。その地域を管理パトロールするのは「ウルトラ・エイト」と呼ばれるロボットたちだが、ある日そこへ国税庁の女がやってきた。三日間で制限区域の実態調査を行うというのだが、その目的は… 放射能汚染を軸にロボットやゾンビといったSFな世界を描きつつ、現実に対する叫びが感じられる話。シリアスに書くとどこまでも暗い話になるところを、ロボットたちのとぼけたキャラや昭和感満載の小ネタ、そして財護徳子の破天荒なキャラで軽い雰囲気になっていて読みやすい。しかし詰め込み過ぎで焦点が合わず、インパクトが足りない気がした。色々と惜しい。

Posted byブクログ

2018/08/19

某舞台の「煤けた太陽」というセリフに似てるから読んでみた。 太陽=ロボットにとっての人間 だけど人間は不安定で自己中で過ちを犯す=錆びた ってことなのかな?

Posted byブクログ

2018/08/05

原発事故で汚染された地域を巡回するロボット集団『ウルトラエイト』。そこに国税庁から20代半ばの財護徳子がやってきた。放射能汚染がまだまだ憂慮されるところになぜこの職員は来たのか? 理由は、世界から見放された日本の著しい財政難を脱却するべく放射能汚染によりゾンビ化した生態からも税金...

原発事故で汚染された地域を巡回するロボット集団『ウルトラエイト』。そこに国税庁から20代半ばの財護徳子がやってきた。放射能汚染がまだまだ憂慮されるところになぜこの職員は来たのか? 理由は、世界から見放された日本の著しい財政難を脱却するべく放射能汚染によりゾンビ化した生態からも税金を取るための調査。 そんな中、もっと恐ろしい計画がこの地域では進行していて、ウルトラエイトと財護徳子がそれを阻止するストーリー。 うーーーーーーーん、正直かなり期待はずれ。 『蜜蜂と遠雷』と同じ作家さんとは思えないくらいの内容でした。 とにかくこの財護徳子の行動が自分勝手で許せない。そして何かにつけて「ゾンビからアンケートを」というチープな目的意識。 本の表紙にある「直木賞受賞後、長編第1作」の文字。確かにそうかもしれないけど…

Posted byブクログ

2018/06/27

ロボットとマルピーと人間と。人外の立場から客観的に人間を見るのは面白い。デンカのオネエキャラは恩田さんならではの雰囲気でノリが好き。

Posted byブクログ

2018/06/20

人間の代わりにロボットが活躍する場も増えてくるのかもしれない。特に、このように人間にとっては過酷な環境の場合など。 ロボットのはずなのに、なんか感情のようなものが芽生えてくるのね〜。自分に向き合うものには感情を顕にしてもらいたいと願っている、そんな気持ちがそのように思わせるのだろ...

人間の代わりにロボットが活躍する場も増えてくるのかもしれない。特に、このように人間にとっては過酷な環境の場合など。 ロボットのはずなのに、なんか感情のようなものが芽生えてくるのね〜。自分に向き合うものには感情を顕にしてもらいたいと願っている、そんな気持ちがそのように思わせるのだろうか? 確かに、目の前の人に反応がないよりは、反発であっても反応されているほうが安心できるものかもしれないね。 いやー、こんな時代がこないことを願う。

Posted byブクログ

2018/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

警告だ、と感じました。 皮肉や嫌味を詰め込んで社会を痛烈に批判しながら「人間」のあり方について考えさせている。 無知の一言で片付けて本当に良いのでしょうか。 「人間を信じるにはあまりにも彼らは前科がありすぎる」という一言が重くのしかかります。 この本は空想物語では言い表せない気がしてなりません。放射線、AI、外交関係。山のように降り積もって行く問題にどれだけの人が顔を向けているのでしょうか。 いつか来るかもしれない最悪の未来が、この物語の中の出来事のようでないことを祈ります。

Posted byブクログ

2018/05/24

原発のことはナイーブな話題だから、それをこんな風に面白い話にするのはやっぱりすごいなあと思った。ボスかっこいい。時々出てくる、開発者のこだわりが面白い。

Posted byブクログ