リバース の商品レビュー
ドラマの続きが気になって、先に読んでしまった 面白かったので一気に読んでしまったけど、最後の展開が後味悪すぎで… というのと、飲酒運転でそんな悲劇生まれる?っていうのが何かリアリティないように感じてしまい。 でも確かに自分が友人のことどれだけ知ってるかって微妙だよなーとか考えさせ...
ドラマの続きが気になって、先に読んでしまった 面白かったので一気に読んでしまったけど、最後の展開が後味悪すぎで… というのと、飲酒運転でそんな悲劇生まれる?っていうのが何かリアリティないように感じてしまい。 でも確かに自分が友人のことどれだけ知ってるかって微妙だよなーとか考えさせられる部分もあった。
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純愛大好きな友だちが、TVドラマ版の第1話を観て「めっちゃ良い」と言うので、未読ではありましたが、「湊かなえやからそのままでは行かんよ」と言っておきました。で、読んでみたらやっぱりそのとおり(笑)。 平凡なサラリーマン・深瀬和久の唯一の特技はコーヒーを淹れること。就職時に引っ...
純愛大好きな友だちが、TVドラマ版の第1話を観て「めっちゃ良い」と言うので、未読ではありましたが、「湊かなえやからそのままでは行かんよ」と言っておきました。で、読んでみたらやっぱりそのとおり(笑)。 平凡なサラリーマン・深瀬和久の唯一の特技はコーヒーを淹れること。就職時に引っ越したさいに、新しい町で見つけたコーヒー専門店にかようのが唯一の楽しみ。その店で出会った越智美穂子とつきあいはじめるが、ある日、彼女のもとへ「深瀬和久は人殺しだ」という手紙が届く。大学時代に同じゼミだったほかの3人のもとへも同様の手紙が届いていた。手紙の主は大学時代に深瀬の親友だった広沢由樹が事故死した件について何か知っていると思われる。深瀬は広沢の実家や旧友を訪ね、手紙の主は誰なのか、そしてその真意を突き止めようとするのだが……。 十分に予測できる展開ではありますが、本作は「最後の一行」がお題として与えられ、著者がそこに終着するように書き始めたというのだから面白い。最後は苦笑せざるをえず、「イヤミス」炸裂(笑)。タイトル「リバース」の意味もそういうことかと解説を読んで納得。 それにしても「親友」という言葉は難しい。双方が「親友」と思っている場合はいいけれど、一方通行も多いもの。だから私は使えない、「親友」という言葉。
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2017年34冊目。 中盤から終盤にかけ、序盤に予想していたよりもだいぶ地味な展開に拍子抜けしていたところに、最後の最後の大どんでん返し。 やられた!という感じ。 そこらじゅうに張り巡らされていた何気ない小粒の出来事や設定が、たった一言で、一気につながる快感は鳥肌モノ。 ミステ...
2017年34冊目。 中盤から終盤にかけ、序盤に予想していたよりもだいぶ地味な展開に拍子抜けしていたところに、最後の最後の大どんでん返し。 やられた!という感じ。 そこらじゅうに張り巡らされていた何気ない小粒の出来事や設定が、たった一言で、一気につながる快感は鳥肌モノ。 ミステリー初心者なのだが、ミステリーってこんなに面白いの?!と驚いてしまった。 ドラマの展開がもどかしい人はぜひ本書を読んで、ドラマで伏線の復習を楽しむのも良いだろう。
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主人公の深瀬和久は小さな事務用品販売の会社員。 昔から周りと馴染めないことが多く、人付き合いも苦手。営業成績も全く伸びず、会社で期待されているのは美味しいコーヒーを淹れることだけ。 そんな毎日の中、初めてできた彼女と楽しい日々を過ごしていたが、ある日、その彼女の元に差出人不明の手...
主人公の深瀬和久は小さな事務用品販売の会社員。 昔から周りと馴染めないことが多く、人付き合いも苦手。営業成績も全く伸びず、会社で期待されているのは美味しいコーヒーを淹れることだけ。 そんな毎日の中、初めてできた彼女と楽しい日々を過ごしていたが、ある日、その彼女の元に差出人不明の手紙が届く。 手紙に書かれていたのは「深瀬和久は人殺し」の文字。 思い当たるのは親友を亡くした昔の事件ーいや、事故だった。 当時一緒にいた他の3人のところにもそれぞれ同様の怪文書が届いていて… 事故だったはずだが、あれは事故ではなかったのか。なぜ今になってこんな手紙が送られてきたのか… 最後の最後でまさかの結末! 読んだ瞬間ドキッとしました。 どちらかというと、読後感はスッキリとはいかずモヤモヤが残りましたが… とても面白い本でした。
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三人称で全ての人物が描写され、最後の最後まで騙され続けた。様々な場所に伏線を張り巡らせ、最後の一文で全てをまとめる。一日で読ま終わってしまうほど、引き込まれた作品だった。
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ドラマの結末を待ちきれなくて購入。一気に読みきりました。様々な人の視点から一つの事実、一人の人間の生き方を掘り起こしていく過程に引き込まれました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イヤミスの女王として遺憾なく発揮されたであろう今作。謎もさることながらラストの2行で今後の深瀬の人生が如何に更に生きづらくなるであろうことが決定的となる。それを美穂子に言うのか、それとも言わずに隠して生きていくのか。 ただ、知らなかっただけで――だがそれで自分が広沢を殺したなんて。蕎麦アレルギーだと知っていたら、あの蜂蜜を入れなかったのに。何も知らない、何も知らなかったことから訪れる悲劇。そしてこれからも背負うであろう、十字架。彼は気付いてしまった事実、どう贖いをしていくのか。何も知らなかった頃に戻れない、そんなところで終わるのがまさに読後感が最悪でした。流石、イヤミスの女王。
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すんなりしたお話だったと思ったのに、最後の2行でやられた。 個人的に、終わり方はすごい好き。それでも、救われない気持ちになった。これが湊かなえか……
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201703/いや~、面白かった!ラストはもちろん、心象描写も秀逸で読んでて気が沈む…けどページめくる手はとまらない一冊。湊さんほんとお見事。
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ドラマが始まる前に読もうと思っていたのにすっかり忘れてて焦って読みました。 最後の一行に衝撃。 そういうことだったのかと唖然。 小説とドラマだと内容が結構違うので、ドラマがどうなるのかそれはそれで楽しみ。
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