リバース の商品レビュー
特に男性に読んでいただきたい。友情という正義において、最後に迫られる選択と決意に過去の自分を重ねてしまうような錯覚を覚える魔法の書。その後、自分だったらどうする?興味と恐怖が混じる読後感。
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一気に読んでしまった。結末は、、、 そうだったのか。。 読んでみる価値あり。 ドラマ化したテレビも観よう。
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編集部からのある『お題』に応え、読者の想像を越える衝撃のラストに震える。ミステリー史に残る最後の一行が絶品の、湊かなえさんの最高傑作。 今春の連続ドラマの出来が素晴らしく、早速原作を読破。最後まで事件の真相が分からないなか、絶妙に張られた伏線と最後の一行が強烈なインパクトを残す。...
編集部からのある『お題』に応え、読者の想像を越える衝撃のラストに震える。ミステリー史に残る最後の一行が絶品の、湊かなえさんの最高傑作。 今春の連続ドラマの出来が素晴らしく、早速原作を読破。最後まで事件の真相が分からないなか、絶妙に張られた伏線と最後の一行が強烈なインパクトを残す。ドラマは原作と違うラストになるらしいが、果たしてどんな衝撃を与えてくれるのだろう。
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湊かなえっぽい場面や視点の移り変わり方。久々でおもしろかった。 何より、話の終わり方が衝撃的で頭がついていかなかった。こんな終わらせ方アリなのか……
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帯文:”ついに“あのこと”を話す時がきてしまったのか――。” ”彼の死は、だれのせい?” 目次:第一章、第二章、第三章、第四章、第五章、終章
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『どんなときでも、行動と思いが伴っているわけじゃない。自分の行動がベストじゃないなんてことは、ほとんどの人が自覚してる。 だけど、そうすることによって成り立つ世界もある。気付いていないことは指摘すれば改善されることもある。 だけど、自覚していることを指摘されても、何も変わらな...
『どんなときでも、行動と思いが伴っているわけじゃない。自分の行動がベストじゃないなんてことは、ほとんどの人が自覚してる。 だけど、そうすることによって成り立つ世界もある。気付いていないことは指摘すれば改善されることもある。 だけど、自覚していることを指摘されても、何も変わらない。むしろ、恥をかかされたって、相手を意固地にさせてしまうだけ。』 気付けなかった悔しさが残る作品。 五章の最後に読者への挑戦状があってもいいくらい、良く出来ている。良く出来ているというか、こんなシンプルな伏線はないな。 それにしても、軽くイヤミスだなぁ〜。
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最後にきちんと驚かせてくれるミステリ。伏線はきちんとそこかしこに散りばめられている。自己肯定感の低い人間は思った以上に自分の考えを「〜なはずだ」と考えてしまいがち。自分がそうであったことを久しぶりに思い出させる作品だった。
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いつもの湊かなえさんの作品では、『私は…』『わたしは…』から始まるのに、『深瀬は…』と、第三者からの目線で始まることが新鮮だった。 最後の最後で、そうだったのか、と驚いた。 そんなつもりではなかったはずなのに。
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あー、そうきたか!の結末。 事柄は、外的なことがきっかけになり、要因だったりするのだが、話の流れは、心のなかの迷い、哀しみ、苦しみの暗闇を歩いているようだ。人の抱えるものというのは、そんなにシンプルに善悪、白黒、好き嫌いでスッキリするものではない。それをあらためて痛感させられる物...
あー、そうきたか!の結末。 事柄は、外的なことがきっかけになり、要因だったりするのだが、話の流れは、心のなかの迷い、哀しみ、苦しみの暗闇を歩いているようだ。人の抱えるものというのは、そんなにシンプルに善悪、白黒、好き嫌いでスッキリするものではない。それをあらためて痛感させられる物語である。 そして、どこかスッキリと完結したい、安心したいと望む心を読むかのような結末を見せつけられる。人生はそう簡単にはいかないと。
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